神戸市地方は北部では高気圧に覆われて概ね晴れていたが、中部や南部では上空の寒気や湿った空気の影響で雨や雷雨となり、非常に激しい雨の降っているところがあった。気温は28度から35度、湿度は96%から59%、風は1mから4mの西の風が少しばかり・・。明日の9日、高気圧に覆われて晴れるらしいので、高温が予想され、熱中症の危険が特に高くなる見込みで、暑さを避け、水分をこまめに補給するなど、充分な対策をとって欲しいということだった。
今日も朝から蒸し蒸しとして暑い朝になった。お施主さん二人の寝室にあるエアコンを、玄関からダイニングキッチンから居間からの20畳以上を冷房するのだから、私たちはサウナ状態で寝ていた。私はキッチンのフローリングの床の上で寝たものだから背中や関節が痛い・・・。
で、町の住宅地だから朝の物音はすごい。だから、4時くらいから起こされて、寝てなんぞいられない。お店が開くのを待ちかねて、朝涼みを兼ねてホームセンターに行った。洗濯用洗剤・台所用・トイレ用・食器用などの洗剤を買ったりと不足品を用意しておかないと生活が出来ない。
今は、二人とも放心状態・・。狭いマッチ箱のようなアパートに住んでいたのが、だだ広いシルバー住宅に入ったことだし、周囲の物音が違う、やってくる人が違う、手に触れる感覚が違う・・・。ともかく、この生活になれてもらわなければならないのだが、どうにも環境に順応できていないみたい。
ともかく、私たちは、その応援しかできない。私たちが毎日サポートはできないのだから、基本的な用意だけはしておきたいと・・・。
あとは、この、「あんちゃん夫婦」が生きる希望を持って、二人で生活をして行ってもらわねばならない。
で、お昼と夕食の準備をして、私たちはお昼前にここを出た。やってもやってもキリがないし、私らが動けば動くだけ期待感が生まれる。いいところで切り離さなければ、ずるずるとした兄と妹が馴れ合いになってもいけない。「かわいい子には旅をさせろ」の心境だ。
で、私たち夫婦は、お手伝いをしてもらった、「よしつぐさん」と会食になった。反省会という名目だ。「お疲れさん・・」というのが本音のところ。
私はとにかく冷たいものを・・・ということで、「冷麺」になった。けいこばぁは単純に「ラーメン」。
ともかく、涼しい場所で、おいしいものを食べたい・・・というのが正直な気持ちだった。
楽しいお食事会が終われば、一路、讃岐を目指してひた走ることになる。途中、何カ所かでトイレ休憩をしながら・・・淡路島を走り抜け、徳島自動車道を通り過ぎて・・・。
今日は、高松自動車道を走って、坂出インターまで走る。わが家のあるさぬき市を素通りしてしまう。坂出インターからを抜けてからは丸亀市に入り、丸亀市飯山町から、丸亀市綾歌町に向かう。ここで、預けておいた、「迷犬ごん」を三男「たっくん」ちで受け取って、そこからわが家に向かう・・という大変則行路。
ということで、今日も短文で、今日の絵日記の宿題を書き終えておくことにする。
今日の掲示板はこれ。「大切なことは何年生きてきたかではなく 何をして生きてきたかということです」という、荒了寛さんの言葉から。「あんちゃん夫婦」を見ていて、確かに確かにそうなんだ・・・ということを改めて感じたことだった。あの夫婦、これから先、どんな生きがいを見つけて、どんな生き方をするんだろうか・・・ということをこの身でしみじみと感じたことだった。
じゃぁ、また、明日、会えるといいね。