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Channel: まほろば自然博物館
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水仙は 泣く場所もなく 立ち尽くす

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 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていたが、ときおり気圧の谷や寒気の影響で雲が広がってきたりもした。気温は3度から9度、湿度は86%から58%、風は1mの北北東から西の風が少しばかり。明日の4日は、高気圧に覆われて概ね晴れる見込みらしい。

 

 仕事部屋のエアコンは寒いと動作しないのか暖房にならない。そこで、リビングで暖かくなるまで、納め札の「訳文」を作ってみた。

 

 小学生の頃から「漢文」や「古文」も「習字」も苦手なほうだった。まさに「六十の手習い」正確には「六十七の手習い」で、見よう見まねでやっているが、なかなかにしんどい作業である。

 

 特に、こういう筆文字やくずし字はさっぱりである。

 

 10時になったから、さぬき市立志度図書館にやって来た。先週に借りた本はスキャナーで読み込んだし、興味のないところは割愛したし。

 

 これまでは、こういう図書館は小馬鹿にして、県立図書館ばかりを利用してきたのだが、ここにはここなりの目線の違った本があって、それなりに「へぇ・・・」というような本がある。

 

 で、今日は、こういう本を選んできた。で、この「NHK気になることば」という本が気に入った。だから、早速にamazon.comで中古本を探したら、またしても「1円」という本が見つかった。1円で商売になるのかしらん。

 

 「へぇ・・・、そういうことだったんだ・・・」というような言葉がいっぱい。知って使っているつもりだったけど、そういう意味じゃなかったのか・・・みたいなこともいっぱい。「豆腐の一丁とパンツの一丁は同じか同じでないのか」、「一頭と一匹はどうやって分けるのか」みたいな・・・。

 

 こういう本も楽しいかなぁと思ったが、案外と楽しくなかった。ま、気に入ったものは記録に残しておいた。たとえば・・・

 

 これは「咸臨丸」らしい。なんか、イメージが違うんだけれど・・。

 

 これは、オランダへ留学した「山下岩吉」さんらしい。まぁ、こういうものは、私のパソコンの「倉庫」に保管しておくことにする。

 

 これも、わくわくしながらページをめくったけれど、収穫はなし。幕末~明治初期って、なんか、雑然としている感じ。武士も武士らしくない。映画やテレビドラマの影響なんだろうか。あんなにはカッコよくないんだな。

 

 午後からも、納め札の「訳文」を作っていた。

 

 暦の上では、今日までで冬はおしまい。明日からは「春」になるらしいが、自然はそんなにはっきりと切り替えはできない。私たちはカレンダーを破り捨てたらおしまいなんだけれど、季節は簡単には移り変われない。テレビやラジオでは、「節分」だ、「豆まき」だ、「恵方巻き」だと騒がしいが、田舎の一軒家には何の変化も何の影響もない。

 

 今日の掲示板はこれ。「鬼も福も腹の内」というもの。京都府福知山市三和町の大原神社は「鬼は内、福は外」 、千葉県成田市の成田山新勝寺は「福は内」、奈良県の蔵王寺は「福は内、鬼も内」、岐阜県可児郡御嵩町の鬼岩福鬼まつりでは「鬼は内」、埼玉県比企郡嵐山町の鬼鎮神社では「福は内、鬼は内、悪魔は外」などと、豆まきの言葉はさまざまだが、そういうことではなくて、鬼も福もともに、この私の腹の中にある・・・ということ。善も悪も、地獄も極楽も、ともに、この私の胸の内にあるということ。追い出しても追い出しても、こころの鬼はまた、生まれ出てくるものである。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


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