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Channel: まほろば自然博物館
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堂々と 悩んで生き抜く 百日紅

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 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていた。気温は26度から33度、湿度は86%から63%、風は1mから4mの北北東の風が少しばかり。明日の31日は、引き続き高気圧に覆われて晴れる見込みらしい。

 

 昨夜のお月さん、トイレに起きたとき、あまりにも外が明るいで満月かなぁと思って撮ったけれど、明日が満月らしい。

 

 さて、来る8月1日が親父の命日になる。1970年、大阪万博のあった年の8月1日だった。私がまだ22歳、二男が20歳、三男が18歳の高校生だった。その頃、昭和は45年だったと記憶している。親父は46歳、母が45歳という若さだった。

 

 これが、そのときの写真である。野辺位牌を持っているのが私、写真を持っているのが二男、三男は就職試験のために不在だった。骨壺を持っているのが母のさっちゃんである。この日も暑い暑い8月1日であった。

 

 ということで、お墓の草刈り。若い頃には「墓参休暇」という「特別休暇」があって、お休みをしてお墓の草刈りをしたことがあった。そういうお休みもいつしか有名無実になって消えてしまったけれど。明日には島の家に出かけてしまうので、草刈りやお墓掃除は今日一日だけしかない。

 

 朝の涼しい間にと思って、5時半から出かけて草を刈ったけれど、そういう時期には「ブヨ」がいっぱい・・・。目の前をウンカのように盛り上がって集まってきて、目から鼻から口からと攻撃してくる。だから、見えるところ、邪魔になる所だけを刈り払って草刈りからは撤退した。ブヨは日が昇らない時に飛び回り、日光が強くなると木陰に隠れてしまうのだとか。でも、そうなったら、今度は私が熱中症で倒れてしまう・・・。

 

 右足は、ご覧のようにほぼ完治した。階段の上下も普段通りに痛みもなくできるようになった。だから、草刈りも普段通りに痛みもかゆみもなくできてしまった。なんとも不思議な右足であることか。やっぱり、想定通りに、「五日目」であった。

 

 6時半に帰宅して、シャワーを浴びて着替えをして朝食を食べて一休みした後、町内にある「さぬき市歴史民俗資料館」に行ってみた。今日から「夏季企画展」ということで、「守る・攻める 城と館」展をやっているというのでのぞいてみた。

 

 さぬき市内にある城跡を紹介したパネルを展示し、長宗我部氏の讃岐侵攻から豊臣氏の讃岐支配時期のさぬき市の状況を分かりやすく説明する・・・と、上の看板には書いてあるが・・・

 

 石垣や石積みなどの写真やパネルばかりで、ちっとも頭には入らない。

 

 興味のある人にはそれなりに価値のある展示なんだろうけれど、私にすれば「ネコに小判」「子供に金の延べ棒」・・・。少しもありがたくはない。

 

 近くの産直市場で仏花を買って、お墓に挿しておしまい。

 

 その後は、明日のモーニング・セミナーの準備とリハーサル、明後日の、中学生歴史講座の準備とリハーサル・・・。ああだ、こうだといいながら、とうとう、今日だけになってしまった。早めに準備をして、荷物をまとめておいて、明日は4時半起きの5時出発の5時半会場到着してパソコンのセットなんぞの準備。

 

 午前6時開会の6時15分から講演。6時50分にはおしまいにして、片付けをして朝食会。それが終われば、すぐさま、丸亀に向かう・・。忘れ物のないようにしておかねば・・・。そういうものの、毎回、あれだこれだと忘れ物ばかり・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。「人生は、近くで見ると悲劇だが、遠くで見ると喜劇である」という、喜劇王・チャップリンの言葉からである。自分の不幸は自分にとっては悲劇だが、他人から見れば、それは喜劇にも見える。他人の不幸は蜜の味。落ち込んでいてばかりではつまらない。明日になれば、きっと、喜劇のように大笑いできるかも知れない・・・。

 

じゃぁ、また、明日。会えればいいね。


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