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無骨さを 真似ていきたい 霜の朝

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 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていた。ときおり雲が流れては消えて行くのだけれど、気圧の谷や湿った空気の影響で次第に雲が広がり、夜には雨が降るらしい。気温は3度から13度、湿度は56%から44%。風は2mから1mの東北東の風だった。明日の26日は、次第に冬型の気圧配置となるため、雲が広がり雨や雪の降る所がある見込みらしい。

 

 今朝も霜で白くなっていたが、気温が高くなったのか、あっという間に消えてしまった。ともかく、おだやかな春らしい一日にはなった。

 

 さて、新しいプロバイダーから、ココログのブログ開設のIDとパスワード、ホームページ用のIDとパスワードが送られてきた。ところが、操作方法とか、更新のマニュアルなんぞは添付されていない。まるで暗闇の中に手を突っ込むみたいなもの・・。マニュアルがないのならば、ピカラ(四国電力系列のプロバイダ)のホームページででも操作方法や転送場所なんぞを教えてくれても良さそうなもの。なんとなく不安な第一歩目。

 

 ま、ブログの方は、あれこれとやってきたので、マニュアルがなくてもなんとかなるのだけれど、やはり、新しいシステムは戸惑うことばかり・・・。

 

 もうしばらく操作してみて、どちらがいいのか決めなくては・・・とも思ったりして。最終は利用料金の問題になるのだけれど。それと、操作性と利便性も・・・。やはり・・8年もつきあってきたOCNが慣れている分、有利なんだけれど。

 

 でも、OCNにも容量制限というものもあるだろうし、そのあたりがどうなんだろうかと・・。そろそろ容量も大きくなってきていることだろうと思う。近年は画像が多くなってきているし・・。

 

 ということで、今日もパソコン三昧。午後からは雨になるという予報もあって外出はやめにしたのだけれど、とうとう、雨は降らずじまいだった。それに、弟のたっくんがやってきたこともあって、今日は我が家での「木村食堂」になった。

 

 午後からも、リカバリーを済ませた「ガンダム号」の、些細な修正やメールアドレスの追加や住所録の追加なんぞをやっていた。これも、やりだすときりがない。

 

 ということで、あっという間に冬の一日は過ぎてしまうのだった。

 

 今日の掲示板はこれ。「あせりすぎちゃいませんか?人生は短距離走じゃないんですよ。」というもの。とかく、一月は行く、二月は逃げる、三月は去る・・・なとと云われる今頃、ついつい、焦ってしまうもの。でも、人生は70年、80年の長丁場。人生は短距離走じゃないんですね。「のんびり・・」なんては云わないけれど、肩の力を抜いて、大きく深呼吸して、息抜きも必要ですね。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


山茶花に 嬉しいことは 小声にて

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 さぬき市地方は気圧の谷の影響で雲が広がっていて、時たま、みぞれや雨になることもあった。気温は8度から10度、湿度は87%から66%。風は2mから5mの北北西の風がすこしばかり。明日の27日は、高気圧に覆われて概ね晴れる見込みらしい。

 

 朝方は大雨だったようで、あたりはずぶ濡れ状態だったが、九時を過ぎると明るくなって来たので、散歩がてらのドライブに行ってきた。連日、パソコンばかりいじっていたのでは、オツムもメダマも指先も精神的にも・・・おかしくなってしまいそう・・・。どうにか、ガンダム号は動き出したのでお出かけをしてみたという訳。

 

 ところが・・こんなお天気ではいい写真にはならない・・。太陽が出なければ画像はくすんだものになってしまう・・・。

 

  あちらこちらと走り回ってみたけれど、これという植物や動物にも出会えない時期。文具店を見て回ったり、ホームセンターを覗いて見ても、これというものには出会えない・・・。電機屋さんに寄って、新型のパソコンとかテレビとか、プリンターを見ても・・いまいち、こころが動かない。

 

 ものはついでだからと・・・少し早いお昼を食べる事にした。いつもの「笠堂や」というプチ・セルフのお店。さぬき市長尾という町にある。

 

 で、例によって例の如くの「しっぽくうどん」で380円(だったような・・・)。ほっこりとしたところでカエルことにした。なんとなく、曇った日には気分も乗らないというものだ。

 

 昼からはみぞれや雨になってきた。あたりが薄暗くなってきて・・・真冬だなぁと思うような天候に・・・。小学生の頃に、こんなくらい山道を通って帰ったことを思い出していた・・・。

 

   雨は降る降る まほろばの丘(おか)に
                        凡夫休め(ぼんぶやすめ)の 雨がふる
          雨は仏陀(ぶっだ)か 夜明けの光(ひかり)
                        それとも阿弥陀の お掬(すく)か
         風はゆくゆく 苦悩を超えて
                         漏(も)れて救わぬ ぬしの舟
          ええ 舟は大船(おおぶね) 櫓はお念仏(ねんぶつ)
                         声は住持の 心意気
          雨は降る降る 気はうす曇る
                        僧はゆくゆく 苦がかすむ 

 

 あ、先日に教えて頂いた「冬来たりなば春遠からじ」の言葉。その意味は、「厳しい冬がくれば、春はすぐその隣、人生の厳しい冬もいつまでも続くわけではなく、希望に満ちた未来がすぐ後ろに控えている。」ということらしい。

 

 イギリスの詩人シェリーの『西風の賦 (西風に寄せる歌) Ode to the west wind』の末句「If winter comes, can spring be far behind 」が語源由来だとか。「朝の来ない夜はない」の意味のことわざで、イギリスの17世紀のことわざ「夜明け前が一番暗い」や日本のことわざの「夜まさに明けなんとして益々暗し」にも通ずる所があるらしい。 

 

 「夜明け前が一番暗い」というのは、よく体感的に観じること。同じように「夜明け前が一番寒い」というのも、時期的には感じられること。

 

 さて、云うと云わんと、明日からは一月の最終週。あっという間の一月だった。ま、あああああ・・・くらいは云うたかも知れない。さぬき市の「ピカラ・光化工事」で「光1ギガプラン」ということで、インターネットは高速化されたし、ノートPCは無線化された。さぬき市の「おへんろつかさ養成講座」も終了証書も頂いた。しわく広島での「英国士官レキ研究会」の活動方針も決まった。宿題もたくさんいただいた。53年ぶりの小学校の同窓会もあった。光化工事の後処理で、デスクトップPCのリカバリ処理で一週間が費やされたのも最近のこと・・・。

 

 町のスーパーあたりでは、このようなものが見受けられる。来月三日が「節分」なのか・・。ということは、来月四日は「立春」ではないか・・・。まさに、「冬来たりなば、春遠からじ・・」だな。ま、そうは言うても、三月下旬の「お彼岸」までは寒いのだけれど・・・。

 

 節分には少し早いのだけれど、今日の掲示板はこれ。お友達のお寺にあったもので、「福願う 心の裏に 鬼の顔」というもの。本夛恵『いのちのことば ―南御堂掲示板から。いろんなことばを並べては消し、並べては消ししたこのことば。いまさら、あれこれ云わなくともいいと思った。この言葉通りなのだから・・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね

野も山も はや一月が 暮れかかる

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 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていた。気温は-1度から5度、湿度は78%から63%。風は2mで北東の風がときおり・・・。明日の28日は、高気圧に覆われて晴れるが、気圧の谷や湿った空気の影響で夕方からは雲が広がり、夜には雨の降る所がある見込みとか。

 

 今日は天気がいいものだからと、ドライブに出てみた。かと云って、そんなにアテがあるわけでもないので、とりあえずは四国霊場87番札所の「長尾寺」さんに行って・・。境内をぐるりと歩いてみて、特に変わったこともないので、そのまま、88番札所の「大窪寺」に向かった。紺屋の白袴、医者の不養生、歯科医の虫歯、坊主の不信心・・・。

  

 で、向かったのがここ。さぬき市前山という地区にある「おへんろ交流サロン」という建物。

 

 正式には「前山地区活性化センター」と言い、四国八十八か所結願までのへんろ道沿いにある。ここを一般的に、「おへんろ交流サロン」ということで、江戸時代からの納札や納経帳など遍路に関する多種多様な資料を展示した「へんろ資料展示室」とおへんろさんの憩いの場である「交流サロン」がある。

 

 玄関を入った正面には、大きな四国の模型があって、四国霊場八十八カ所のランプが付いて知らせてくれる装置になっている。これを見ると、四国霊場の多くが四国の海岸線近くにあることがわかる。ここから「辺地(へち)」と呼ばれるようになり、それが後世になって「辺路」となり、「遍路」になったとされている・・・らしい。

 

 これは最近の納経帳。74番札所の「甲山寺」と75番札所の「善通寺」のもの。こうした、おへんろに関する資料がたくさん集められ、展示してある。

 

 お遍路文化・・・、お遍路の社会学、お遍路の民俗学的文化・・・というものを側面から調べてみたいと思っている昨今である。「お四国大学」とか「お四国病院」とかと呼ばれる「お遍路文化」。そういうものに興味が湧いてきたところである。

 

 ここからが最後の正念場。いくつもの峠を越えて、結願(けちがん)所を目指す「結願の道」である。昔は踏み分け道のような道なき道を踏みしめて歩いたもの。だから、沿道沿いには多くの遍路墓が建てられている。

 

 そんな命がけの「遍路」に駆り立てたものは何だったのだろうか・・・。病気だろうか、生活苦だろうか、対人関係だっただろうか。あるいは村を追われ、人をあやめ、または、不治の病に冒されて、死出の旅に出たものも多かったに違いない・・・。

 

 それはそれとして、今日のお昼はここになった。

 

 さぬき市兼割にある「八十八(やそば)庵」という一般店。お店の半分はおみやげ物屋さんで、あとの半分がうどん屋さん。裏手には宴会場までもあって、団体さんのお昼などにも利用されている。

 

 で、ここの名物の「打ち込みうどん」で800円というからお安くはないお値段。このままでは食べにくいから、おわんに移してお箸でたべる。

 

 お出汁もおたまですくっておわんに入れて食べるとおいしい・・。寒いときにはこれでこころまで暖まる・・・。

 

 午後からは、まだ、デスクトップPC・ガンダム号の修正作業をやっていた。ようやくにOffce 2010のインストールまでこぎ着けた。これでパワーポイントも使えるようになった。

 

 節分前ということで、今日も鬼に関する掲示板。「鬼というそろしきものはどこにある 邪見の人の胸に澄むなり」という一休禅師の言葉らしい。鬼は地獄に住むものと考えがちだが、その地獄なり鬼なりはどこにあるかといえば、みな、わが身、わが心の中にあるというのである。「邪見」はまちがった人生観や世界観のこと。身びいきや身勝手なエゴイスティックな人生観や世界観が地獄の世界であり、鬼の住むところというのである。
(松原泰道『一休さんの幸福論』より)

 

じゃぁ、また、明日、あえるといいね。

こうやって 消えてゆくのか 霜柱

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 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていたが、夕方からは曇ってきた。気温は-2度から12度、湿度は62%から50%。風は4mから1mで南南西の風が弱く強く・・・。?松市内でヤブツバキの開花がは観測されたそうで、平年より13日遅く、昨年よりかは30日早いのだそうだ。夕方からは、気圧の谷が近づくため次第に雲が広がり、雨の降る所があるらしい。明日の29日は、高気圧に覆われて、概ね晴れる見込み。

 

 今日は氷点下2度と云うことで、久々に霜柱を踏みしめて歩いた。いや、毎年、霜柱はできているのかも知れないのだけれど、久々の霜柱の感覚だった。犬の飲み水もすっかりと凍っていて、逆さにしても水は一滴もこぼれなかった・・・。

 

 朝の間、いつ、ぽっくりと逝くかも知れないので、手近な所から片付けておこうと、文書・ファイルの整理をして本棚をすっきりしようかと思って作業を始めたが、結局の薬局で・・・。

 

 たった、これだけしかゴミは出なかった。ファイルを外して、また、別のファイルにとじ直したりして・・・、なんということはない、重複した書類をはじき出しただけだった。でも、こうした書類はどうすればいいのだろう・・・。燃えるゴミかな、資源ゴミかな、左のモノは古雑誌でもいいと思うが・・・。

 

 さて、今日はけいこばぁのご用事で、さぬき市鴨部(かべ)にある「さぬき市生涯学習館」にやってきた。ここで、「JA鴨部支店婦人部」による「茶和会(さわかい)」というものが開かれている。年末年始によく働いたおかあさんがたを慰労する集会で、ぜんざいや抹茶・コーヒーなどのおもてなしと演芸があるのだそうだ。

 

 なかにはおとうさんもたまに居た。で、「大正琴」の演奏、幼稚園のダンスなどが行われた。元気の飛び跳ねるこどもたちに、「かわいいのぉ」「かわいげなのぉ」の声が飛び交った。

 

 その後には「新舞踊」という日舞の舞なども披露されて・・・。皆さん、それぞれに、公民館活動とか、生涯学習とかをやっているんだ・・。

 

  で、今日のメイン・イベントのファッションショー。奥方のけいこばぁの先生が、この学習館で洋裁教室をやっている。その生徒さんの縫った洋服を着てのファッションショー。多くが、タンスの肥やしになっている和服を、「リ・ユース」しての洋服に縫い上げたもの。

 

 でも、会場の照明が暗いのと、外が明るいので、いい画像にはならなかった。どうにも室内の撮影は慣れていないというか、むつかしいなぁと思った。こういう場合には、デジタル・ビデオ・カメラが必要だなぁと思った。

 

 この右端のマイクを持った女性が、その洋裁の先生。ショーが終わって、舞台に整列して、中央通路を通って、じかに作品を見てもらう流れ・・・。

 

 そうそう・・・、年末に連絡のあった「文芸社」。要望のあった「丸亀市の狛犬」ほか二冊を送ったけれど、とにかく、一冊も欲しいと云われなかった「丸亀市の狛犬」。余って困ったから、丸亀市の図書館や飯山の図書館などに送ったのだけれど、「それを本にしたい・・・」と、云われても、おそらく、十冊も売れないと思う。

 

 私の本を作りたいのならば、私んちへ来てくれるか、東京まで呼んでくれて、面談して話し合わないとねぇ・・・。電話やメールだけでは話は進まないと思うけれど・・・。とにかく、「丸亀市の狛犬」とかの「狛犬シリーズ」は売れないと思うばかり。いくら、丸善がついているからとか言われてもねぇ・・。

 

 ということで、今日も節分にちなんで、「鬼」に関する、今日の掲示板はこれ。

 

 「人は迷って鬼になり 悟って仏となる」というもの。仏陀・釈尊の最後に語られた涅槃経には、弟子が釈尊、亡き後、何を頼りに生きたら良いのか?と質問したらば、「自灯明,法灯明」と、この二つに頼れと答えられた。

 最後の説法の訳文を紹介する。

「弟子たちよ、自らの灯火とし、自らをよりどころとせよ、
 他人を頼りとしてはならない。
 この法をよりどころとせよ、
 他をよりどころとしてはならない。
 教えの要は心を修めることにある。
 だから、欲を抑えて己に克つ事に勤めなければならない。
 身を正し、心を正し、言葉をまことあるものにしなければならない。
 貪ることをやめ、怒りをなくし、悪を遠ざけ、
 常に無常を忘れてはならない。
 もし心が邪悪に引かれ、欲にとらわれようとするなら、
 これを抑えねばならない。心に従わず、心の主となれ。
 心は人を仏にし、また、畜生にもする。
 迷って鬼となり、悟って仏となるのもみな、
 この心のしわざである。
 だから、よく心を正しくし、道に外れないように勤めるがいい。」

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。

蝋梅に 見果てぬ夢を 隠される

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 さぬき市地方は、高気圧に覆われて概ね晴れていたが、気圧の谷や湿った空気の影響で夜は雲が広がるらしい。気温は3度から10度、湿度は82%から60%。日陰では朝霜も見られたが、暖かい春のような気候だった。風も穏やかで1mから2m程度。明日の30日は、前線の影響で朝から昼前にかけて雨が降る見込みらしい。

 

 で、今日は天気もいいものだから、どこかにお出かけしなくては・・・。と、云うのも、連日、我が家に引き籠もってパソコンばかりをいじっているせいか、眼がおかしくなってきたし、おつむもおかしくなりつつある。たまには気分転換も必要だなぁと云うことで・・・。

 

 で、我が家から県道津田川島線を南下して徳島県に入り、阿波市市場町に向かって走る・・・。で、着いたのは四国霊場10番札所の「切幡(きりはた)寺」。深い山中に古城のように建っている古刹である。

 

 そこから、9番法輪寺、8番熊谷(くまだに)寺へと巡る。

 

 この本堂の奥に、ご本尊の「千手観音菩薩立像」が開帳されている。四国霊場開創1200年記念ということで。金ぴかのご本尊さまがじかに拝観できる。本当はどことも、撮影禁止になっているのだが、ご本尊が見えない程度に・・・。

 

 第七番の十楽寺。札所の中には、こうした竜宮門のあるお寺が幾つかある。普通の仁王門、毘沙門天と多聞天の「二天門」などもあるので、山門観察も見所の一つ。ここのご本尊は「阿弥陀如来」だった。大手を振って「南無阿弥陀仏」を唱えてきた。

 

 第六番安楽寺は「境内撮影禁止」の立て札があったので、のぞいてきただけ。第五番の地蔵寺、第四番の大日寺も境内をぐるりと回ってみただけ。五百羅漢は有料だったので立ち寄らなかった。

 

 これは地蔵寺の山門脇にあった俳句の碑。札所には、こうして俳句や短歌なども奉納されている。山頭火の句が多いかなぁと思った。こうした、句碑や歌碑を見るのも楽しみの一つだ。

 

 第三番の金泉寺も広い境内だった。山門の仁王像を見て回るのも一つの楽しみ。この仁王さんは比較的新しいものだなぁと思った。

 

 これは、二番札所の御朱印。一般的には「納経印」ともいう。向かって右に「奉納」、真ん中にご本尊のキリークと本尊名の「弥陀如来」、左下にお寺の名前、ここでは極楽寺と書いてある。

 

 そして、四国霊場一番札所の「霊山(りょうぜん)寺」。お寺の「多宝塔」を見るのも見所の一つ。ちなみに、四国霊場八八ヶ所中、五重塔があるのは、土佐の「五台山竹林寺」、讃岐の「七宝山本山寺」、「五岳山善通寺」、「補陀落山志度寺」の四ヶ所だけだと云われている。

 

 ま、私の場合、お寺にはお参りするが、お賽銭はあげない、納経もしない。ご朱印も頂かない。礼拝合掌はするが、お寺の歴史や縁起を調べたり、お寺の特徴。特質を調べるのが目的。お勉強としてのお寺詣りではある。

 

 だから、こういう人にも注目をする。これは、お遍路の衣装装束を販売するお店のマネキンさん。こういう人があちらこちらにいるので、それを見るのも楽しみの一つ。日に焼けてひびわれしていたりするのが、いつの間にかきれいになっていたりする。

 

 云うと云わないと、四国霊場の札所には見所一杯、たからものいっぱいなのだ。今年は、四国霊場開創1200年記念ということで、普段には見られない宝物がいっぱい見られる好機だと思う。ぜひとも、四国においでなさいまし。

 

 ときには、こうした思いがけないアートにも出会えると思うから・・・。

 

  今日の掲示板はこれ。相も変わらずの「鬼」シリーズ。「心中にひそめる鬼はいかに追う」という富安風生さんの言葉。富安 風生(とみやす ふうせい)は、明治18年(1885) -昭和54年(1979)は、日本の官僚でもあり俳人でもあった。本名は謙次。高浜虚子に師事したこともある。節分の豆まきなどで、「鬼は外、福は内」と豆をまいて鬼を追い払う行事があるが、いくら大声で怒鳴っても、いくらたくさんの豆をまいてみたところで、この私の心のなかに巣くう鬼をどうやって追い払えばいいのだろうか・・・」という句であろう。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。

水仙に 朝の寝坊を 見透かされ

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 さぬき市地方は南岸の前線の影響で雲が広がり、雨が降っていた。気温は8度から13度、湿度は84%から70%。風は2mから1mの北北東の風が少し・・・。明日の31日は、高気圧に覆われて概ね晴れる見込みらしい。

 

 朝から雨・・・ということで、今日は「晴耕雨読」と思ったが、そういう根気がなくなってしまって、開いた本を、また閉じた。

 

 この前から、デスクトップPCの「ガンダム号」の修復やら整備やらをやってきたのだが、おおむね、完動状態になってきたのだが、その際に見つけたこのCD・・・。「パーソナル編集長」という古いアプリケーションなのだが、実は、これ、一度も使ったことがないような痕跡が・・・。、当時には難しすぎて、手が出なかったのだろうと思う。そうか、「シリアルナンバー」が不明でインストールすることができなかったのかも知れない。全くの新品状態。

 

 雨だから・・・という訳でもないが、本棚を片っ端から調べて調べて・・・、ようやくに箱に入ったまんまのユーザーズマニュアルを発見して、そこに薄い字で印刷されている「シリアルナンバー」を発見した・・・。それで、早速にインストールして起動してみた。

 

 で、マニュアル片手に・・・チラシを作ってみた。最初は機能や操作方法になじめずに苦労したが、午前中かかって、ようやくポスターが完成した。芸の細かやかなソフトだが、本格的なチラシやポスターが作れそう・・・。

 

 二月下旬には、「イギリス士官レキ研究会」の研究報告会の準備で、チラシ・ポスター、報告会用パワーポイントの完成、配布用資料の作成なんぞをやらねばならない。どのソフトがいいものかとあれこれやってる最中なんだけれど・・。

 

 ワード、エクセル・パワーポイントなどを試してみて、パワーポイントの「描画機能」が優れているかなぁと思っていたのだけれど・・・。

 

 で、それならばと、次には新聞を作ってみた。習うより慣れろ・・だなということで。

 

 なかなかに手順が覚えられず、何がなんだか分からぬままに、とにかく、マニュアル通りにやってみる。

 

 一応、形にはなっているのだが、なんとなくおかしい・・。でもまぁ、なんとなく使えそう・・・という雰囲気にはなってきた。コツさえ覚えれば、案外と楽しい新聞やポスターができそうな気がしてきたというところ。

 

 さて、例の(例の・・が案外と多くて、どれがどれやら・・)東京の「文芸社」という出版社からのお話なんだが、向こうさんは「狛犬」という分野が珍しくて、みんなが読めるような狛犬のお話にしたいらしい・・。でも、私は讃岐の狛犬しか知らないものだから、「さぬきの狛犬」版を全国展開してもなぁ・・という気持ち。

 

 誰でもが読めるような狛犬の本を作るとなると、数年スパンのお仕事になりそう。そんな余裕はないなぁということで、今回のお話は一応の「棚上げ」になった。私の今やっているような本には全く興味がないそうで、あくまで「狛犬」というのだから仕方がない。ま、私が持ち込んだ話でもないので、さっぱりと忘れることにしよう・・・。

 

 奥方のけいこばぁは、「印税生活ができるわよ〜」と、有頂天になっているので、しばらくは黙っておくことにしよう・・・。いやぁ、内心は「新手の振り込め詐欺かなぁ・・・」という不安もあったものだし・・・。勝手に本を印刷して、それを送りつけられてきて「一千万支払ってくれないと困る!」なんて云われたらどうしようか・・・などと・・。

 

 今日の掲示板も「鬼」に関する言葉から。「福は内にあり 鬼も内にあり」というもの。袖書きに、「福を外に求め、鬼を外に見いだす限り、安住の地はない」とある。ものごとには裏と表があって、表は福に見えるのだが、裏は鬼に見えるもの。財産は福のように見えるが、それを持ったがために「盗まれはしないか」「泥棒がやってこないだろうか」と猜疑心が起きてしまうと、財産もまた「鬼」になる。「病気」は悪で、鬼のように見えるが、「一病息災」で、自覚して生活すれば「福」にも見えてくる。「福」も「鬼」も表裏一体なんだよ・・ということが、古いお経の「涅槃経」という経典には書いてあるそうだ。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。

寝転んで 空を見ている 鬼の面

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 さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れていた。今日の気温はおかしなもので、夜中は15度、朝は11度、お昼が12度、夕方が7度と、右肩下がりの気温の変化。湿度はおなじく76%から53%と、これまた右肩下がり。風は3m程度の西北西の風。明日の2月1日は、引き続き高気圧に覆われて概ね晴れる見込みらしい。

 

 さて、今日は快晴で寒くもなく暑くもないので、久々に県立図書館に行ってみた。借りていた本の返却もしたかったし、あちこちと風景も楽しみたいものだと・・・。

 

 今日は平日ということもあってか、図書館内はゆったり・・・としていた。駐車場もガラガラだったし・・・。で、お遍路関係の二冊の本を返却して、あらたに「法話」関係の本を三冊借りた。少しは本職のお勉強もしなければならんなぁ・・ということで。

 

 で、立ち寄ったのはここ。ここと云うても分からんだろうが、?松松平藩主の菩提寺である「仏生山法然寺来迎院」という、法然上人ゆかりのお寺である。

 

 その法然寺の「二尊堂」が、去る1月13日の夜19時35分に出火して、240平方mの建物が全焼した。建物は二階建てで、一階部分が通路になっていて、お堂の中を通って、来迎堂や藩主たちの墓地である「般若台」に向かうようになっていた。

 

 これが以前の二尊堂。天井には「飛天像図」などもあったのだが、消失した。宝物などは別棟に保管されていて無事。けが人などはいないが、失火・放火の両面から捜査しているらしく、警戒線が張られて立ち入り禁止になっている。そのニュースはこちら

 

 この法然寺では創建以来、はじめての火災だということである。惜しい建物をなくしたものである。

 

 で、今日のお昼はここになった。法然寺境内にある「竜雲うどん」という一般店。ここも久しぶりだなぁということで入ってみた。

 

 今日のおうどんはこれ。「牛と温泉たまごのつけうどん」で600円。右のおうどんを左下のつけ出汁につけて食べる。食べ終わったら、このつけ出汁を左上のご飯にかけて食べるというもの。

 

 その後、讃岐一の宮、「田村神社」に寄ってみた。来週2月3日に行われる「節分祭(せつぶんさい)」の準備ができているのかなぁと覗いたまで。でも、ここ。来るたんびに石像とか鳥居とかが増えている。これでもか、これでもかと干支の動物なんぞが置いてある。

 

 これが「八咫烏(やたがらす)」という三本足のカラスである。日本神話において、神武東征の際に、高皇産霊尊によって神武天皇のもとに遣わされ、熊野国から大和国への道案内をしたとされるカラス(烏)である。一般的に3本足のカラスとして知られ、古くよりその姿絵が伝わっている。

 

 境内の梅もちらほらとつぼみや花をつけていた。春はそこまでだなぁという気になった。

 

 これは何かと問うならば、巨大な鬼の面らしい。黄色いモノがツノ、白いモノがメダマ。赤くて高いのが鼻である。これをどうやって使うかというと・・・、

 

 これは二年前のものだが、ここに「ひとがた」という紙に、自分の罪やけがれを移して、ここに貼り付けていく。最後にはこの鬼を「お炊きあげ」してお祓いをするものらしい。もちろん、ゲストを呼んでの豆まきも都合、五回も行われるらしい。鬼にとっては最悪の日になりそう。

 

 今日の掲示板はこれ。「本物の鬼は 人の面(めん)を被っている」というもの。誰しもそんなもので、やさしそうな人の顔だけれど、心の中は本物の鬼だらけだと思う。牛を食べ、豚を食べ、米を食べ、野菜を食べ、魚も食べる。子を殺す親もいれば、親を殺す子もいるし、体罰だ、いじめだと、平気で教え子を暴力でいじめる教師・・・。「ほんものの鬼は人の面を被っている」。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。

日脚伸び 今日の散歩は 遠くなり

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 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていたが、気圧の谷や湿った空気の影響で夜には雲が広がり、雨の降る所があるかも知れないという。気温は3度から13度、湿度は69%から62%。風は0mから2mの東北東の風が少し・・・。明日の2日は、気圧の谷や湿った空気の影響で雲が広がりやすく、明け方までは雨が降る見込みらしい。

 

 さて、今日から二月・・・ということで、このブログの左上にあった妙なマーク「あし@」が業務終了したので、即座に削除してすっきりとした分、なんだか、さみしくなった。これで、誰がここを訪問したのかが分からなくなった・・・。

 

 二月になったからと・・・数ある宿題を片づけようとしたら、けいこばぁが、「確定申告の準備をやっておいてね」と言い出した。来週頭から、「確定申告」の受付が始まるのだそうだ。お金が返ってくるというので、けいこばぁは、これに執念をかけている。で、領収書の整理を始めたら・・・。

 

 「今日は天気もいいので、阿波の安楽寺に行かない?あそこで頂いたお菓子がおいしかったの・・」と、言い出した。昨年の、藤の花の咲く頃に、ふらりと立ち寄った、美馬市にある「美馬安楽寺」。そこで、お茶うけに出された和菓子がおいしかったのだと・・・。そのお店を探して、そこのお菓子を買いたいのだという・・。突拍子もない話題を振る奥方さまであることよ。

 

 さぬき市長尾から、さぬき市多和を経て、徳島県美馬市脇町経由で美馬市に向かうが、途中でけいこばぁが、「トイレに行きたい・・」というので、急遽、美馬市脇町にある「脇町安楽寺」に立ち寄って、そこで、トイレを貸して頂いた・・・。私はその間に「将棋名人・小野五平翁のお墓」にお参りしてきた。

 

 けいこばぁは、「客殿がきれい」、「トイレがきれい・・」と、安楽寺さんのファンになっている。「さすが、千葉さんところ、余裕やねぇ・・」などと感動している。

 

 これが、本家の「美馬安楽寺」の「赤門」。昔の讃岐の門徒が作った・・・と云われる山門だそうで、近年に再建されている。

 

 本堂も立派だし・・・表玄関も立派なんだが、今日は開かなかった・・。聞けば、どなたもおいでにはならないのだとか。そこで、留守番のおばちゃんに・・・「ここでいただいたお菓子がおいしかったので、お店を尋ねたいのですが・・」というと、「あ、鈴木のまんじゅう屋さんやな・・・」ということで、わざわざ、そのお店までバイクで誘導してくれた・・・。

 

 これは、安楽寺さんの境内にある「親鸞聖人像」。私は、この像が好きだなぁと思っている。

 

 鈴木のまんじゅう屋さんに行くと、「うちには置いてないので、この先の【デイリー】に行けばある」と、清水のおっちゃんが教えてくれた。こんな、若い顔はしていないんだ。で、「デイリー」というお店を探したのだがわからない。「ひょっとして、アレかぁ・・?」と、指さしたのが、「デイリーマート」というスーパー。なるほどなぁ・・・。そこに、この清水のまんじゅう屋のコーナーがあった。

 

 で、こうした和菓子なんぞが並んでいた。けいこばぁは、こどもがお菓子を見つけたみたいに大喜び。どっさりと買って帰った・・・。

 

 ホンマに、清水のおっちゃんは、こんなに若くはないんで・・・。

 

 で、そこで買った、298円のお弁当を、吉野川の堤防上で食べてお昼になった。ちなみに、私は、この半分しか食べられなくて、けいこばぁが、これ一個と、私の残りをぺろりと食べた。恐るべし・・・奥方。

 

 午後からは、整理した領収書を、A4版の用紙に貼り付けて整理し、それをエクセルで作った集計用紙に入力して整理し、家族の総合計医療費を算出した。家族三人分で、404,521円。けいこばぁの計算では一割が還元されるのだという・・。40万−7万/10=3.3万円か・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。相変わらずの「鬼シリーズ」。「人の数だけ鬼はいます。いえ、それだけ仏様もおられるのです」という塩見行雄さんの言葉。塩見さんは、福知山市大江町仏性寺、日本の鬼の交流博物館(塩見行雄館長)に隣接する鬼文化研究所で、越前瓦作品展を開いたりしている。全国の鬼瓦製作者で組織する日本鬼師の会(菊池陽一郎会長、100人)による企画で、初めてとなる今回は、福井県あわら市の西郡正義さん(82)の作品を紹介している。 日本鬼師の会は91年に設立したそうだ。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


愚かさを 高笑いする やぶつばき

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 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていたが、雲がかかっていたように思った。気温は8度から16度、湿度は94%から64%。風は0mから2mの南南西の風が少し。だから春のような暖かい一日になった。明日の3日は、次第に冬型の気圧配置となるため雲が広がりやすく、雨の降る所がある見込みとか。立春寒波がやってくるとかの情報もあったぞ。

 

 さて、そろそろと宿題に手をつけないといけないぞ・・ということで、法話の原稿を推敲してみたり、「しわく広島・島案内人用のガイドマニュアルに「手島・小手島」も追加して欲しい・・」という依頼がメールで飛んできたので 、基礎資料を集めたり、過去記事からデータを探してコピペしたり・・・。ま、一応、画像なしで40頁のマニュアルができた。これから、画像探しもしなくてはならん・・・。

 

 今日はお天気がいいものだから、棚岩(たないわ)サル軍団が出没ちう。ちなみに、「棚岩」というのはこのあたりの地名。近くにあるお不動さんは「棚岩不動尊」と言い習わしている。そのサル軍団が我が物顔でのしあるいている。「オレさまの領地だ、文句あっっかぁ〜」などと逆ににらみ返すのだからどうしようもない。云うと云わないと、サルが本気でにらみつけて歯を見せたら怖いでぇ〜。「ゴメンナサイ!」と、逃げるしかない。イヤ、ホンマに・・。

 

 最近は、カメラを向けても逃げたりしないで、逆にポーズを取ったりするんだから・・・。うちのポチ(ごん)は、尻尾を巻いて、私にぴたりとくっついて身動きしない。ここで一声、吠えてくれたら、サルだって逃げるだろうに・・・。

 

 ま、一時、サルを追い出しても、すぐに戻ってくるのだから、好きにさせておくしかないってことだな。中国の海軍さんみたいだな・・・。今日もけいこばぁが、「大根、それも大きいものを食べられた・・・」と怒っていたが、サルだって生活しないとアカンのだから、無駄な抵抗みたいだな。

 

 で、今日のお昼はここになった。高松市香川町川東上にある「こだわり手打ち・はな庄うどん」というセルフのお店。ここはぶっかけうどんとか肉うどんがおいしいのだが、冬期限定版の「しっぽくうどん小」をお願いした。480円と少々高めの」おうどん。

 

 その分、具材がてんこ盛り。どうやって食べればいいものかと思案する。ヘタしたら野菜の具材がはみ出して落ちてしまう。丹念に「積み木崩し」みたいに少しずつ具材を片付けるしか手立てはない。

 

 ここのおうどんは、レスラーみたいなお兄さんが打った麺だから、すこしばかり硬い。コシがありすぎ・・・みたいなおうどん。だから、小のおうどんを食べたら汗が流れたほど・・・。うどんを食べるのも重労働なんだ・・・。

 

 午後からは、「レキ墓研究会」の研究報告会の「案内用ポスター」のラフ・デザインをやってみた。どこに画像を入れて、どういうキャッチをどう入れて、キャプチャーはどうする・・・みたいなことで、五つほどをデザインしてみた。こういうセンスは全くないなぁと思うばかり・・。

 

 そのポスターに使わなかったデザインの中から・・「案内用のチラシ」を作ればいいかなぁと、安易な発想ばかりで・・・前にはなかなか進まない。しかしのかかし、冬場のせいか、ドライアイが進行しとるようで眼が痛い・・。眼科にも行きたいのだけれど、なんだかこわくて・・・。

 

 そそ・・。そのレキ墓研究会の事務局から、「二月中に、一度、相談したいことができたので、来島くだされたし・・・」というメールが飛び込んで来た。やれやれ・・・。二月の11日〜14日までが京都の本山でのお勉強。戻ってきて一休みしたら16日が母の一周忌法要。17日が県立病院での予約診察日。それが終わったら、しわく広島に向かって、18日に会議・・・というスケジュールになった。あと、三月半ばに、レキ墓研究会の報告会と、「イギリス士官レキ研究会」が予定されている。それ以降は・・・五月の連休まで、全くの予定はない・・・。

 

 ともかく、二月の20日までは予定がみっちり。それより何より、14日の年金支給日が待ち遠しい。「本当に忙しい人は忙しいとは云わないもんだ・・」と云う人がいるが、忙しい時は忙しいもんなんだ・・・。

 

 と云うことで、二月の多忙な18日間がスタートする。今日は、嵐の前の静けさ、開戦前のリラックスみたいなことか。明日からは、本気でお勉強にも遊びにもアルバイトにも本気で取り組まなければ・・・・と、いいながらのリラックスタイム。

 

 今日の掲示板はこれ。今日も節分に合わせての「鬼・福」話題。「人間は自分の都合で鬼といい福という」というもの。さて、明日の3日は節分である。「鬼は外、福は内」と大きな声を出しながら福豆を撒いて、厄除けを行う光景がテレビで放送されることだろう。これは、季節の変わり目には邪気が生じると考えられており、それを追い払うために、昔、宮中で行われていたものが一般化して残ったものだそうだ。一見すると、楽しくほほえましい風景で、また伝統行事なのだからと大切にすべきかもしれないのだけれど、お念仏のみ教えを聴聞されるご門徒の多くは、昔からその行事を行おうとはしなかった。

 

 それは、「鬼は外、福は内」という生き方に問題意識を持っておられたからだと思うのだ。ここでいう鬼とは、自分にとって都合の悪いもの、逆に福は都合のいいものを指している。先輩念仏者の方々は、自分にとって都合の悪いものは外に、都合のよいものは内にという自己中心的な人間の有り様を、常々、自らの生き方の中に問うておられたからだと思うのだ。つまり、本当に怖い鬼は外にいるのではなく、自分自身の心の中に住んでいるということである。私たちは、自分にとって都合のいい事柄や得をすること、自分の思いに賛同してくれる人はすぐに取り込もうとし、逆にそうでない事柄や損をすること、自分の意見に反対する人は避けようとする。自分さえよければいいという思いは、裏を返せば他人はどうなってもいいという姿勢に他ならない。まさに鬼の姿ではないか。仏様のお心は、自他共に分け隔てなく、平等に救ってくださる世界である。その智慧の光に照らされたとき、私たちは初めて自らの恥ずかしい有り様に気づかされる。そして、その真実の教えに導かれたときに、まことの生き方が開かれて来るというものである。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。

新しき 俳句手帳に 梅を詠む

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 さぬき市地方は気圧の谷や寒気の影響で、雲が広がり雨の降る所があった。だから、一日中曇っていて、気温は9度から14度、湿度は86%から83%。風は0mから2m程度の北西の風が少し。明日の4日は、冬型の気圧配置となるため、雲が広がりやすいとのこと。

 

 で、パソコンでラジオを聞ける「らじるらじる」で音楽を聴きながら・・・。

 

 宿題の一つの、「レキ墓講演会」のポスター兼チラシを作ってみることにした。昨日の「ラフ・デザイン」を元にして、今回は「パワーポイント」を使ってみた。作成する側と印刷する側が、同じソフトでないと使えないものになってしまうから。

 

 現役の頃には、エクセル中心で仕事をしていたが、最近はワードばかりを使っているのだが、こういう作業にはパワーポイントだなぁ・・ということで。これも使い込んで行けばおもしろいモノができそう・・・。

 

 ということで、3パターンのポスターを作ってみた。作成画面では、紙面いっぱいを使っているんだが、印刷すると余白があまりにも多い。ここんところは要研究だな。

 

  さて、いつごろうからだろうか・・・目玉に霧がかかったようにかすむようになった。車の運転なんぞしていると、ぐんぐんとかすんできて前が見えなくなってくる。パソコンも似たようなモノで・・・メガネをかけていても字が見えなくなってくる。で、近くの病院で診てもらったら、「疲れ眼でしょ。老化も進んで来る時期ですし・・」ということで、「眼の疲れに・・眼のかすみに・・・」という目薬を処方された。朝から晩までパソコンばかりやっているのだから仕方がないか・・。

 

 そのついでに、今日のお昼はここになった。さぬき市津田にある道の駅「津田の松原」構内にある「松原うどん」というセミ・セルフのお店。

 

 ここも久しぶりだなぁと思った。なんとなく、国道は車の数が多いので、車の数が少ない田舎道ばかりを走るようになったせいもあるのだと思う・・・。どうにも大型トラックやバスなんぞは苦手になってきてしまった。

 

 で、ここに来たら、この「肉うどん」小で400円だから、お安くはない。ま、たまにはお肉も食べなくては・・・ということにして。

 

 左のカウンターでおうどんを注文して、おうどんを受け取って、右に移動しながら天ぷらやご飯ものを選んで、右端のレジで会計をすませて、好きな席に着いて食べて、さらに右端にある「返却口に容器を戻して・・・おしまい。

 

 私は、最近は小食になって、天ぷらもご飯ものも入らなくなった・・・。

 

 この前の、「おへんろつかさ養成講座」の閉講式の時の記念写真が届いた。ま、観光ボランティアだから、おじいさんが多い・・・。ヒマがある人でないとやれないお仕事だから・・・。

 

 これは、日本離島センターが発行している「季刊 しま」という雑誌。「島の郷土誌を作った人・・・」ということで掲載していただいた。今日はさらに・・・

 

 PanaHomeという会社の機関誌「きれいにくらす」という本に、私の写真(昔のお風呂の写真)が掲載されているというので、これまた、掲載誌が送られてきた。

 

 さて、節分も終わって、明日は立春。暦の上では「春」なのだが、いよいよこれからが冬本番。でも、天気予報ではそんなに寒くはならないような気温が並んではいるのだが・・・。

 

 今日の掲示板は節分にちなんでこれ。「鬼は外 いえいえ鬼は 内にあり」というもの。連日、鬼の話題で掲示板をみてきた通り、鬼は私の内に住み、この私そのものが鬼ではないか・・というお話だった。この私の内に済む鬼は追い出せそうもないけれど、こころに鬼を持ったまま、鬼のこころそのままで、生きて行くしかないのだなぁと思ったことだった。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。

梅一輪 今日の一歩の ありがたさ

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 さぬき市地方は冬型の気圧配置となっているため、瀬戸内側を中心に雲が広がりやすく、雨やみぞれや雪の降る所があった。気温は右肩下がりに8度から1度にまで下がってきて遠くの山は真っ白になっている。湿度は80%から61%。風は2mから4mの北北西の風が少し・・・。明日の5日は、冬型の気圧配置は次第に緩みますが、気圧の谷の影響で雲が広がる見込みらしい。

 

  「立春寒波」なる言葉を聞いたのは先日のこと。「こんなに温かいのに・・・」と思ったし、今朝も9度ほどもあったのだから、「まさか・・・」と思っていたが、本当に「立春寒波」がやってきた。

 

 さて、昨日の町医者の眼科では「疲れ目ですね・・・」ということで、目薬を処方されたが、なんとなく効き目がないなぁと思った。むろん、目薬を差して、それで、すぐに眼が見えるようになるとも思えないが、「セカンド・オピニオン」ということで、東かがわ市にある県立病院に行ってみた。おなじみの画像の病院である。

 

 どうにも眼科は苦手だが、ここは何度か看てもらったことがある。眼にゴミが入ったとか、眼に何かが飛び込んだ・・・とかという些細なこと。些細なことだが、眼に異物感があるのは我慢しようがないのだ。そのときにも「異常はありません」とのことだった。数年前のことである。

 

 で、診察前に各種の検査がある。裸眼での視力検査とか、矯正視力とか・・・

 

 こういう検査とか・・・。数年前と、視力はほとんど変わっていないが、左目が少しばかり視力が落ちているらしい。

 

 その結果、やはり、「ドライ・アイ」で涙の量が少なくなっているとのこと。そして、左目の視力が低下しているのは「白内障」が始まっている影響だが、手術するほどのものではないとのこと。「ま、目薬をさしてみてください・・」ということでおしまいになった。安心はしたのだが、どうにも、この目玉のかすみが気になって仕方がない。

 

 で、処方されたのが、この「ドライ・アイ対策用目薬」。これまた、ちっとも効果がないみたい。一日の使用量は五回から六回程度というのでは、砂漠に水打ちするみたいなものだ。ま、根気よくやるしかないのと、画面を注視せずにまばたきを多くすることくらいだなと思った。

 

 ま、白内障や緑内障の心配はひとまず安心だし、眼に異常がないってことも安心できた。要はパソコンのやりすぎってことだな・・・・。でも、パソコンが無いと、私の生活もないしなぁ・・。

 

 病院の医療費や薬代が安くすんだので、今日のお昼はここになった。木田郡三木町上高岡にある「手織りうどん・滝音」という、プチ・セルフのお店に寄った。

 

 ということで、今日は「肉ぶかっけ小の温いん」をお願いした。380円だった。ここの麺は細麺でマイルド、食べやすくて飲み込みやすい。具材も洗練されていて食べやすいおうどんである。

 

 午後からも、各種資料の整理やら空き缶の片付け、ファン・ヒーターの給油などという雑用をこなしていた。今日は奥方のいない火曜日。早めのお風呂やら食事の準備やらと多忙な火曜日・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。「朝になったら 目が覚める ありがたいことだ」というもの。朝になって目が覚めなければ一大事ではないか。夜、眠たくなって寝て、朝、気がつけば目が覚めるのは当たり前のことで、誰もが「ありがたい」とは思ってもみないのだけれど、ある程度、歳をとってくると、それなりの持病も出てくるし、身体のあちらこちらにガタが出てくる。そうなると、明日の朝の保証ができなくなってくる。それでも、朝、目覚めたら、「あ、今日も起きられた・・・」と思うだけで、なにかしら、「ああ、ありがたいなぁ・」と思うものである。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。

すぐそこに 税務署がある 梅の花 

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 さぬき市地方は冬型の気圧配置となっているため、雲が広がっている一日だった。気温は0度から5度、湿度は78%から55%。風は3mから5mの北北西の風がやや強かった。明日の6日は、気圧の谷や寒気の影響で雲が広がり、昼過ぎから雪や雨が降る見込みらしい。本格的な冬空になりそう・・・。

 

 さて、来週からはいよいよ京都に行かなくてはならない・・。それだからということで、宿題の片付けをやっていた・・・。

 

 東讃教区の機関紙の「帰去来(きこらい)」への投稿依頼がメールで飛んできたので、即座に原稿を書き上げて送信しておかねば・・・。

 

 今回は Word(ワード)という文書作成ソフトを使っての原稿。A4版一枚程度ということで、2000字弱。画像が入るので、少し少なめに・・・。

 

 で、この程度に収めてみた。讃岐の二十四輩さん、五ヶ所ずつ八回シリーズくらいの見当で・・・。

 

 これが前回の掲載紙。44ヶ所の二十四輩さんを、八回シリーズで、しかも2000字弱。というのだから、概略だけになってしまうのは仕方がない。

 

 それから、しわく広島の「市民センター」からの宿題である「島案内人用ガイドブック」の「手島・小手島分追加原稿」と、「レキ墓研究会」用のポスターもメールで送信。少し前にはFAX・・というていたのだが、最近はメールの添付ファイルという便利なモノのおかげでたいそう、楽になった。

 

 奥方はお昼から、確定申告に出掛けて行った。今回はすんなりとOKが出た様子。毎年、「あれがない」「これが足りない」と、書類の不備で大騒ぎするのだが、今回は一発でOKだった。「e-Tax」で私がやればいいようなものだが、どうにも経理用語というのがわからない。現職の頃の「年末調整」ではいつも経理担当のおばさんに叱られてばかりいたもので・・・。それに、数字が特に苦手なのだ・・。

 

 確定申告も「医療費控除」だけならいいのだが、源泉徴収票や各種保険、生命保険などの保険の払込証明書なんぞがからむと・・・頭の中がウニウニ・・状態になってしまって、すぐにパニック障害を起こしてしまうのだ。

 

 で、奥方のけいこばぁと一緒に、今日のお昼はここになった。さぬき市大川町にある「すぎもとうどん」というプチ・セルフのお店。ご夫婦二人でやっている素朴なお店。どこにもお店の名前が書いてないのがユニーク。

 

 で、いつもの、「しっぽくうどん」の小で400円。今日は昼間でも気温が5度と低いものだから、こうした温かいものがうれしくなる。

 

 午後からは、けいこばぁのお友達がやってきて、ひとしきりお遍路の話題で盛り上がった。聞けば、息子さんを交通事故で亡くされて、その菩提を弔うためにおへんろをやっているのだとか。お遍路に出掛けるきっかけもまた千差万別のお四国さんである。

 

 で、そのおばさまが明日、お参りする阿波の十六番札所・常楽寺のお話をして差し上げた。本尊は「弥勒菩薩」。これは、四国霊場八十八ヶ所中、ここだけしかいない仏さまである。縁起では、弘法大師が42歳の厄年のころ、この地で真言の秘法を修行していたときに、多くの菩薩を従えて化身した弥勒さまが来迎されたという。大師はすぐに感得し、そばの霊木にその尊像を彫造し、堂宇を建立して本尊にしたと云われている。

 

 明日はさぬきでも阿波でも気温の低下が進み、気温は朝から−2度とか0度とかで、日中になっても2度くらいしか上がらず、午後からは雪になりそうだと云うこと。無事にお遍路に行けるのだろうか・・・。ま、徳島市内だから、大丈夫だとはおもうのだけれど、その道中が問題だ。

 

 先日の節分の続きのような今日の掲示板。「自分に都合の悪いことを 様々な鬼に仕立てあげる私」というもの。誰でも自分がかわいいものだし、自分は正しいと信じているから、自分の都合の悪いことは他人に転嫁してしまおうとするもの。とは云うても、隣の人を悪人にはできないから、鬼のせいにしてしまう。鬼という言葉は的確ではないかもしれないが、「あの人」を鬼にしてみたり、「あんな人」という鬼を作ってしまったりして・・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。

旅支度 染み大根に 励まされ

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 さぬき市地方は気圧の谷や寒気の影響で雲が広がり、雪や雨の降っていた。気温は1度から3度、湿度は74%から68%。風は1mから2mの北北東の風がときおり・・・。明日の7日は、引き続き気圧の谷や寒気の影響で雲が広がり、夜には雪や雨が降る見込みらしい。

 

 朝方は気温が1度どまりで底冷えのする天候。風がないだけマシだなぁと思ったこと。迷犬ごんはこんな朝でも芝生の上で丸くなって寝ているし、雨だろうと雪だろうと「散歩に行こうよ〜」ダンスを繰り返してにぎやかなこと。

 

 で、今日は来週の「上洛:京都行き」の準備として、高速バスの予約をしてみた。11日だから、間だ間があるし・・と思っていたが、予約状況を見ると・・ほとんど残りがなくて、窓側席は一席だけしか残っていなかった。連休の最終日ってことか・・。

 

 これはネット画像の参考画面。なかなかに作業中にこのような画面コピーは至難の業だ。

 

 JR四国バスの「?松エキスプレス京都号」で、11日の朝に乗って、お昼過ぎに京都駅に着く予定。夕方に出て、夜に着くのもいいのだが、なんとなく早いほうがいいと思って。そのほうが、入山前に生ビールが堪能できる。

 

 で、往復の予約を済ませて決済が終わって、乗車券を印刷する段になって、「アドビー・リーダーのバージョンが古いから新しいものをダウンロードしてください」というメッセージが出て、さらにエラーが続発して・・・。なんだかんだと1時間以上も掛かってしまった。全く、ドジなことで・・。

 

 そして、お昼前からは雪になった・・・。雪と云うても、雪が降るばかりで、あたりには積もらない。地上ではみぞれのように淡くはかなく消えていってしまって水になる。

 

 今日は奥方のけいこばぁが臨時の出勤でいないので、自前でここのおうどんになった。さぬき市長尾東の「うどん亭・いわせ」という一般店。たまには変化も必要だなぁと・・。と、云うのも、プリンターのトナーが切れたので、量販店の「けえず・でんき」で、インク類を買った都合上・・。

 

 でも、インクも高いねぇ。トナーカートリッジが7,001円、インクジェットカートリッジ6色で5,681円、インクカートリッジ単体で997円。合計で13,679+税651円の合計13,679円。年金支給日前にしては痛い出費だ。

 

 で、天ぷらうどん並で700円。やっぱり、奥方がスポンサーの時に来なければ・・・。ま、京都行きの交通費は確保したことだし・・・。

 

 午後からも上洛の準備。荷物を最小限にしたいので、ノートや筆記具は持たないことにして、タブレット端末に資料は保存して・・・。でも、「策士、策に溺れる」みたいなことで、大失敗するのかも・・・。どうしても、冬場は衣類が厚くて重くてかさばるものだから・・・。

 

 あと、問題は「法話実習」だけが関門。私はシャイなほうだから、人前で話すのが苦手・・(誰じゃい、大笑いしとるのは・・・)。というよりも、話のストーリーが覚えられないし、思い出せないし、話し出したら・・・とめどなく無駄話をしてしまうことだし・・・。

 

 今夜も奥方が寝てから、法話実習の練習だな・・。でも、お酒が入ったら、それこそ、無駄話に終始してしまいそう・・・。ま、滑舌練習、その場の雰囲気馴れの練習になってしまうのかも・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。「悟りの花はどこに咲く 悩みの池の中に咲く」とういうもの。うむ、いい言葉だ・・・。悩んで悩んで・・悩み抜いた泥まみれの中で、「あっと!」と、ポンと手を打って、ひらめくのだろうね・・・。悟りとは極楽浄土にあるのではない。この汚れて住みにくい現世の中の泥沼のなかにこそあるのだと教えてくれている・・・。 でも・・、悟りの境地には遠いねぇ〜。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。

雪や雪 子供のようには 遊べない

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 さぬき市地方は気圧の谷や寒気の影響で雲が広がり、雨や雪の降っている所があった。さらに夕方から雪や雨が降るらしい。気温は3度どまりでずっと来たが、これからは1度まで下がって雪になる見込み。風は4mから2mの北東の風が少し。明日の8日は、さぬき市地方の上を通過する低気圧の影響で、夕方まで雨や雪が降る見込み。

 

 今日の朝、まだまだ明るくならないなぁと思っていたら、外は雪だった。8時を過ぎても9時を過ぎても明るくはならず、どんよりと曇ったままの暗い一日になった。

 

 これが、迷犬ごんの「お散歩に行こうよダンス」。こうして、二本足で立ってダンスして、催促をする。わざと、じらして遊んであげる。そのうち、首輪が苦しくなって咳き込んで悲しそうな顔をする迷犬ごん。「ゴホンゴホン」と人間並みの咳までするのだから・・・。

 

  久々の雪だから、迷犬ごんは・・・なめたり食べたり遊んだり・・。でも、手足は冷たくないんだろうか・・・。

  

 でも、南国四国だから、あっという間に雪は消えて、あたりまえの普通の生活に戻ってしまう。もちろん、道路や脇道には雪はない。雪はないが、凍ったりしたところはあったかも知れない。

 

 だから、今日もパソコン三昧。外は寒いし、取り立てて出掛ける用事もないし・・・。与えられた宿題も可能なものは片付けておいたし・・・。チラシ、ポスター、島案内人用マニュアルの原稿・・・。教区の原稿も送ったし・・・。

 

 昨年の今頃、母のさっちゃんは市民病院に入院していて、痛み止めの薬の影響で意識がもうろうとしていた。だから、私が「法話の練習」をやっていて、ぶつぶつとつぶやいていたら・・、「もう、お葬式の準備をしよんかいな・・」と云ったり・・・・。「ちゃんと、みんなに、お礼を言わないといかんのでぇ・・」と云ってみたり・・・。自分の最後が見えていたのだろうか・・・。そんなことがあったことだった・・・。

 

 月日の流れは速いなぁと思う一面、月日の流れはおそいなぁと思うこともあったりする。「子供の一日は永く、一年は短い」と云い、「おとなの一日は短く、一年は永い」とかと云ったりする。確かに確かに、最近の一日はあっという間で、犬の散歩とブログの更新と、お風呂の準備と、食事の後片付けで終わってしまうような気がする。

 

 朝、起きてカーテンを開けて雨戸を開けたのに、はや、もう、雨戸を閉めて、カーテンを閉めるのか・・などと思ったりする。一日の早さは年齢に比例するのだとか。10歳台は時速10キロ。30歳台は時速30キロ・・・。65歳は時速65キロもの猛スピードなのだそうだ。道理で一日があっという間だ。

 

 ブログ友人の「こもれび」さんが、ふきのとうの味噌を作ったという記事をみて、我が家のふきのとうを見てきたが、まだまだ食べられるようなものには育っていなかった。この寒さではねぇ・・・。

 

 話はコロコロと飛ぶのだが、来週の火曜日の11日に高速バスで京都に向かう。で、12/13/14と本山でのお勉強。14日の夜に戻ってきて、15日はお仏壇の準備。16日が母のさっちゃんの一周忌法要(このあたりでは、【むかわれ】と云う)。17日の午前中が県立病院での検診。血液検査、胸部レントゲン検査、心臓超音波検査、その後医師の診察。午後からは丸亀市に向かい、しわく広島へ。

 

 18日には、しわく広島市民センターで、レキ墓研究会の事前打ち合わせ。19日・20日で、島案内人養成講座のガイドマニュアル作成委員会。21日に帰宅予定・・・と続く。あとは・・そこでの宿題の消化作業が年度末一杯まで。

 

 四月になれば、少しは落ち着いてどこかでゆっくりできるかなぁとは思うのだけれど。取らぬたぬきの皮算用・・・。当面は少しばかり忙しそう・・・。

 

 しかしのかかし、落ち着いてきたら、確かに左目がほとんど見えていないことに気が付いた。右目は正常に見えてはいるが、左目がかすんでいてほとんど見えない。でも、眼科ではなんとも云われなかった。「少しばかり白内障が進んではいるが、手術するほどではない」とは云われたが、メガネを修正しなさいとも、メガネを替えなさいとも云わなかったのだが、これでは、なんともこころもとない。

 

 今日の掲示板はこれ。「欲しいものはたくさんあるけれど 必要なものは そう多くない」というもの。12月にもらった年金は、年末年始の大騒ぎであっという間に消えた。今月14日の年金支給日まで、もう少し。「欲しいものはたくさんあるけれど 【さしあたって・・・】 必要なものはそう多くない」なければないでも済むと云うもの。欲しい欲しいと買える時代は良かったが、よおく考えてみると、いらぬものまで買いすぎたかなぁと・・反省もしてみる昨今だ。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。

うたた寝の 静けさ破る 屋根の雪

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 さぬき市地方は南海上を北東に進む低気圧の影響で、東部を中心に雨やみぞれや雪が降っていた。気温は3度から4度、湿度は94%から76%。風は2mから3mの北北西の風が少し。明日の9日は、冬型の気圧配置となるため、雲が広がりやすい見込みらしい。

 

 昨夜からか、今朝方からか雪が降ったようであたりは白い。朝方はうっすらとだったが、どんどんと降り続いてお昼前には5センチほどになった。昨年の2月18日の母の葬儀の時よりももっと積もった感じ。

 

 迷犬ごんの散歩に行ってきたが、さすがに今日は誰も通らないし、お隣の不動尊へのお参りにも来ていなかった。車も時たま通る程度で静かなもの。県道は融雪剤を散布する車だの除雪用の車が走る程度で、一般の車は見掛けない。だから気持ちが悪いくらいに静かすぎる。

 

 ということで、今日もパソコン三昧くらいしかすることがない。「島案内人用ガイドブック」の修正追加作業をやったり、レキ墓講演会のポスターに、「瀬戸内海国立公園80周年」のマークを張り込んだりの些細なお仕事。相変わらず・・眼が乾く。

 

 今日はけいこばぁのピアノの先生のコンサートに行く筈だったのだが、とにかく我が家から出られない。出られないこともないのだろうが、県道までの数百メートルは新雪のままだから、怖くて車を運転できそうもない。無理して側溝に落ちてもみじめだし、川の中に落ち込むと冷たいだろうし・・。

 

 お仕事に行かなければ・・・というのであれば、少し無理してでも車を出すのだが、ここ数年、雪道を走ったことがないので、ずいぶんと臆病になってしまう。こんな日は自宅でのんびりとしておくほうが得策とばかりに・・・。

 

 テレビやラジオのニュースでは、お年寄りが転んだとか滑ったとか骨折したとか、車がぶつかったとかのお話が多くなっている。そんなニュースの元ネタになってもつまらんし・・ということで。

 

 で、今日は「木村食堂」での「お手製肉うどん小」におでんをアテにしての「雪見酒」。けいこばぁは、「ああ、贅沢・ぜいたく・・」と云いながら昼ビール・・・。この頃になると、屋根から雪が滑り落ちてきて・・「ドーン」「ドーン」という音が連続して・・・。雪が溶け出してきているらしい・・。

 

 だから、夕方になると、木の枝に積もっていた雪も消えてきた。

 

 ま、「冬来たりなば春遠からじ・・」という言葉もあって、二月中旬が一番、寒い時期だなぁというのは子供の頃からの感覚で分かる。もう少しの辛抱だ。ただ・・三月のお彼岸を過ぎるまでは寒い日もあるので要注意。

 

 今も屋根から、「ドーン」「ドーン」と雪が落ちてきて、ベランダに雪のかたまりができている。ま、数日もすれば溶けて流れて、はい、おしまい。

 

 おさるさんも高見の見物としゃれ込んでいる。帰る方向がわからんようになったんじゃろうか。

 

 今日の掲示板はこれ。「災難が来ぬように祈るのが信心ではない どんな災難が来ても引き受けてゆける力を得るのが信心です。」というもの。誰しも災難に会いたくない。災難に会いたくないから宗教を信じている人も多いであろう。よく宗教とは「除災招福」といわれるように、災いを除き福を招く ものだと思っている人も多い。しかしのかかし、本来、仏教は除災招福を説かない。災難がこないように祈る宗教ではない。『仏説無量寿経』に「身自ら之(これ)を当 (う)くるに、代者あることなし」とあるように、与えられたものは引き受けるしかない。誰も代わってくれる者なしである。仏教で説く救いとは、苦しみがな くなることではない。苦しみを乗り越えていくことである。今まで苦と思っていたことが苦でなくなっていくことを意味する。また苦しみの現実が変わることではなくて、 苦しみの現実を引き受け、苦を乗り越えて力強く生きる身となることである。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


藪ツバキ この一日が 永すぎる

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 さぬき市地方は大陸の高気圧に覆われて概ね晴れていたが、冬型の気圧配置となるため、次第に雲が広がりやすくなってきた。気温は3度から7度、湿度は78%から53%。風は3mから4mの北西の風が少し。明日の10日は、気圧の谷の影響で雲が広がり、明け方から昼過ぎにかけて雪や雨の降る所がある見込みとか。

 

 昨日の雪は多くが消えてしまって、日陰や畑なんぞに雪が残る程度。その雪も今朝はパリパリに凍っていたが、まるで、私らの望みや夢のような淡雪だった・・・。

 

 我が家の三角屋根から滑り落ちた雪が裏手は80センチほどに盛り上がっていて、勝手口のドアが開かない。勝手口からの出入りも今はできない。南側のベランダも似たようなモノ。でも、数日もすれば消えてなくなるからそのままにしておく。大きな問題でもないことだ。

 

 県道はこうして除雪して融雪剤を散布してあるから全く問題はないが、昔の町道や脇道は除雪しないからそのまんま・・・。

 

 昼間は大丈夫だけれど、朝方は凍り付いて滑るかも・・・。ま、こんな山道を朝夕に通ることはないけれど・・・。

 

 我が家の旧宅にある「侘び助」も、いつも通りに咲いている。主もいないのに・・・。

 

 これは、今の我が家にある「ロウバイ」。いつまでも咲いているなぁと感心するのだが。私も「明るく陽気に行きましょう〜♪」という芸人の「ぴろき」みたいに生きたいのだけれど、案外と薄暗い毎日になっていたりする・・・。

 

 今日は雪も収まったので・・ということで、山の旧宅やお墓にも行ってきたが、そのあたりは「イノシシ」の足跡がひどかった。イノシシも食べるものがないので、そのあたりをうろついているのだろうが、なんとなく不気味な足跡が残されていた。

 

 さて、11日に出掛ける準備として、頭を刈った。別に京都に行くからと云うて、頭を刈る必要はないのだが、奥方のけいこばぁが、「さあ、頭、切るよ」と云われると、首をはねられるのかなぁと思ったりする言葉に驚かされて、しぶしぶ・・電動バリカンで頭をくりくり坊主にされてしまった。(個人情報のために画像はなし)。

 

 あと、お衣装の「白衣(はくえ)」や道服・略袈裟・単輪念珠・布教用念珠・中啓なんぞも用意した。

 

 この布教使さんが着ている「衣体:えたい」が、「白衣:はくえ」「道服:どうぶく」+略袈裟+中啓。

 

 これが「布教用念珠」というもの。「単輪念珠」は普通の小さいお念珠。

 

 玉の数は、装束念珠(本連念珠)が108珠、その半分の54珠、三分の一の36珠、四分の一の27珠などがある。腕輪念珠では「18珠」もある。

 

 この扇のようなものが「中啓」。左下の念珠が「装束念珠」で108珠の総白房。偉いお坊さんでないと、白黒の房のものは持てない。

 

 そんなこんなで、今日もオリンピックを見る暇もなくて、あっという間の一日になった。

 

 今日の掲示板はこれ。「教えの縦糸心に織れば 結ぶご縁は横の糸」というもの。お経といえば仏様の教えのこと。経とは「たて糸」という字で布を織る時、縦に引く糸のこと。地球儀で縦の線を経度と云う。横の線を緯度と云うのはご存じの筈。このことから縦糸は常にまっすぐに通った道、即ち不変の道理という意味に転じ、教えをあらわす書物を「経〜キョウ」と呼ぶようになったもの。こう考えると仏様の教えは、宇宙に張りめぐらされた真理の縦糸、横糸を織り込むのは今生きている私たちではないかと考えさせられる。どんなよい真理でもそれを活用する人間がいなければ、この世にはあらわれない。だから仏さまは、私達に信仰の機織りをしなさいと呼びかけているのではあるまいか。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。

黄水仙 旅の支度と 丸坊主

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 さぬき市地方は気圧の谷や寒気の影響で雲が広がり、みぞれや粉雪が降ることもあったが、夕方には雨になった。気温は3度から2度、湿度は73%から64%。風は4mから0mで北北西の風が少し。明日の11日は、寒気の影響で雲が広がりやすい見込みとか。

 

 周りの雪はほとんど消えたけれど、まだ北側の屋根や日陰に白い雪がところどころに残って見える。

 

 我が家の屋根から落ちてきた雪は溶けずに硬いままで残っている。裏手の勝手口もそのまんま。硬くてスコップくらいではどうにもならなくなっている。今週末の母の一周忌まで残ったまんまかも知れない。

 

 ということで、今日も引き籠もり。「俺たちに明日はない。キャッシュカードに残もない」。出歩く理由もないし、小遣いもない。

 

 ということで、今日はお仏壇の片付けやら母の一周忌法要の準備やら。経机やら焼香盆・前卓(まえじょく)などの準備。和蝋燭や線香の確認などなど。

 

 京都から戻って来るのが14日の夜。15日に仏華や供え物をお供えして・・16日が母の「むかわれ」の法要。慌ただしいことやね。だから、できることは、今日中にやっておきたいものだなぁと云うことで。

 

 午後からは京都行きの準備・・。準備と云うても、すっかりと準備はできているのだけれど、「健康保険証」とか持って行く聖典とかお念珠の確認なんぞを・・・。けっこう、なんだかんだとお荷物になる。

 

 この旅行バッグと背中にホーキンスのリュックザック。その中にはノートパソコンやらタブレット端末などの情報機器を背負っていく。これらが私の耳となり眼となり口になる。

 

 天気予報では、今週は晴れるということで安心していたのだけれど、なんだか寒波が居座ってしまったようで不安定な天候になってきた。それだし、四国の高速道路も貧弱だから。高速バスが動かないって事はないんだろうか・・。明日も気温は低そうだし・・・。

 

 ゴミを片付けて気づいたのだが、今年はなかなかにふきのとうが出て来ない。一本や二本ではかわいそうで食べられない。例年、この頃には少しばかり出ていた筈なんだけれど。まぁ、この寒さではなかなか出たくても出られないか・・・。

 

 昨年の今頃は、入院している母の看護に行っていたんだなぁと、しみじみと思ったことだった。そして、母の状態が進んで来たもので、退院をするという日に、私が京都の研修に行った・・・と記憶している。明日、私は京都に向かうのだけれど・・・。複雑な思いが胸を去来する・・・。

 

 今回は、京都から戻ったら、母の一周忌ということになっている。だから、京都で、母のために香りの良い「抹香」を選んで買って来たいものだと思っている。母へのお土産はそれだけだ。

 

 今日の掲示板はこれ。「迷いの岸から悟りの岸へ 合わす手と手が渡し船」というもの。さすが、いいことを云うなぁと思った言葉だった。彼岸とは、仏さまの悟りの世界、それに対して私たちの住む世界を此岸と呼んでいる。 この二つの世界の間に流れているのが三途の川。この川には、その名の如く火途(地獄道)・血途(畜生道)・刀途(餓鬼道)の三つの瀬があり、人は死後、その行いや罪の重さによって、いづれかの途を渡らねばならないと云う。これでは向こう岸にたどりつくのは無理。ほとんどは川に溺れ、今以上の苦しみを味わう事になってしまう。そこで仏さまは人々に「今までの生き方を悔い改めよ」と懺悔の法を説き、救いの?船?を用意されるのだ。どんなに大きな石でも、船に乗せれば水に浮かぶように、罪の重さで、苦しみの底に沈もうとする人々に、大切なのは素直に反省する心である。たとえ小さな針でも、そのままでは水の底に沈んでしまうもの。迷いの岸から、悟りの岸へ。あなたの合わす手と手の中に、仏さまの?渡し舟?はいつでも用意されているのである。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。

冷えしきる 夜の長さを もてあます

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 今日の京都府南部では寒気の影響も弱まるため、概ね晴れるていた。気温は1度から5度、湿度は78%から54%。風は3mから5mの北の風が強かった。明日の京都府は、気圧の谷や寒気の影響で、北部を中心に雲が広がりやすく、雪や雨の降るところがあるらしい。

 

 ということで、高松道大内バスストップからJR四国の高速バスに乗って、JR京都駅烏丸口に向かう。約4時間の旅。

 

 目が乾燥するからと居眠りをしていたら、あっという間に京都に着いた。最近はこのバスばかりなので、端末をいじるか寝るかしている。

 

 12時過ぎに京都駅に到着。とりあえず、生ビールでもと思ったが、時間が時間なもので、どこともいっぱい。私は待つのも並ぶのもイヤだからと、とりあえず、お寺に行こうと歩き出した。でも、こう、寒いとビールどころの話ではない。

 

 最初に行ったのが東本願寺さん。おお、まだ、阿弥陀堂の修復工事をやっているんだ・・。

 

 とりあえず、なんまんだぶつ、なんまんだぶつのお念仏。おみやげものを見たり、お勤めの本を見たりしたが、経典を買ってもなぁと思うし、お東さんの紋章の入ったお念珠やお茶碗を買ってもなぁ・・・ということで。トイレを借りて、山門を出た・・・。

  

 風が冷たいので、今度はてくてくと歩いて本願寺さんへ・・・。風が冷たいからとマスクをしたら、今度は慣れないからか息苦しくて・・・。

 

 はぁはぁ、ぜいぜいと云いながらここまでやってきた。

 

 で、ここでもなんまんだぶつ、なんまんだぶつの合掌・礼拝・お念仏。お小遣いをもらったので、ブックセンターで参考書でも買おうかなぁと入ったけれど、これを持って帰るのが重たいがな・・・ということで諦めた。持ってきた荷物だけでも精一杯。おみやげなんぞ入る隙間はない。いつ来てもこうなんだ・・・。今度こそ、今度こそと思いながら、いつも「重たいから・・」と、あきらめてしまう。

 

 明日のおあさじにはおまいりに来るからと挨拶のみで失礼する。

 

 で、本願寺さんの前にある「お香屋さん」で、焼香用の抹香を買った。ここで買うとけっこうなお値段がする。だが、「京都で買ったものだから・・」といえるようにと、少しお高めのものを。

 

 ま、なんでもいいといえば、なんでもいいのだけれど、母のさっちゃんはそういうものが好きだから・・・。珍しければいいというものでもないのだけれど。

 

 で、14時過ぎに、いつもお世話になるレストランに立ち寄って、水分補給の生ビール。

 

 で、15時前に、本山興正寺に入山。今日は前泊だから夕食はないし、明日の朝食もない。たまには断食もいいかなぁとは思うが気分次第。お風呂は入れそう・・。

 

 こちらが御影堂。合掌礼拝(がっしょう・らいはい)お念仏して・・・宿舎に入る。

 

 今回は大広間ではなくて、15畳の和室が二つに11人が泊まる予定。ほとんの人は明日の朝にやってくる。なかなかに皆さん、忙しいらしい。今夜も1人で寝ることになるのかも。

 

 今日の掲示板はこれ。「やりたいことがあったのにやれなかった人がいます せいいっぱい生きたかったのに 生きられなかった命があります。命いっぱい生きなければ・・・。」というもの。病気や災害や事故などで、突然にいのちをなくした人が大勢います。東日本大震災では若い命がたくさん失われたし、先の大戦でも多くの若者たちが帰らない人になってしまった。やりたいことがいっぱいあったのに、いっぱい生きたかったのに・・・。そんな人たちのことを考えると、うかつには生きていけないぞ。ぐずぐずしててはいけないぞと背中を押される想いがわき上がってくる。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。

底冷えに 記憶の糸が また切れる

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 今日の京都は高気圧に覆われておおむね晴れていた。気温は氷点下1度から8度。湿度は89%から55%。風は1mから6mの北北東の風が強くて底冷えがした。

 

 今朝は早くに起きて、本願寺さんの「晨朝(じんじょう)」、おあさじとも云うのだが、朝のおつとめに行こうと思っていたのだが、暗いのと寒いので、ついつい布団の中にくるまっていた。

 

 で、我が寺の「ご晨朝」は朝の8時からだが、今朝は私ともう一人の二人のおまいりだった。明日からは二十人近くになるのだろうけれど。

 

 で、今日から二泊三日の冬の研修が始まった。今日の午前中は人権問題、それも自死を私たちがどう捉え、どう対応してゆくか・・・みたいなことだった。自死は本人だけでなく残された家族遺族にも大きな問題で、アパートやマンションの修理費用やら建て替え費用やらの莫大な費用負担を迫られる場合もあるのだとか。やはり、自殺した家は気持ちが悪いからと借り手が付かないからだとか・・・。

 

 今日のお昼はこんなお弁当。夜も似たようなものだった。でも、お米のご飯なんてずいぶんと久しぶり。ここではお米を食べないといけないらしい・・。それだし、飲酒は厳禁だから、おなかがびっくりしていている感じ。

 

 午後からは原田先生の「歎異抄講義」今日の講義は「大無量寿経上巻」の講義が主になった。だから、歎異抄の概要だけになってしまった。明日も講義がある。

 

 その後、阿弥陀堂内でのお作法の実習。冷房がない建物だから冷たい冷たい。底冷えするから、肺炎が怖い私には辛い授業だった。

 

 講義は19時近くまで続いて、それから夕食。ブログを書き上げてから入浴。明日の予習のために、今日のブログは短めに。

 

 今日の掲示板はこれ。、「終わりと始めは遠くて近い 失敗したら出直すだけさ」というもの。初めから終わりへの道のりは遠い場合もあるけれど、ひとつの物事が終われば、それは別の物事の初めになる。物事をはじめてみて、失敗したらやり直すだけ、出直すだけだ。失敗したって悔やんでいても仕方がない。へこんでいても落ち込んでいても仕方がない。あの「STAP細胞」みたいに、やり続け、なし続けなければ結果は出てこない。

 

じゃぁ、また、明日、あえるといいね。

紅梅が ときおる薫る 御影堂

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 今日の京都は曇り。気温は3度から6度、湿度は83%から52%。風は0mから4mの北の風がときおり。明日の京都は雪からみぞれになるらしい。

 

 昨日は全く飲酒なしの三食しっかりと食べての健康モード。さすがに昨夜は寝付きが悪かったけれど、しっかりと寝ていて、眼が覚めたのは6時半だった。大急ぎで起きて朝のお掃除。7時10分から30分程度、阿弥陀堂、御影道の参拝者席の畳のから拭き。これが結構、広いのだ。

 

 それが終われば白衣・道服・略袈裟に着替えて・・・阿弥陀堂での「ご晨朝」、朝のお勤めである。その後、御影堂での「ご晨朝」。それが終わったら、朝食になる。

 

 今朝はみんなそろっての朝食になった。今日は温かいご飯に味噌汁もついている。

 

 数年前にはおかわりもしたが、近年はこれだけで、もう、十分。

 

 今日は、布教法・宗教概論・真宗教義(歎異抄)・人権教育・実習など。今日も歎異抄は龍谷大学の原田哲了師、人権教育は東本願寺の雨森慶為師の講義。過去帳の閲覧禁止などについて。個人情報の取り扱い方なんぞを学んだ。

 

 お昼はいつものお弁当。夕食はビュッフェ形式。

 

 座ってばかりだから、どれだけも入らない。みんなは、明日の法話実習があるので、その話材探しやまとめのために早々に食事を終えて自習室へ・・・。だから、今夜の更新もまた、短か目・・・。明日は帰宅日なので、更新は明後日になってしまうかも・・。

 

 ということで、今日の掲示板はこれ。「眼を開けば どこにでも教えはある」というもの。そうは云うものの、眼が開いていないのか、どこにも教えが見えてこない。連日の講義と、密室状態での講義のためか、どこにも教えが見えてこないし、浮かんでも来ない。

 

じゃぁ、また、明日、あえるといいね。 

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