さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていたが、気圧の谷の影響で山間部などでは雲が広がっていた。気温は19度から27度、湿度は82%から56%、風は4mから1mの北西の風が一時強かった。降水量はゼロだった。明日の29日は、引き続き高気圧に覆われて、概ね晴れる見込みらしい。
涼しい間に山の旧宅の草刈りでもしようと思ったが、「日曜日くらい休めばいいのに・・」なんて考えると簡単にやめてしまう「自由人」でもあり、「優柔不断」な男でもある。別に、毎日が日曜日なのだから、ことさらカレンダーの日曜日にこだわる必要はさらさらない。
で、アジサイもそろそろ最後かなぁということで、さぬき市多和兼割という所にあるアジサイ園にやってきた。案内看板には「6月上旬~7月上旬」と書いてある。まだ、来週あたりでもOKなんか・・・みたいなことで。
期間中に大勢の人が来園したようで、山道がきれいに踏み固められている。出てきたタケノコやらワラビやらも、しっかりと踏み固められていた。
このアジサイ園は入園無料で見学は自由なんだけれど、なぜだか「入園券」が必要。案内看板の説明では「入園者把握のため」と書いてあるが、全くの自由にすると、お客さん以外の方もどんどんと入ってきて、マナーが悪くなってしまうためだと思った。ここにあるのは、シャクナゲとかアジサイとかというデリケートな植物だから。
町の人は、「山」にあるものは自然に生えたものだから誰の物でもないという意識があるらしい。だから、ワラビでもゼンマイでもタケノコでも、みんな、みんなの物だと思っている。だから、なんでも自由に持ち帰ってもいいと考えている。それは違うでしょ。
こうして、八十八庵(やそばあん)の先代店長の井川さんが山を切り開いてサザンカ園やシャクナゲ園を作った。今、こうして、それらが花をつけるようになった。とにかく、この谷一帯がアジサイ園なのである。
ガクアジサイや、西洋アジサイ、ヤマアジサイなど約1,500本の色彩豊かな大輪の花が、6月中旬~7月上旬に見ごろを迎えるという。満開のアジサイを愛でながら、遊歩路をゆっくり散策。女体山を借景にアジサイ園を上から臨むことができるのも大きな魅力である。
ここは奥山ということもあってか、まだまだ花はきれい。来週あたりでも十分に楽しめると思う。
アジサイ園の山を下りてきたのは10時前だったので、今日はここでのおうどんはなし。
ぐるりと境内を一回りして帰途についた。次第に気温が上がり始めてきている。もう、今週半ばからは七月である。
家に帰って驚いた。またしてもamazonから届いた本は・・・前にも買った本である。
さらに、これも・・・。最近、私のオツムはおかしくなっている。どうして、同じ本ばかりを買うのだろう。それにだ、買った本は本棚に積み込んだまんまで読んだ形跡がない。読んだ記憶が無いから、またしても注文してしまうのかも知れない。むむむ・・・、重傷だ。
今日の掲示板はこれ。「うかうか歩いていれば この道くもり ふと我にかえれば この道晴れてくる」というもの。煩悩によって、こころの目が曇っていれば歩いて行く道を迷い、ふと、心理に目覚めたら私の進む道が晴れてくるということだろう。別に「うかうか」と歩いているつもりはないのだけれど、「なんだかなぁ・・」と思う昨今ではある。明日にははっきりと進む道を見つけてこなければ・・・。
じゃぁ、また、明日、会えるといいね。