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立冬に 片付け終えて 日が暮れる 

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 さぬき市地方は気圧の谷や湿った空気の影響で雲が広がっている所があったが、概ね晴れてきた雰囲気。明日の8日は、高気圧に覆われて晴れる見込みらしい。今日の気温は16度から22度と、少し動けば汗が出たほど。湿度は81%から40%。風は1mから5mの西北西の風。

 

 しわく広島での文化祭「ふれ愛まつり」に向けての準備も今日1日だけ。明日の朝には我が家を出る。明後日の9日は朝から会場準備。だから、今日中に展示物を作っておかねばならない。

 

 午前中かかって、ようやく論文集の冊子ができあがった。A4サイズ、120Pの保存版。一般公開はしない非売品。文化祭用の特注品。

 

 関連年表もできあがった。これで、予定していた全ての資料ができあがったことになる。

 

 これらを持って、明日の朝にはここを出る。これだけの展示物が並べられたら完璧だ。

 

 今日は時間的なこともあって、通りすがりのここに入った。東かがわ市落合にある「元匠・東かがわ店」というセミセルフのお店。

 

 ついつい、いつもの口癖で「わかめうどん」と言ってしまって後悔する。これで260円。ワカメと麺がマッチしていて口触りがよくてさっぱりとする。どうにも、油物は苦手だから。

 

 で、お昼からは地区のお坊さんの会合。東讃一組(とうさん・いっそ)の組内会(そないかい)。お坊さんの世界の言葉は難しい。お坊さんのあつまる所を「会所(えしょ)」という。

 

 今日は東かがわ市引田(ひけた)にある善覚寺さんが会所。ここの住職さんが「組長(そちょう)」さん。

 

 お坊さんの「会費」みたいな「僧侶賦課金」の集金とか、?松別院の法要に出勤する当番を決めたり・・・役員を決めたり・・・という会合。

 

 それにしても、朝の日の出が遅くなり、日の入りが早くなったなぁと思えば、今日は早くも「立冬」らしい。立冬は二十四節気の一つで第19番目。初めて冬の気配が現われてくる日ということで、『暦便覧』では、「冬の気立ち始めて、いよいよ冷ゆれば也」と説明している。秋分と冬至の中間で、昼夜の長短を基準に季節を区分する場合、この日から立春の前日までを「冬」というのだそうだ。いよいよ、冬がやってきたのか・・・。

 

 とはいうものの、讃岐路の冬はまだまだ似合わない。讃岐路はこれからが秋本番。

 

 ということで、日もとっぷりと暮れてきたが、まだ、夕方の6時過ぎ。あっという間に1日が終わる。

 

 今日の掲示板はこれ。「秋の紅葉は美しいけれど 光があるから目に映える」というもの。真っ暗な闇夜に紅葉を見ても、紅葉は見えない。真っ白な濃霧の中や朝霧に立ちこめるあさぼらけの中でも紅葉は見られない。そこに闇夜を切り裂くような光が差し込んできたとき、ものごとの姿が現れて輝き、秋の紅葉が浮かび上がる。それこそが真実であり、それこそがまことである。私たちの生きるという誠は美しいけれど、さらに、それを照らし出す「光」があるからこそ、輝いて見えるいのちなのである。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


立冬を 光るハサミで 切り落とす

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 丸亀市地方は、高気圧に覆われて概ね晴れていた。明日の9日は、気圧の谷や湿った空気の影響で、雲が広がりやすい見込みらしい。気温は12度から22度。湿度は68%から48%とやや乾燥気味。風は1mから3mの西北西の風が少し・・・。

 

  もう、冬に入ったはずなのに、なぜか夏の花が・・・。まだまだ、気分的には温かいさぬき路である。ということで、今日は朝から丸亀に向かった。

 

 丸亀市港町、丸亀市魚市場構内にある「喰うかい」というセミセルフのうどん屋さん。ここは魚市場構内だけに、朝の5時から14時近くまでやっているというお店。

 

 ここのおすすめは「牛すじうどん」小の一玉で380円。ごつごつしたような牛肉だけれど、そんなには硬くはない。これを食べて、近くのスーパーで食材を買って・・・。

 

 丸亀港にやってきた。ここに飾り付けられていた瀬戸芸の大きな垂れ幕も横断幕もきれいに撤去されていて、ありきたりの普通の待合所に戻っていた。あの喧噪がうそのような静けさだ。

 

 で、11時10分の高速艇で丸亀港を出港してしわく広島に向かう。海上およそ15分。11時半近くに広島の江の浦港に着いた。

 

 これが「しわく富士」と呼んでいる「王頭山」。ぐるりと島を一周してきたが、特筆するような物は何一つない。この島だけの人口は315人の193世帯。手島・小手島をふくめても404人の244世帯。私がこの島にやってきた20年前の半分になっている。

 

 今日は予定がないので、庭木の剪定をやってみた。放っておくと伸び放題の林になってしまいそう。だから、毎年、秋にはこうして剪定をやってさっぱりとしておくのだが、かえって樹木は大きく伸びるような気がする。

 

 そこへ自治会長さんがやってきて、「福武財団の報告を事務局長のセンター長に話してほしい」というので、それもそうかなぁということで、コミュニセンターに行ってきた。

 

 で、先日に小豆島での福武財団の報告会の様子をお話してきた。これからの助成のあり方とか、研究精度の高め方とか、活動する姿勢の問題とか・・・。

 

 そこで、またまた、お仕事を何点かいただいてきた。

 

 今、島ではこの「つわぶき:石蕗」の花が満開。島はまだまだ、温かそう・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。「相手を鬼と見る人は 自分もまた鬼である」という曽我量深先生の言葉。自分にとって不利益な相手を「鬼」と見てしまった途端、私はその人を「人」と見なしていないのだと思う。それだから、その不利益な相手を「退治」し「成敗」しても良いこととしてしまいがちになってしまう。そう思った瞬間に、心の行いとしての(意業)では、私は恐ろしい形相でその相手を八つ裂きにしてしまうことだろう。もう、それは「鬼」そのものに違いありない。では反対に、相手を「ほとけ」と見たのならどうなるのだろうか。「相手を仏と見る人は 自分もまた仏である」。これが、私が唯一救われてゆく道筋なのだろうけれど、果たして、そう、うまくゆくものだろうか・・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。

見上げれば 皇帝ダリアの 大あくび

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 丸亀市地方は高気圧に覆われて沿岸部を中心に晴れていたが、午前中は気圧の谷の影響で雲の広がっている時間帯もあった。明日の10日は前線が通過するため雲が広がり、雨や雷雨となる見込みとか・・・。今日の気温は12度から19度。湿度は86%から61%。風は1mから2mの東南東の風が少し。

 

 いつもの5時半起き・・・。まだ、外は真っ暗。なんだかこわい夢を見たもので、そのまま、起きた。大きなアカウミガメを我が家のお風呂で飼っていて、キャベツ200個をエサとして食事に食べさせるとかで大騒動している夢だった。

 

 朝の8時から、広島小中学校の体育館に集合して、ふれ愛まつりという文化祭の準備。こちらは「舞台班」。体育館だからここにはステージがない。だから、それを組み立て式の部材を並べて組み上げていって舞台を作る。緞帳も後ろの背景も、何から何まで手作りで作り上げてゆく。

 

 一方、こちらは「展示係」これも部材を組み立てて展示スペースを作り上げてゆく。

 

 ステージや展示スペースができあがった頃、手の空いた人たちは運動場に出て・・・。

 

 バザー用の「テント係」となる。運動会やふれあいまつりなどでテントをくむからか、みんなの手際がいい。

 

 女性陣による「装飾係」はお生花を活けて、会場を華やかに盛り上げる。この頃になると、ぼつぼつと手芸作品や絵手紙クラブなどの作品の展示が進んでいる。私のコーナーも展示ができている。

 

 12時前には一応の作業が終わって解散。

 

 今日のお昼は「しわくかま玉うどん」単に「おうどんに生卵を落として出汁醤油を掛け回しただけのもの。それを海図上の塩飽諸島に置けば「しわくかま玉うどん」。食後にも庭木の剪定をしばらくやってみた。

 

 午後からは展示の再確認のためにやってきた。で、展示のお手伝いをやったり荷物運びを手伝ったり・・・。

 

 そのお仕事が一段落したら、庭木の剪定の続きをやってみた。しかしのかかし、この、剪定枝を、どうすべきかが問題になってきた。燃やすには早いし、どこかに運ぶのも面倒だし・・・。

 

 思案をしながら、裏庭を眺めていたら、甘柿が熟しているのに気がついた。これはお土産に持ってかえらねば・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。「過去を自慢するのは進歩の止まった証拠」というもの。颯蛇怒尊者(さっだどそんじゃ)」の言葉とか。五百羅漢の中の一人らしい。詳しいことはわからない。また、過去を自慢するのは進歩の止まった証拠になるのかどうかもわからない。それだけでもないような気がするし・・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。

つわぶきに 明日の装いを 聞いてみる

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 丸亀市地方は、前線や寒気の影響で雲が広がり、夕方を中心に雨が降り雷を伴う所があった。特に夕方にはものすごい雨にもなった。明日の11日は、冬型の気圧配置となるため、雲が広がりやすい見込みらしい。今日の気温は16度から22度。湿度は65%から83%。風は1mから3mの北の風になった。

 

 今朝も、中学校の同窓会で訳のわからない友人に責め立てられる夢を見て、午前5時過ぎに起こされた。仕方なく・・・そのまんま起きてしまったので、今頃になって眠たい・・・。

 

 これが、島の家の「暁光庵」の扁額。だいぶ、ほこりが積もってきたかなぁと思う時期。

 

 午前八時になったので、文化祭の会場に行ってみた。すると早くもたくさんの車が・・・。バザーというか模擬店の島の女性陣が勢揃い。おうどん・お寿司・焼き鳥・お酒やビール・おでん・天ぷら・・・など、集落ごとにさまざまなメニューを用意している。

 

 わたしには、バザー券として、お寿司とおうどんの二枚の券が渡された。展示関係者ということだろうか・・・。

 

 こんなもの。この上側がお寿司の引換券。お寿司はいなり寿司や巻き寿司のセット。

 

 で、こういうおうどん。こういうのが、不思議とおいしく感じる。本当は冷凍うどんを使っているのでおいしくないはずなんだが、「みんなで食べればおいしいうどん」になってしまう。

 

 この島の文化祭は、こういう作品展示と、舞台演技がメインになっている。

 

 島のおばさまたちの手芸作品とか、島を訪れた学生さんたちの作品とか、ホットサンダルという東京の美大生の残した作品とかが展示されている展示コーナー。わたしの研究成果もここに展示されている。

 

 こういうものは、案外と理解されない。島に生活していても、案外と「英国士官レキの墓」というても、島の人は興味を示さない。歴史・・・というものには興味がないらしい。むしろ、島外から来られた人が、「これはなんですか」と質問してくださった。

  

  一方、舞台演技のほうは、詩吟とか日舞とか・・・。こういう人たちも、島外から「発表の場」を求めて、各地を訪問しているらしい・・・。

 

 この人たちは、フランスのギタリストの「ヤン&スタン」さん。ジャズライブ・・・ということで。一時間近くの演奏会になった。

 

 さすがに、名演奏とはいえ、一時間もギター演奏を聴いていると、頭の中が沸騰するような気がした・・・。

 

 わたしのコーナーを熱心に観てくれて居るなぁと思ったら・・・小学生の女の子だった。もしもし、漢字が読めるのかなぁ・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。「見てくればかりを気にしても 人の値打ちは中身で決まる」というもの。原典を探してみたけれどわからない。確かに、若いうちはみてくればかりを気にして上方を変えてみたり、服装をいろいろと変えてみたりしたけれど、所詮は中身の問題だなぁと諦めたことがあった。しかしのかかし、中身を変えようとしても変わることがないのだから、やはり、見てくればかりを気にせざるを得ないというのも事実なんだなぁ・・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。

北風が 吹いて日記の 文字が増え

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 さぬき市地方は、冬型の気圧配置となっており、瀬戸内側を中心に雲が広がり、弱い雨の降っている時間帯もあった。明日の12日は、引き続き冬型の気圧配置となるため、雲が広がりやすい見込みとか。今日の気温は14度から17度、湿度は87%から62%。風が強くて3mから7mの西の風がビュービューと・・・。いきなり、冬に飛び込んだよう。

 

 それも、午前中は雲も切れて青空がのぞいたりしていて・・・。ま、空気は冷たくて手袋が欲しいと思ったくらい。

 

 今日は、一ヶ月ぶりに県立病院での予約診察日。今日は胸部の一般撮影と心臓の超音波検査と担当ドクターの一般診察。ま、予定通りの普通の診察。どこがどうだから・・ということではない。

 

 ただ、この二ヶ月で、体重が4キロも増えて66キロになっていること、尿酸値が高くなっているので要注意、肝臓の数値が高いので飲酒は控えること・・・とのお達しが。

 

 この夏場は暑すぎて、冷房の効いた書斎というか事務室にこもって引き籠もり状態だったから、運動不足になったもの。それで体重も増えた。そこで、運動をしなさいと言われても、急に寒くなったので、またも肺炎になっても困るのことだし。

 

 で、病院を出たのが12時前。普通、食堂やらレストランやら、讃岐うどんのお店は当然に混み合う時間帯。比較的、お客の少ない、このお店に入った。

 

 東かがわ市引田(ひけた)にある「手打ちうどん宮川」というプチ・セルフうどんのお店。プチ・セルフというのは、セルフらしいけれど、一般店なみのおうどんが出るお店。自分で、テボで麺を温めたりはしない。

 

 今日のおうどんはこれ。「巣ごもりうどん小の温いん」(560)+野菜サラダ(100)で、合計660円。セルフのお店にしてはお値段が張るメニュー。「巣ごもり」というのは、鳥の巣のような卵料理。野菜などを細かく切って鳥の巣に見立て、そこに卵焼きを置くもの。

 

 これが、案外というか、しっかりとおいしいのだ。個人的な感想なんだけれど。山芋が入っているんだろうか、とろりとしていて、麺の舌触りがなんともいえない。お出汁もぴったりとからみあっている。

 

 言うと言わないと、確かに島の二日間は肉体的に、精神的に疲れたなぁと思う。やらねばならぬ、やらねばならぬ・・・の気分的な戦い。庭木の剪定にしろ、文化祭の展示にしろ、会場にいるだけで疲れてしまうと言う精神的な負担・・・。

 

 今日は、ぐうたらをして、午後からは、年賀状用の住所録ソフトを整備していた。今まで愛用してきた「筆自慢」というソフトのデータが壊れ始めて来た。ウィンドウズ95から愛用してきたが、さすがに、最近のOSでは動作しなくなってきた。だましだまし、使ってきたのだけれど・・。

 

 で、「はがき作家あてな7」というフリーソフトをダウンロードして、インストールしたのだけれど、ここに、前の「筆自慢」のデータを移送できない。それじゃダメじゃん、春風亭昇太。

 

 最初から、手打ちでデータ入力するのも面倒だし・・・。何かいい方法がないものかと、思案している今日だった。

 

 今日の掲示板はこれ。「今今と今という間に今ぞ無く 今という間に今ぞ過ぎゆく」というもの。道歌というものらしい・・・。「今」と言った瞬間、考えた瞬間には、「今」という時間は「過去」のものとなってしまう。昨日、一昨日、一ヶ月前、一年前……どれだけ振り返ってみても、永遠に「今」という時間を経験しなかった「時」はない。「歴史」は、永遠につづく「今」の連続であり、それが「次の時代」を作りあげてきたとも言える。が、しかし、「歴史」は、一面その時その時、必死に生きた人たちの「歴史」であり、そこには膨大な失敗の積み重ねと、一握りの成功がある。そして、さまざまな人間の生きざまがある。そのことに思いを馳せると、「今」を生きている人、そして「これから」を生きる人の教訓は、すべて「歴史」から汲み取ることができるといっても過言ではないと思う。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。

来る冬に 背を押されつつ 今日を終え 

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 さぬき市地方は、冬型の気圧配置が緩んでおり、概ね晴れてはいたが、寒気の影響で午後から雲が広がってきた。明日の13日は、冬型の気圧配置となるため、午前中を中心に雲が広がりやすい見込みだが、概ね晴れるらしい。今日の気温は8度から13度と日中になっても気温は上がらず、肌寒い一日になった。湿度は78%から66%。風は3mから5mの西北西の風が・・・。

 

 朝の間はきれいに晴れていたので、さぬき市南部へドライブに出掛けた。それにしても空気が冷たくなってきたなぁと感じる今日このごろ。

 

 我が家から南へ南へと進むと、東かがわ市五名(ごみょう)という集落に出る。そこから国道377号線を西に進むと、再び、さぬき市兼割という地区に出る。

 

 もう、何度も来ているのだが、四国霊場八十八番札所の大窪寺。このあたりでは随一の紅葉の名所。だから、大きなカメラを担いだ人たちも大勢集まってきている。

 

 それにデイサービスセンターの人たちとかも紅葉見物にやってきている。その上にお遍路さんも多くなった。

 

 それだし、数日前にはまだ落ち葉も落ちていなかった境内の大銀杏が、すっかりとはだかになってしまっていた。

 

 昨日の大風で吹き飛ばされてしまったらしい・・・。なんとも自然のありようはすさまじい。

 

 しかしのかかし、イチョウの木にしてみれば、いらなくなった葉っぱを落とすのも自然。自分の体を守るためには,偉大なる営みの姿なのかも・・・。

 

 ということで、今日のお昼はここになった。大窪寺門前にある「八十八庵:やそばあん」というお土産屋さん。ここは、半分がお土産もの売り場で、半分がおうどん屋さん。

 

 ここにもいろいろなメニューのおうどんがあるのだが、今日はこういうおうどん。確か、前回もこういうおうどんだった。八十八庵名物の「打ち込みうどん」。野菜と豚肉を煮込んだ田舎風のおうどんで、800円。

 

 これを、おわんに移して食べるというシステム。これが、秋から春にかけてはおいしいと思うおうどん。いや、夏場でもこれを汗を流しながら食べてもおいしい・・・。

 

 午後からは、年賀状用の宛名書きソフトのデータ入力と補正をやっていた。今までは350件近いデーターを持っていて、年賀状は150枚程度に絞っていたもの。今年からは母のさっちゃんがいなくなったもので、80件近いデータを削除した。だんだんと、さみしくなるなぁと思ったことだった。

 

 今日の掲示板はこれ。荒了寛さんの「ほんとに忙しい人は忙しいなんて云わないものだよ」というもの。そう、布教の先生に言われたことを思い出す。でも、わたしにすれば、かなり、けっこう、忙しかったりしたのだけれど。先生は、このわたしを観ていないからそう、言えるんだろうと、先生の言葉を苦々しく思ったことがある。でも、本当に、忙しい人は忙しいなんて云わないものなんだろうか・・・。忙しい・・というのは言い訳なんだろうか。わたしは忙しいを連発しながら、この、混沌とした時代を生き抜いていくのだろうと思っている。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。

さざんかに 明日の予定を 確かめる

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 丸亀地方は、冬型の気圧配置が緩み、概ね晴れていた。明日の14日は、高気圧に覆われて晴れるけれど、夕方からは南から湿った空気が入るため雲が広がる見込みとか。今日の気温は10度から14度、湿度は78%から58%。肌寒いという朝ではなかったし、日中も寒いとは感じなかった。風は2mから3mの北西の風が少し・・・。

 

 ジャパンポスト(旧郵便局)から「お荷物が届いていますが不在でした・・」という連絡票が入っていたので、午前中に届けて欲しいという返事をしたが、やってきたのは11時過ぎだった。それまでの待ち時間の長いこと・・・。

 

 私は一刻も早く、しわく広島に帰りたいのに、奥方のけいこばぁのお友達がやってくるというので待っていた。けいこばぁの和裁教室のファッションショーがあったらしくて、そのビデオを、プロジェクターでスクリーンに映せるかどうか・・ということだった。

 

 それはそれで解決したのだけれど、来週の21日、再来週の28日に、その映写会をやるので、お手伝いをしてくださいな・・というお仕事が入った。その打ち合わせやなんだかんだでお昼になった・・・。

 

 で、私はご婦人たちとお別れして旅支度。その途中でここに寄った。さぬき市長尾東の「笠堂や」というプチセルフのお店。

 

 ここに来たら、これだなぁ・・という「梅わかうんどん小」で、320円だったか・・・。わかめうどんの上に梅干しが載っているというおうどん。フリートッピングで、少しばかり天かすを載せてみた。これは余分だった。わかめのぬるぬる感と、梅干しの酸っぱ加減がなんともいえず、不思議な感触だ。天かすは全くの余分だった・・・。

 

 ということで、丸亀港に着いたのは14時半。その近くのスーパーで缶ビールや日本酒、食材などを仕入れて、15時10分のフェリー・しわく丸に乗ってしわく広島に帰る。

 

 今回は、「島案内人」というプロジェクトが立ち上げられて、島のご婦人たちが島の歴史や料理や民話やらを発掘して島興しをしようと活動するらしい。今回はその「事前研修」ということで、明日は「粟島」に行くのだという。私もそのプロジェクトに講師ということで参加する。

 

 私の愛用のタブレット端末のスケジュール表は予定が一杯になってきている。さすがに秋は多忙だなぁと実感したことだった。大きな声では言えないけれど、小さな声では聞こえない・・・。

 「実は・・・所属寺院の報恩講にも出勤できない」という事態にまで追い込まれてしまっている。これでは本末転倒なんだけれど・・・どうしようもなくなってきた。お寺も大事、島もまた大切・・・という大きなジレンマの中に立たされている・・・。

 

 それはそれとして、明日は「粟島」という三豊市沖にある島に行くものだから、「お弁当」が必要なのだと、夕方に担当のおねえさんが伝言に来てくれた・・・。「じぇじぇじぇ・・・」。いきなり、お弁当と言われても・・・。仕方がないから、「おむすび」に缶ビールに卵焼きでも用意して持って行く事にしようか。カップ酒もあることだけれど、確か、島の酒屋さんには冷えたビールもあったはず。

 

 明日は、その粟島で有名な「ブイブイ人形」を作る「松田悦子さん」を尋ねるらしい。島の有名人なのである。

 

 これは、漁業で使う浮き球を使った人形。ブイを二個つかうので、「ブイブイ人形」。

 

 この上段右端の赤いエプロンのおばさまが、その松田さん。明日はこのおねえさんに逢いに行くのらしい。詳しい話は聞いていないのだけれど。

 

 今日の掲示板はこれ。「奪うから奪われる 傷つけるから傷つけられる」というもの。因果応報ってやつですね。

http://www.youtube.com/watch?v=L9gAPLkacrs

 

じゃぁ、また、明日、逢えるといいね。

旅に出て 生きる苦悩に 満ちる秋

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 中讃地方は高気圧に覆われて概ね晴れていた。時折、雲がかかったが、さほど気にはならなかった。明日の15日は、気圧の谷や湿った空気の影響で、朝まで雨が降るらしいが、その後は高気圧に覆われるため次第に晴れてくる見込みらしい。

 

 今日の気温は今年最低の5度から16度。湿度は72%から52%。風は1mから2mの北北西の風が少し。

 

 今日は、しわく広島の「島案内人プロジェクト」の「島外研修会」で、三豊市詫間町沖にある「粟島」訪問の日。朝の7時からおむすびなどのお弁当を作っての準備をして、10時過ぎに江の浦港に集合して、この、チャーター船に乗って、粟島に向かう。

 

 こういう感じで、男女混合で30名ほどの団体さん。男性が案外と多いのにびっくりした。そもそもの出発点を知らないのだけれど、「島を案内するボランティア・ガイド」を養成する講座・・・という風に聞いてはいたのだけれど、高齢の男性が多いのに「あれれ・・」と思ったわけだ。

 

 粟島は三豊市詫間町粟島ということで、ごらんのように、三つの島が砂州でつながって、プロペラ型になっている島である。

 

 島には、こうした、漁業用のウキを使った「ブイブイ人形」があちこちに置いてある。

 

  船乗りの島にふさわしくスクリューの形をしており、かつては北前船の寄港地として栄えた。明治30年設立の国立粟島海員学校は、日本で最初に村立(当初)で開設され、海運業界に多くの人材を送り出してきたが、昭和62年廃校となり、90年余の長い歴史に幕を閉じた。その跡地は、粟島海洋記念公園に新しく生まれかわり、島のシンボルとなっている。

 

 面積は3.68平方km 、周囲は16.5km。世帯数はおよそ190世帯、人口は330人。戦後は3000人がいたというからすっかりと過疎の島になり、数年前には子供の数はゼロとなって、小学校も中学校も保育園も休校のまま。うちのしわく広島と似たような数字。

 

 上のマップの左上にある「西浜」という地区まで歩いて行って、そこにある古民家をリフォームしたカフェが会場となった。ここで講演会やら討論会が行われた。

 

 こういう感じで、狭いカフェの中での講義と質疑応答。廻船問屋で栄えた島、外国航路などの船員生活で蓄えた資財と潤沢な年金生活の優雅な島の生活。そこにユータン・アイターンの若者の入る隙間はない。それでも、若者を呼び込まなければ過疎化する一方の島の生活。立ち上がる若者と、立ちふさがる島の老人たち。葛藤の中で、この島をどうしてゆくのか・・・という激しい論議。

 

 みなさんは、そこでカフェのご馳走をいただきながら討議を重ねていたが、私はお弁当を用意してきたので、静かな粟島の海を見ながらのランチ。

 

 今はもう、誰もいない・・・海。これを独り占めしてのお弁当。そして・・・昼ビール・・・。

 

 次は、今月末近くの29日の講演会。「しわく広島と咸臨丸。そして、英国士官レキの墓」という贅沢な講演会。なかなかにこのメンバーは手強そう。私もしっかりと「理論武装」しておかなければ・・・。それだし、パワーポイント資料もしっかりと点検しておかなければ・・・。

 

 帰りに立ち寄った、旧粟島小学校。ここも瀬戸芸の会場になっていたようで、その作品とか、ゴミとかが、そのまま残されているのには驚いた。島の人がそうして欲しいというたのだろうか。なんとも無残な光景だった。それが少し残念だなぁと思った。

 

 今日の掲示板はこれ。「掃けば散り 払えばまたもちり積もる 人の心も庭の落ち葉も」というもの。僧侶にとって、庭の落ち葉を掃くことは、自分の心を掃き浄めることに通じるという。釈尊の弟子に、シュリハンドクという者がいた。ものを覚えるのが苦手で、一説には、自分の名前さえ忘れたという。そんな彼に、釈尊は「きれいにしましょう(塵を払わん、垢を除かん)」と教えたという。シュリハンドクは、ひたすら庭掃除に励んだことであるj。ある時彼は、庭掃除が、自分の心の掃除に通じることを悟るのである。

 

 心にも庭にも、落ち葉は、あとからあとから降り積もるもの。日々勤めねばならない。色づく葉は、葉緑素も壊れ、いわば、人生最後の時期に当たる。最後、見事に色づいて、人々を感動させる。そして、落ち葉となっても、やがて土壌の養分となり、新たないのちを生み出す。われわれ人間も、学ぶべき姿ではないであろうか。紅葉目当てのお寺参りも、立派な報恩感謝であると思う今日このごろである。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


赤い手が ぬっと出ている もみじ苑

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 四国地方は、気圧の谷や湿った空気の影響で雲が広がり、雨の降っている所があった。丸亀市は明け方には大雨になっていたが、朝方になって小雨になった。気温は12度から17度、湿度は92%から64%。風は1mから3mの北北西の風が・・・。午後からは雨も上がって青空も顔を出した。明日の16日は、高気圧に覆われるため、概ね晴れる見込みらしい。

 

 明け方、午前三時から四時にかけては激しい雨音で起こされた。その音も午前六時前になって落ち着いてきた。とにかく、帰らねば・・・ということで、八時半のフェリーに乗って島を出た。このころには小雨状態。

 

 その足で、多度津町立資料館に立ち寄って、お友達の書いた本を買った。塩飽本島の観光案内所に行けばいいのだが、あいにくと船便がよくないので、ここに来れば在庫があると聞いていたもので立ち寄った。

 

 フェイスブック友人の吉田幸男さんの第二作目「塩飽史」。この終わりのほうに、ちょっぴりと「英国士官レキの墓」についての記述があるというので購入した。2、625円だった。お値段するだけあって、404ページの大作だった。手にしてもずしりと重い。ちらりと目を通したら、「イギリス士官レキ研究会」に買ってもらおうか。

 

 それにしても、よく、これだけのものを書き溜めたものだ。まさに「塩飽史」集大成版という感じ。それだし、これだけの本を作って世に出すということは、よほどのお金がかかっただろうに・・・と、俗っぽい心配ばかりしてしまう。

 

 多度津町から丸亀市に戻って、飯山町、綾歌町を経由して綾川町へ。そして、そこにあった、「本格手打ちうどんセルフ はゆか」に入った。ここも県外ナンバーが多いお店。

 

 毎度毎度のわかめうどんでもあるまいし・・ということで、今日は、この「肉うどん 400円」にした。これは、小(一玉)でのお値段。

 

 ここの麺は太くて硬い印象。ごつごつしているという感触。田舎のうどんという雰囲気。お出汁は肉汁がしみだしていておいしいと思った。

 

 吉田さんの著作を斜め読みしての感想だけれど、確かに塩飽本島のどなたかが言うとったように、「先に活字にされてしまったなぁ・・」という気分はぬぐえない。うちの研究も、来年春の活動発表だから、その先に活字にされたなぁ・・という空気はやっぱりある。やっぱり、あるが、先輩の書いた歴史を破った・・・という罪悪感は払しょくできた。

 

 「先輩学者の書いた歴史が間違っていましたよ」という勇気は私にはなくて、どうしたものだか、どうやって、あいさつに行けばいいものかと、会長ともども心配していたけれど、先に、「こういうことでしたよ」と、風評を流しておいてくれれば、わたしどもは大手を振って、「レキの墓の真実はこうですよ〜」ということはできる。吉田さんを防波堤にすればいい・・(笑い)。

 

 ま、それ以外に、レキ士官その人にはなにも触れていないのがいい。ジョン艦長のその後にも触れていないし、レキ士官がなんで死んだのかも知らないのもいい。そう。私たちがより多くの秘密を握っているのだからして・・・(ニヤリ)。

 

 昨日は海の勉強会。きょうは移動日で、明日は山の勉強会。明日は四国霊場88番札所・大窪寺での「おへんろつかさ」の第四回目の講義日。大窪寺の大師堂内での講義が3時間・・・。冷たそう・・・。

 

 山は次第に冬めいてきて、肌を過ぎる空気も冷たくなってきた。11月も半ばを過ぎて折り返し地点に入った。今月もあっという間に終わってしまいそう・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。「人の欠点に気がつくのは 同じものが私の心にもあるから」というもの。似たような言葉に「おまえは、他人のなかにある自分と同じ欠点をむち打とうとするのか。」という、シェイクスピアの言葉がある。他人の欠点はよく目につくものだが、自分にも同じような欠点があるのだから、少し大目にみてあげてはいかがなものか。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。

カメラ手に 落ち葉踏みしめ 遍路道

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 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていた。気温は8度から18度、湿度は64%から50%。日中は暖かい小春日和になった。風は2mから3mの南南西の風。明日の17日は、午前中は晴れるらしいが、午後は前線が通過するため雲が広がりやすく、昼過ぎから夕方にかけて雨の降る所がある見込みとか。

 

 今日はさぬき市南部、多和兼割という地区にある「四国霊場88番札所・大窪寺」に向かった。今日は紅葉見物でもお参りでもなくてお勉強。さぬき市観光協会がやっている「おへんろつかさ」という観光アテンダント、ボランティアガイド養成講座を受講するため。

 

 会場は、このお大師堂だが、ここに入るにはどうしたらいいのか。思案していると、「おへんろつかさの会」の制服を着た人が、「こっち、こっち」と誘導してくれた。

 

 実は、お大師堂の地下にある、この、「お砂踏み場」から入るのだ。今日は拝観料の500円は不要。

 

 「お砂踏場」と言うても、実際に砂は置いていない。単に、四国霊場88ヶ所の本尊とか、お真言を書いたお軸が並んでいるに過ぎない。ただ、お仕事や体の調子の悪い人は、ここにお参りすれば、お四国を回ったことになるらしい。

 

 そのお大師堂の中に、座布団を並べて、臨時の講義室が作られた。右側が内陣。左手が参拝口。地下のお砂踏場から上がってきて、この紅い敷物の上でお参りをして、向こう側から元の砂踏場に降りる・・・という構造になっている。

 

 で、1コマ目は、この藤井洋一先生の「さぬきのへんろみち」についての講義。遍路道の変遷や丁石、お接待や納め札、山伏や六十六部衆の足跡という民俗学的見地からの研究発表があった。

 

 二コマ目は、大窪寺住職の槙野恵純師から、大窪寺の縁起、本尊、寺宝などについての講義。朴訥として話される中に、科学的にものごとを説明してくれて、時には大笑いしながらの講義になった。「結縁灌頂:けちえんかんじょう」という真言宗の儀式なども、おもしろおかしく説明されて(本人はまじめに話しているのだが)、実に、ありがたく、おかしく思ったものだった。

 

 三コマ目は、「おへんろつかさの会」の先輩から、ガイドの手順、方法、コツなどを含めて、境内の案内と説明。お寺のどこをガイドするか、何をメインに説明するか・・・など、場所、場所で説明してくれる。

 

 お遍路さんの必需品の「金剛杖」の意味、つきかた、お遍路が終わった後の処理の仕方など・・・。

 

 今日は晴天の土曜日ともあってか、お遍路さんの姿も多くて、その上に紅葉見物のカメラマンがものすごく多い。その混雑する境内を縫うようにしてのガイド研修。「お釈迦さんはどこで生まれたん?」「お釈迦さんが悟ったのは何の木の下?」「お釈迦さんが亡くなったのは何の木の下?」試験されているような質問攻めをしながら、要所要所の解説と、案内・・・。

 

 この研修会も、今日で四回目。もう、前回で勉強したことは忘れてしまっている。坊さんになるときに勉強した宗教要論とか、仏教概論とかで習ったこともとっくの昔に忘却の彼方・・・。今日、習ったことも、三日もすれば思い出せないに違いない・・・。

 

 ま、この研修を受けて終わっても、ボランティアガイドになるのも、ならないのも自由なので、そんなにたいしたことではないが、せっかくの機会だから、しっかりとお勉強しなければならないとは思うのだが・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。「この一年 悔いなしと散る 落ち葉かな」というもの。花には花の役割があり、葉っぱには葉っぱの役目がある。冬が近くなると、広葉樹などは広い葉っぱでは水分を発散させるので木が弱るために葉っぱを切り落とす。また、光合成能力の落ちてきた葉っぱでも植物は弱る。そこで葉っぱを捨ててしまう。紅葉はその前段階で変色するものらしい・・・。紅葉も落葉もお仕事を終えた葉っぱを切り離すことでおきる自然現象。これを悲しいと見るか、寂しいと見るかは人間様のこころのありようだけ・・・。それよりも何よりも、このわたしの一年は悔いのない一年であったのかと問うてみる時期も迫ってきたようだ。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。

もみじ葉に 託す辞世の うらおもて

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 四国地方は、高気圧に覆われて概ね晴れていたが、寒冷前線の接近により、西部から雲が広がってきて、夕方からは小雨になった。今日の気温は7度から18度、湿度は65%から42%と乾燥気味。風は2mから3mの南の風が少し。明日の18日は、気圧の谷や寒気の影響で雲が広がりやすく、昼前から雨の降る所があるらしい。

 

 午前中は秋晴れの心地よい気候になったもので、お布団を干した。お布団を干すのは、主夫になりきっているわたしの役目である。

 

 で、ついでに窓を開け放して二階の大掃除もやっておく。わたしはこの掃除機が大嫌いで、いつもはほうきで掃除をするのだが、奥方はこれが気に入らない。埃が舞い上がるだけだ・・と叱られる。だが、掃除機のあの騒音がたまらない。

 

 でも、ほうきで掃除をすると、けっこうな量のわたぼこりや虫の死骸や髪の毛の抜け毛などが集められる。掃除機だとその成果がわからない。

 

 で、ようやくにおこたを出してきた。これで冬になっても安心だ。

 

 あたりはすっかりと晩秋の風情から初冬への模様替え。空気も空の色にも太陽の光にも初冬という雰囲気が感じられる。

 

 今日は町内にある「そらいけ」という一般店でのお昼になった。「そらいけ」というのは、この店主のおうちの「屋号」なんだそうだ。

 

 で、今日は冬らしく「しっぽくうどん」の小というか「並」で、380円だったか・・・。ここの麺はしっかりとしているなぁと思う、ゆで不足じゃないのか・・と思うような食感。ごつごつとして硬い感じ・・・。

 

 午後からは、ホームページの更新作業。11月分、12月分の行事予定の更新と、早くも来年1月の行事予定表の作成。早くも来年の準備とは・・・。

http://www3.ocn.ne.jp/~h-kimm/sub1.html

 

 今日、娘から、娘家族と一緒に、年末に鹿児島から屋久島に行く旅のプランが届いた。12月の22日から28日まで、およそ1週間の旅・・・。ということは、12月の一週間を繰り上げないと慌ただしい。年賀状とか、本山へのレポート提出とか、レキ墓研究会の資料作成とか・・・。そういうものを早めに消化しておかないと間に合わない・・・。

 

 のんびりと遊んでいるように見える野猿の一団だが、彼らだって、迫ってくる冬に向かっての準備は怠りなくやっているはず。そうでないと、鍋釜持たない生活だから、それだし、預金もカードも持っていないのだから、厳しい冬支度も大変だと思うのだが・・・。

 

 そんなこんなで、秋の日はバタバタと暮れてしまうのだった・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。この時期には決まって出てくる言葉。「裏をみせ おもてをみせて 散るもみじ」という良寛さんの言葉とされている。良寛の晩年の楽しみは、彼を師と慕う貞心尼との歌のやりとりだったという。良寛危篤の知らせを受けた貞心尼は急ぎ駆けつける。臨終までの一週間、心を尽くして良寛の世話をした。その間、二人は歌を詠み交わした。

 

 良寛は自分の作ではないが今の心境をあらわしているとして句を詠んだものがこれ。自分をひらひらと裏も表も見せて散っていく紅葉に例えている。死に行く自分のことでもあり、「裏を見せ表を見せ」というのは四十歳年下の貞心尼に自分の裏も表も何一つ隠さず見せてきたことをいっているのであろう。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。

柿の実を 抱いた野猿の 徒競走

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 さぬき市地方は、午前中は晴れている所もあったが、午後からは気圧の谷や寒気の影で、雲が広がり雨が降っている。気温は7度から14度、湿度は65%から59%。明日の19日は、引き続き気圧の谷や寒気の影響で雲が広がりやすく、明け方まで雨の降る所があるらしい。

 

 最近は運動不足だし、今日は天気も良さそうだし・・・ということで、久々の散歩に出掛けた。胸らはコンデジ、肩にはデジイチをぶら下げて・・・。

 

 我が家から南に進むと、この県営大川ダムがある。津田川はさぬき市と東かがわ市の市境笠ヶ峰に源を発し、さぬき市大川町を北に流れ、さらに爛川、古川、栴檀川を合流し、さぬき市津田で瀬戸内海に注ぐ流域面積 43.7km2、流路延長 15.0kmの二級河川。 大川ダムは、津田川総合開発事業の一環として、津田川流域の治水安全度の向上や流域における水不足の解消のために昭和38年度に完成した。わたしが中学三年の時だった。着工したのは昭和34年、まだ、小学5年生の頃だったような記憶が残る。

 

 ダムの下からはこの階段を昇る。これをえっちらおっちらと昇ると堰堤上に出る。高さは36m、堰堤の長さは124m。総貯水量は76万トン。そんなに大きなダムではない。

 

 ダムの西側にはこうした管理道路があるが、近年は保全されていないのか、竹木の倒壊やら土砂の崩落があって、バイクも通ることはできない。このあたりまで来ると軽トラくらいは走れそう。

 

  ということで、ダムの西側の管理道路から、東側の県道2号線に出て、そこからは北に向かう。鮎帰り橋からユーターンして、さぬき市道に入って、我が家に戻ってくるおよそ6Km、2時間コース。

 

 山の中の道だったが、とくに収穫もなくて、こういう山イチゴくらいなもの。それも小さくて食べるわけにもいかないもの。

 

 山柿が残っていたが、どうにもこうにも手がとどかない。

 

 今日も天気がいいからか、サル軍団がひなたぼっこをしていた。妙にお尻と顔が紅いのが印象的だった。

 

 こちらでは、小猿が虫取りをやっている。のんびりとした光景だ。

 

 ということで、今日も町内にある「手打ちうどん若潮」で、今日のお昼になった。さぬき市大川町田面(たづら)豊田、県道10号バイパス沿い。すぐ近くに、真言宗の「阿弥陀寺」がある。

 

 相も変わらず、わかめうどん小(320円)+チクワ天(50円)で370円。ここはセルフと書いてあるわりに、ネギは店側が入れるというハーフ・セルフ。

 

 小春日和も今日までとか。明日からは寒くなりそうな予想なんだけれど・・・。

 

 午後からは雨になった。あわてて、洗濯物を取り込んで・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。「卵は割らないと目玉焼きはできない どうせムダだ!意味ないだろう!それは頑固な殻の中にいて文句を言っているだけ 自分の殻を割ろう。」というもの。とかく私たちは「常識」とか「世間体」を気にして「殻」の中に閉じこもっているばかり。前例がない。聞いたことがない。相談がない・・と、頑固な殻の中に閉じこもってばかり・・。 反省ばかりの私たちであることか・・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。

また今夜 放浪の身となる 落ち葉坂

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 さぬき市地方は気圧の谷や寒気の影響で雲が広がり、雨の降っている所があり、山地では雪の降っている所があるらしい。今日の気温は6度から11度、湿度は85%から55%。冬のような天候になった。おまけに風も4mから6Mの西北西の風が吹き荒れた。明日の20日も、引き続き気圧の谷や寒気の影響で雲が広がりやすく、朝にかけて雨の降る所がある見込みらしい。

 

 今日は、早くも来年の年賀状の準備を始めた。というのも、永年使ってきた「筆じまん」という年賀状ソフトが動かなくなってきた。Windows98時代から使ってきたソフトなんだが、さすがに最近のOSでは苦しそう。そこで、「はがき作家あてな7」というフリーソフトをダウンロードしてきて使っていたのだが、これでも問題がある。

 

 そこで、やむなく「製品版」という有料ソフトをダウンロードしてインストールして動き出したのが、その間には紆余曲折があって・・・。結局の薬局、ものになったのは午後から・・・。

 

 一時期は「OA推進課」とか「INS推進担当」とかと、パソコン技術のトップを走っていたわたしだが、さすがに押し寄せる技術進化と迫り来る年の波には太刀打ちできなくなってきている。

 

 時期的には、こうした「喪中欠礼」の喪中はがきが届き出してきている。あれあれ・・・と思うばかりだ。このあたりでは、「ブクがかかる」というのだが、友人の神職さんに聞いたならば、「服忌:ぶっき=ブク」になったらしい。昔は「服喪令」というのがあったそうだが、昭和22年に廃止されている。

 

 「現在では服喪期間に関して「服忌令」のような決まりは全くないので、最終的には亡くなった方と自分なりのお別れをできる期間ということで良いのではないでしょうか。」ということらしい。要は印刷屋さんの営業政策らしい・・・。

 

 だから、この自治会の神社の祭礼とか、しわく広島の神社のおまつりにも「50日を過ぎたから」ということで、呼ばれて祭事もも仏事もこなしている。本人のこころの整理ができればそれでいいってことらしい・・・。

 

 そういうことで、年賀状の準備が着々と進んでいる。ただし・・・「おめでとう」という表現は控えさせていただいていて、東北の震災以降、「お元気ですか」という言葉がトップにあるのが、普通の年賀状とは違うところ。

 

 ということで、今日は久々にここに行った。さぬき市大川町富田中にある「手打ちうどん・すぎもと」というプチセルフのお店。同じ町内にありながら、最近はとんとご無沙汰だった。深い意味はないと思う。

 

 「そろそろ、しっぽくだな・・・」ということで、ここにやってきたというわけだ。これで、400円。食べてみて驚いたのが、麺が変わっている!ということ。これまでは田舎風の硬くて重くてごつごつとした麺だった。しばらく来ないうちに、細麺で繊細で、マイルドな麺になっていた。

 

 それに、野菜の切り方がぞんざいだ。里芋なんぞはゆで卵ほどもある。レンコンの輪切りかと思うような大きさで、そのままでは口に入らない。大根なんぞは10センチはあろうかと思うような長さ。デリケートでシャイな私には「もしもし・・・」とでも言いたいような調理法。ま、寒いときにはこれがまた、おいしいのかもしれない。

 

 それはそうと・・だ。昨日、およそ、6キロを2時間ほど歩いたので、今日は、その逆コースを歩こうと、歩き出したのは良いが、たちまちにして、両足のふくらはぎが硬くなって・・・ものの・・10分ほどでギブアップして戻って来た。さすがに、前期高齢者はあかんのぉ〜。日頃の運動不足がてきめんにあらわれたではないか・・・。

 

 今夜はけいこばぁがいないので、今夜は「まほろば温泉」でゆっくりと湯治して、NHK火曜八時の「火曜コンサート」でも楽しむことにしよう・・・。

 

 ということで、明日からは、私の友人用・親戚用 奥方の友人用・親戚用の四種類の年賀状の印刷にかかる予定。あっという間に12が来るし、それまでに予定や行事が目白押しだから。できることからこつこつと・・・。

 

 今日の掲示板はいたってシンプル。「受けて忘れず 施して語らず」というもの。一般に私達は、他人からしてもらったことはいつのまにか忘れてしまうことがあるのに、何かしてあげたことはいつまでも覚えていたり…、ということがあったりするもの。もちろん、その反対にしてもらったことを「ご恩」という言葉で、大切に胸の奥に刻み込む人もいるもの。また、人に喜ばれるようなことをしているのに、そりはまるで自分とは無関係な他の人が成し遂げたことであるかのように、慎み深く謙虚な人もいたりもする。
 出来ることならこの言葉の通り、受けたことはご恩として忘れず、他の人にしてあげたことは胸の奥にしまい込んで、決して自慢したり、恩を売るようなことはしないような私になりたいものだが、わかってはいるのだが…。言葉の通りに生きるのは、なかなか難しいものだなと思う、今日このごろ。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。

善いことも みんな忘れて 散るもみじ

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 さぬき市地方は気圧の谷や寒気の影響で瀬戸内側を中心に雲が広がり、雨や雪の降っている所があった。気温は6度から10度、湿度は60%から53%。風は3mから5mの南西の風がときおり。明日の21日は、高気圧に覆われて概ね晴れるらしい。

 

 昨夜というか、今朝方というか・・・、小雨が降っていて、薄暗くて寒い朝になった。

 

  ♪「雨が降ります、雨が降る 遊びにいきたし 傘がいる♪♪ ということで、今日もデスクワークになった。午前中は来年用の年賀状作成。裏面をどうするかということで。

 

 奥方の写真はすぐに見つかったが、案外と自分の写真はないし、お寺の写真やお墓の写真はお正月には似合わない。今年、何をやったのかなぁと考えて見ても、本山の研修や学会の論文発表、母の看護やお葬式や・・・レキ墓研究や法然上人足跡調査・・・。いろいろとあるんだが、肝心の写真が一枚もない。

 

 これぞ、ことしの一枚・・・という写真がない。かといって、普通のありきたりのお正月の写真ではつまらない・・・。そんなこんなで思案の雨の午前中・・・。

 

 今日のお昼はここになった。さぬき市志度にある「こがね製麺所・志度店」。ここのしっぽくうどんもおいしいなぁと、それを目当てにやってきた。

 

 これが、「七宝具:しっぽく」うどんの小で380円。白味噌仕立ててまろやかな味。本当は「卓袱(しっぽく)」うどんなんだが、ここでは七つの具入りを強調しとるんだろうか。

 

 この手前のテーブルが「薬味処」ということで、ネギ・天かす・おろしショウガ・わかめなんぞのフリートッピングができる場所。向こうがメインのカウンター。左手から入って、右手でお勘定する。その後。フリートッピング。

 

 午後からは、本山興正寺からの宿題のレポートの準備。真宗史が2テーマ、正信偈の法話が1つ、仏教教義が1つ、法話が1つの計5つ。これを12月末日までに提出だが、わたしの場合、12月21日からは旅行に出るので、12月上旬までには仕上げて送付しなければならない・・・。

 

 なんとか、今月中には仕上げて、来月頭には京都の本山宛に送付できればいいのだが・・・。

 

 午後からは晴れて青空が見えてきたが、いかんせん、空気は冷たくて気温はあがらない。辺りの景色は晩秋なんだが、気温的には完全に初冬という感じ。

 

 とりあえず、今日できることは、今日中にやっておかねば・・・と思うばかり。今朝も明け方に胸が苦しくなって飛び起きた。奥方は泊まり勤務で居ないし、一人きりでの夜はこわい。まだ、真っ暗な5時半に起きて、とりあえず、病院からの薬を飲んで平常状態に戻った。肺に水が貯まって肺を圧迫するという症状がときおり出る。「利尿剤」を飲んで、オシッコをたくさんすれば元通りになる・・・。

 

 夜中に数度もトイレに行くのに、それでも体から排水をしなければならないのだそうだ。ビールは利尿剤と一緒だから問題ないのだが、なんで、体内に水が貯まるんだろうか。

 

 今日の掲示板はこれ。昨日の言葉に似ているけれど、「かけた情けは水に流し 受けた恩は石に刻め」というもの。昨日と同じで、その逆しかできていない私たちではあるまいか。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。

秋冷えは 不動の首に 手の剣に

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 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていたが、寒気の影響で瀬戸内側や山沿いで雲の広がっている所があった。気温は5度から13度、湿度は60%から51%。風は1mから4mの南西の風が少し。明日の22日は、高気圧に覆われて概ね晴れる見込みらしい。

 

 今日は、奥方のけいこばぁが受講している「洋裁教室」に行く日。先日の文化祭の時に、ファッション・ショーがあったらしい。そのビデオ映像を、プロジェクターで映して欲しい・・・という要望があって。ま、けいこばぁが、「それなら、うちの主人が持ってるから・・」などと売り込んだに違いない。

 

 で、さぬき市志度にある、この「さぬき市・働く婦人の家」に9時に行った。さぬき市市役所のすぐ東側にある建物だった。

 

 そこで、こういう具合に、ご婦人たちが集まって、洋裁のお稽古をしている。そのできあがった作品を、年に一度、文化祭の時に、ファッションショーとして展示公開したものらしい。

 

 メンバーさんが集まったところで、ビデオの上映会。この中の一人の方がビデオ撮影をして、それをSDカードに納めていた。それを、プロジェクターでスクリーンに映して、みんなで鑑賞するもの。

 

 こういうスクリーンに映し出すと、まるで映画の試写会のような雰囲気。

 

 わたしは、この下側のノートPCを操作している。だから、受講生は自分がまるで映画スターか、ファッションモデルになったかの様子で、拍手をしたり、爆笑したり。時間はほぼ、30分。わたしはそのお仕事が終われば、機材を片付けて帰宅・・・。来週の木曜日にも再上映があるらしい・・・。

 

 しかしのかかし、研修用・法話用に準備した機材が、こんな形で活躍するのは思っても見なかった。夕方には、「あれは良かった」「あれは感動した」と、奥方の携帯電話は鳴りっぱなし。さて、来週はどうなることやら・・・。

 

 ということで、さぬき市志度にある「亀城庵・志度店」でのお昼になった。ここは、10時開店で、17時までの営業という珍しいパターン。普通のお店は、11時開店で14時あたりが閉店となるのに。

 

 で、今日はこの・・「しっぽくうどん小」をお願いした。380円だったか、390円だったかが思い出せない。ま、そのあたりのお値段だったような。とにかく、おばさまパワーに圧倒され過ぎて、やや、オーバーヒート気味。

 

 これが、おうどん屋さんの店内の風景。左の扉から入って、最初のカウンターで注文して、麺を受け取って、トレーを引きずりながら右に進んで、ご飯物や天ぷらをチョイスして、最後に会計をして、あとは好きな場所に座って食べる・・・。食べた後は、返却口に食器を返してお・し・ま・い。

 

 帰りに、昨夜作った、「喪中欠礼ハガキ」と、小学校の同窓会の「出席ハガキ」を投かんした。言うと言わんと、時期は年末、お正月にと向かっているようである。

 

 午後からは、またしても、本山に提出するレポートの最終準備。本山では基本を学ばせるためか、レポートは手書きで提出しなければならない様子。市販の原稿用紙で・・とか、手書き用の様式が送られてきていたりする。手書きって、肩が凝るんだけれど・・・。

 

 だから、とにかく、パソコンで資料収集して、パソコン上でデータを整理して、それを、原稿用紙形式に変換して、字数計算して、目的の1,000字とか2,000字とかに調整して、最終原稿を、手書きで、指定された用紙に書き写して提出する・・・。なんんだかなぁ・・・の作業ではある。それを、12月中旬には本山に送付しておかねば。12月下旬は、屋久島・鹿児島旅行が控えているもので。

 

 空は晩秋からすっかりと冬の空になってきた。

 

 今日の掲示板はこれ。「他人の嘘を怒りながら 自分は平気で嘘をつく」というもの。皆さんは、ウソをつきませんか? 「つかない」と答えた方は大嘘つきだという話がある。この地上に生きている以上、ウソをつかずに済むはずがない。病気見舞いに行って、「あんた、顔色悪いで。もうすぐ、ガンで死ぬんやてなぁ・・」なんて言いますか?「大丈夫やで。ええ顔色しとるがな。元気になって、また、いっしょに飲みましょうな」などと、平気で言葉を掛けるが、これは・・嘘なんやろか。ウソやわなぁ・・

 

 「あんた、お化粧しとるけど、似合ってないなぁ〜」なんてことを言うと、ケンカになりますな。「あんた、からだはでかいけど、仕事はまるでできまへんな・・」などと言うとどつかれますよ。ウソをつかないと生きてはいけない世の中でありますことか。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


いい夫婦 公孫樹落ち葉の 散歩道

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 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていたが、寒気の影響で雲の広がっている所もあった。気温は5度から14度、湿度は70%から50%。風は1mから4mの西北西の風。明日の23日も引き続いて高気圧に覆われて概ね晴れる見込みらしい。

 

 今日も天気がいいので、少しウォーキングでも・・と、集落内一周をしたが、やっぱり、ふくらはぎがパンパンになってお散歩モードになってしまった。でも、少しずつでも歩かないと歩けなくなってしまいそう・・・。

 

 お猿さんはひなたぼっこでゆっくりとしている。全く、のんきなもんだ。おさるには学校もないし、税金もないのだからして・・・。

 

 歩けないのでは・・・・ということで、またもお勉強。「正信偈と五念門」・・・。これを、どうやって法話にすればいいものか・・・などと。全く、ドライ・アイが進行中・・・。

 

 今日は小雪なんですと。小雪(しょうせつ)は、二十四節気の第20番。立冬と大雪(たいせつ)の中間で、この日から大雪までの期間で、わずかながら雪が降り始めるころ。

 

 おまけに今日、11月22日は「いい夫婦の日」なんですと。なんでもかんでも記念日。毎日が記念日ってことやねぇ・・・。そういえば、若い頃の我が家は「毎日が 忘年会です うちの家」というのがキャッチコピーだった。

 

 今日のお昼はここになった。さぬき市津田にある、「道の駅・津田の松原」構内にある「松原うどん」というセルフのお店。

 

 セルフというても、ここもプチ・セルフのお店。

 

 今日のおすすめということで、カレーうどんを食べる事になった。

 

 このおうどん、表の看板にもあったけれど、少しばかり辛い。そこで、かけうどんのお出汁を少しばかり入れてもらうとマイルドな味になる。ここのお店ではネギまでお店がトッピングしてくれる。最近はネギが高いのか、セルフのお店でも最初からネギ入りで出されるようになった。

 

 さてさて、またもお勉強の案内が・・。今度はお遍路さんのお墓「へんろ墓」についての講義で、実地研修ということらしい。昔は不治の病を治すためか、死出の旅だったものか、「捨て往来」という帰りのない手形を持ってのお遍路だった。そして行き倒れたおへんろはそのあたりに埋められたが、地域の人がささやかな墓標を建てている。そんなおへんろさんのお墓探しの旅。

 

 これが、来年の研究テーマになるかなぁ・・・。

 

 それとも、「おへんろつかさ養成講座講義録」という資料集にしようかとも考えている。あ、まだ、来年の話はしてはいけなのか。鬼に笑われても仕方がないか・・・。

 

 ふと、来月のことを考えると、あと8日で12月になる。明日と一週間てことだ。来週には、またも、28日のファッションショーの映写会と、「イギリス士官レキ研究会」の例会兼没後145周年の慰霊祭が29日。あっという間に師走がやってくる。

 

 今日は「いい夫婦の日」ということで、こんな言葉を探してきた。「夫婦を頑張る必要はない 夫婦をより楽しめばいい それが夫婦の仕事」というもの。これはお祝い電報に使われた言葉らしい。こういう言葉を結婚式にお祝いとして贈るのか・・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。

秋の日が 野菜畑に ダンスする 

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 さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れていた。気温は6度から14度、湿度は72%から48%。典型的な小春日和だった。明日の24日は、昼過ぎまでは高気圧に覆われて晴れるが、気圧の谷が近づくため夕方からは雲が広がる見込みらしい。

 

 今日は勤労感謝の日。いつも働いてくれている奥方のけいこばぁに感謝して、お買い物の運転手。昔は、「アッシー君」とか言うとったけれど、そういうことばは死語になってしまったのかも。

 

 「農家の店・しんしん?松南店」ほかに行ってきた。ここでは農薬とか液肥とか野菜を作る資材なんぞを買って来た。そのほか、スーパーに寄ったり、新鮮市場に寄ったりの大サービス。

 

 ということで、今日はここでお昼になった。木田郡三木町鹿伏(ししぶせ)にある「讃岐うどん処・麺喰(めんくい)」というプチセルフのお店。

 

 で、わたしは冬の定番、しっぽくうどん小で410円。けいこばぁは「かけうどん」一筋。それにチラシ寿司に白身魚の天ぷら・・・。働き者はよくたべる・・・。

 

 で、午後からは、けいこばぁは畑仕事。「さっちゃん農園」も「けいこばぁ農園」に名前を替えないといけない・・・。

 

 わたしは・・・というと、掃除の合間に見つけた、このプラモデル。数年前に孫たちと一緒に買ったものの・・・そのままになっていたもの。今日は、お勉強もお休みして・・・と思って・・・、これの制作に取り掛かった。

 

 こういうパーツだ。これはカラーリング(塗装をしなければいけない)用だなぁと、資材も探し出してきた。つまり、このパーツに塗装をして、接着剤で貼り付ける旧式のプラモデル。最近の物は、最初からそれようの着色された部品を、接着剤なしで組み立てるようになっている。

 

 塗装用の水性塗料・・・。でも、二年以上使っていないから、ほとんどが固まってしまって使えない。

 

 組み立て用工具・・・。とりあえず、今日はパーツのカラーリングと脚部の組み立てまで。

 

 これが完成予想図らしい。これの、足の部分。この写真の下、三分の一の部分までできた。これは「機動戦士ガンダム」の敵役になる「GOUF:グフ」のフライトタイプ。おじさんもがんばるやろ・・・。これをいかにカスタム化できるかだ。できあがってのお楽しみ。

 

 その合間にも畑の中から携帯電話でけいこばぁに呼び出される。「水中ポンプが水を吸い上げないので、何とかして欲しい」とか、「液肥のフタが回らないので,回して欲しい」とか、「シイタケが生えているので、台所からザルを持って来て欲しいとか・・・。携帯電話でリモートコントロールされる亭主になっている。

 

 はいはい、今日は勤労感謝でございます。いつもの、勤労にご苦労さまでございます。昨日の掲示板の「非勝三原則」を遵守です。明日になったら忘れるけれど・・。

 

 ということで、今日は、お勉強をすっかりと忘れて、勤労に感謝、お勉強に感謝、パソコンにも感謝の1日でありました。

 

 今日の掲示板はこれ。「形見とて 何か残さん春は花 夏ほととぎす 秋はもみじ葉」という良寛和尚の言葉らしい。「春は花 夏はほととぎす 秋は月 冬雪さえて涼しかりけり」という道元禅師の焼き直しのようでもあるけれど、実は良寛禅師の辞世である。良寛は「死んで後に遺すものは何もありません。春には花を、夏にはほととぎすを、秋には満山の紅葉を遺しておきますから、どうか良寛の遺品だと思って可愛がってやってください」というわけであろう。

 

 自然がそのまま良寛であり、良寛がそのまま自然であった。この不二の心境を体得することが仏法、ことに禅というものである。この自然のすべてがそのまま"荘厳浄土"であり、一切衆生がそのまま"仏"であると、はっきり認識される、すばらしい人類最初の眼を釈尊がお開きになったのであった。

  

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。

小春日のように やさしくあればいい

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 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていたが、気圧の谷や湿った空気の影響で、夕方からは雲が広がってきた。25日は、寒冷前線が通過するため、朝から昼過ぎまでは雨が降り、雷を伴う所がある見込みとか。25日未明から強風、高波のおそれがあるらのだとか。今日の気温は7度から15度、湿度は74%から59%。風は1mから4mで南南東の風だった。

 

 今日も昨日に引き続いてのプラモデル造り。乗りかかった船だから仕方がない。

 

 昨日の脚部の塗装修正とか細部の塗装をやったり・・・。

 

 ボディ部分や腕の部分の制作。部品が小さいから、老眼鏡を掛けたり外したり、時にはルーペで覗いたり・・・。部品の取り付け方法を間違うと、胴体と腕が接合できなくなったりする。それだし、身体が動かなくなってしまったりする。

 

 それでも、お昼前には制作終了。塗装の細部を修正したり、部品の接合状態を点検したり。普通は最後に「汚し」をかけるのだが、今回はそれはやめにした。

 

 で、ガンダム RX-78-5 と一緒に並べてみた。後ろは MS-06S シャア専用ザク。

 

 今日は、奥方のけいこばぁのおごりで、ここになった。さぬき市長尾東にある「うどん亭・いわせ」という一般店。おそらく「岩瀬」と書くのだと思う。けいこばぁ、お勧めのお店。

 

 けいこばぁは、いつものかけうどんにおでんにお寿司。わたしはこの、「しっぽくうどん」で550円。冬季限定・・・ということで、これが野菜が豊富で健康的かなぁと。あんまり、根菜類は好きじゃないので、こういう場合にしか食べないものだからして・・・。

 

 「塩分摂取量や野菜不足が気になって…」、そんな不安に優しく応えてくれるうどん店が「いわせ」。ミネラルやカルシウム、鉄分を豊富に含む天然の岩塩で練り込んだ麺、そして天然昆布をベースにミネラル軟水で炊き出しただし、甘みづけには黒糖や氷砂糖を使用するなど、健康面への気遣いが満載なお店。(四国新聞・うどん遍路HPから)

 

 けいこばぁは、グリーンピースの苗を植えていて、その支柱やらネットを張る準備をしている。どうにもならなくなると、携帯電話でわたしにお呼びが掛かる。まだ、豆の苗は小さくて、まだまだ支柱やらネットがいる時期ではないのだけれど・・・。

 

 ま、「できることから、コツコツと・・・」ということで、少しは運動もしないといけないし、おなかごなしもしなければいけないし・・・ということで、お手伝い。迷犬ごんは「遊んでちょうだい」コールをするのだが・・・。そうそう、わたしもつきあっていられない。

 

 いよいよ、11月も最終週に入る。やるべきことはやってきたけれど、あと、残っているのが、今週木曜日のファッションショーの上映会と、金曜日の「しわく広島と咸臨丸。そして英国士官レキの墓に関する講演会」。

 

 明日からは、その講演会用の「パワーポイント」資料の最終確認とリハーサル。持ち時間は1時間。それように調整作業。1時間をいかに柔らかく、わかりやすいように、「島案内人」に分かるように説明する工夫が必要。

 

 今日の掲示板はこれ。「人も草も木も虫も 同じ物は何一つもない 同じでなくてもみな光る」というもの。おなじみ、「榎本栄一」さんのお言葉である。自然界にあっても、同じ模様に見えてはいても、同じ物は一つもない。同じような生き方もまた一つもない。それでいて、一つ一つがみな光輝いている。「咲いた咲いた チューリップの花が 並んだ並んだ 赤白黄色 どの花見ても きれいだな」の童謡が口を突いて出てくる今日このごろである。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。

もみじ葉に  まとめきれない 予定表

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 さぬき市地方は通過中の寒冷前線の影響で雨が降っており、激しい雨の降っている所もあるらしい。気温は16度から19度、湿度は76%から83%。風は4mから11mで南東の風が吹き荒れた。明日の26日は、寒気の影響で雲が広がりやすい見込みらしい。

 

 朝方は曇りだったが、大雨だとか強風が吹き荒れるとかと聞いていたのだが、そんなに恐れることでもなかった。だからという訳でもないが、今日はお真面目にお勉強。

 

 本山からのレポートの作成・・・。ワードで作成した資料を、原稿用紙版に写して字数を確認。それを指定の様式に手書きで書き写す作業。今日は、字数とか言葉の調整を二科目。清書は来月に入ってから・・・。じっくりと推敲も必要で・・・。

 

 しかしのかかし、手書き文字なんぞ書くことがないから、文字が分からない、意味がわからない、肩が凝る、目がチカチカする・・・。

 

 ということで、今日はここに行った。さぬき市津田にある「さぬきうどん羽立(はりゅう)」さん。奥方のけいこばぁが、「羽立さん、大きなお鍋でしっぽく作っていたよ」というもので、それは味見をしなければ・・・ということで。

 

 これがここの「しっぽくうどん小」で450円。こんにゃく・ダイコン・ニンジン・サトイモ・鶏肉が入っていたかな。ここは一般店だからおねぎまでお店がトッピング。汗を流しながら食べたことだった。

 

 店長さんとおかあさんのあいだのお鍋に「しっぽく」の野菜の具材がいっぱい・・・。

  

 昼前から雨になった。ということで、午後からもレポートの整理の続き。それとか、今週金曜日の講演会の準備。

 

 これが、パワポを使っての講演会のオープニング。これのあとに、「英国士官レキの墓」についてのシートを連続して貼り付けてある。だから100頁の長編大作。これを60分でお話しするのだから大変だ・・・。途中の天文観測とか、船速測定とか専門的な部分は省略。

 

 昨日のプラモを並べた棚の横には、戦艦大和と宇宙戦艦ヤマト、それにわたしの自作の咸臨丸(?)・・・。

 

 お昼を過ぎると激しい雨と風が暴れ出したが・・・夕方になると雨も上がって青空まで見え始めた・・・。

  

 全く・・・なんとかごころと秋の空だ。

 

 でも、強い風で飛ばされた落ち葉が我が家の庭先から玄関から・・この調子。

 

 いよいよと紅葉もおしまいになって、来週からは師走に入る。あっという間の一年だったなぁと思ったりするころ・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。「むかしまいた小さな種が わすれたころにぼつぼつみのる」という榎本栄一さんの言葉。思い出せないような若い日に蒔いた種。それが忘れた頃にぼつぼつと成果と成って実ってくる。いい種だといいのだけれど、若い頃に冒険した些細なことが、歳をとってからじわじわと実って来ると少しばかりこわい・・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。

迷い道 秋の日暮れの 速いこと

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 さぬき市地方は寒気の影響で瀬戸内側を中心に雲が広がっていたが、高気圧に覆われて概ね晴れてきた。気温は10度から12度。朝も日中も変わらない温度。湿度も54%から50%と、こちらも変化がない。風は2mから4mの西北西の風・・・。明日の27日は、はじめ高気圧に覆われて晴れるらしいが、午後は気圧の谷や湿った空気の影響で雲が広がり、雨の降る所がある見込みとか。

 

 昨日も我が家にいたのに、郵便屋さんは、「不在でした」という連絡票を残してさっさと帰って行ったもので、今日は午前中は、そのお荷物が届くまでは・・・と頑張っていた。

 

 その合間にも、本山からのレポート作成作業。なんというか、こういうものは、提出間際にならないと集中できない。10月あたりに、「12月31日必着」と云われても実感できなくてそのまんま・・・。でも、12月の下旬には旅行が入ったもので、少し早めに準備中。

 

 お荷物が届いたのは11時前。それまでは、車が来ても分かるように、窓を半開にしていたし、玄関も開けて置いたから寒い寒い・・・。千葉の無邪鬼さんからの贈り物。ドクターに言わせると「利尿剤」らしい・・・。ありがたいことだ。

 

 お荷物が届いたら外出可能。それでも時間がないので大急ぎ。とにかく、12時前になると、どこのうどん屋さんも食堂も一杯になる。それまでにお店に入らねば・・・と。

 

 ということで、やってきたのは木田郡三木町池戸(いけのべ)にある「手打ちうどん・味泉(みせん)」というセミセルフのおうどん屋さん。お店の左手が入口。そこで店長さんがおうどんを打っている。その実演を眺めながらカウンターで注文して、麺を受け取って、ご飯物や天ぷらものをチョイスして会計するシステム。

 

 今日も野菜たっぷりの「しっぽくうどんの小」で400円。さっぱりとしたお味だった。

 

 その後、郵便局で荷物を送ったり、うどん屋さんからおうどんを贈ったりしながら・・・。

 

 

 こうしてみると、秋まっただ中・・・という景色なのだが、風は冷たくなっているし、太陽の光が弱々しくなっていて、まさに周囲は初冬・・・という雰囲気。

 

 迷犬ごんの散歩道もすっかりと冬支度。

 

 それはそうとして、昨日のことに、わたしの同級生が亡くなったという訃報があった。遠い親戚になるのだろうけれど、小学校も中学も同級だった。当時はそれがいやでいやで、親戚が同じ教室にいるというのがたまらなかったが、こと、遊びに関しては、楽しい思い出がいっぱいあった。しかしのかかし、そういう年代になったんだなぁと・・・感慨ひとしお。

 

 午後からも、法話原稿の推敲とか修正とかで日が暮れた。今夜は奥方がお泊まり勤務なので独身貴族・・・というか、独居老人。早くから玄関や勝手口の施錠して回った。全くのお年寄りになったものだと・・・自信喪失。

 

 今日の掲示板はこれ。いつものお友達のお寺にあったもの。「病めるひとのほほえみで、元気な人がなぐさめられる」というもの。不思議な言葉だなぁということで調べてみたが、誰のどういう言葉だかわからなかった。病院にお見舞いに行って、励ますつもりが逆に励まされた・・・というような風景だろうか。そういうことって、あるんだろうか。そういう意味で、印象に残った言葉だった。

 

じゃぁ。また、明日、会えるといいね。

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