東かがわ市地方は気圧の谷の影響で雲が広がり、昼過ぎにかけて雨の降る所があるらしい。気温は3.5度から16.1度、湿度は82%から55%、風は1mから2mの東北東の風が少しばかり。明日の5日は高気圧に覆われて晴れるらしいが、午後は気圧の谷や湿った空気の影響で雲が広がりやすい見込みなのだとか。
さて、ものの発端を考えていた。この「心不全」が発生したのは、平成17年の2月の雪の降る夜のことだった。平成16年10月に台風23号で家を流され、高松の社宅に入って居たときのことだった。救急車で運ばれて高松日赤に緊急入院した。その時の診断が「心不全」だった。
呼吸ができなくなって救急搬送された高松日赤でも、「これは何だ・・・」と驚いていた。肺が真っ白になっていたらしい。年度末が近いこともあって、一日の入院で帰してもらって年度末をクリアした。
二度目は・・・平成19年の寒い夜・・・・。三度目が・・・平成21年の雪の夜になった・・・。血圧計では計測不能になった。何度計っても・・・エラーになってしまう。降圧剤を飲んだが・・・手遅れだった・・・。心臓がものすごい力で圧迫される・・。動悸が激しくなる・・・。呼吸困難になる・・・。体中が大きな風船に押しつぶされるような気分・・・。けいこばぁが・・異常を悟って・・・すぐに・・・119番通報・・。この県立病院に運び込まれて以来、すっかりと、ここのお世話になっている。
それ以降、担当のドクターは、「カテーテル、いつやりましょう」、「アブレーションをいつ、やりますか」の連続で、とうとう、2010年5月19日に「アブレーション(焼き付け)」手術を行った。手術をしても、一向に症状は改善されず、近年には「電気ショック」もやってみたが、改善はされず、心不全は続いてきた。そこで、原因となる「腹水」の改善と称して今回の入院になった。
私も最近、ノンアルコールのビールが2缶しか飲めなくなったし、夕食が僅かの量で満腹になる。俗に言う「おなかが張る」のである。それだし、ズボンがおなかからずり落ちるのが気分的に気持ちが悪い。おなかの胃だけが異常に大きいのだ。
そこで、ドクターと私の意見が合致して今回の入院となったもの。この腹水をやっつけることが目的だった。そこで、新たな「利尿剤:サムスカ15mg錠剤」を試験中というわけ。これだと、朝に一錠を服薬すると、一日に3,000ccから4,000ccの腹水を排出する。それで、生活に支障がないかを検証中。
で、それがOKだと見ると、先日の「カテーテル検査」を強引になかば強制的にやってしまった訳である。それでドクターは満足したのか、明日の土曜日は外泊を勧め、日曜の好きな時間に病院に戻ればいいと仰るのである。で、月曜は体調を整え、火曜日の8日に胃カメラ・内視鏡検査をすれば、退院という運びになった。この胃カメラは私の希望なのである。
とにかく、飲めない・食べられないのに、胃部エコーでも内臓エコーでも何も見つからない。日本人が米飯を食べられないなんておかしいじゃないか。さすれば、苦しいけれど、胃カメラということになってしまう。その後、三月下旬頃には大腸の検査もお願いしてある。
今朝から、朝食にはパンが付くようになった。米飯が食べられないからである。
昼には「うどん」を希望したが、管理栄養士としては、そんな食事はあり得ないとかで米飯になっているが、ハンガーストライキで米飯拒否。副食は完食した。夕食も同じ事になる。
今日も採血と胸部レントゲン検査でおしまい。ともかく、今回の検査で、心臓には特に悪い部分はない。胃や肝臓、腎臓などにもこれという悪いところはない。血液検査でも異常は見られない。頭部MRIでも新しい異常は見られない。肝炎の兆候もない。ただ、右目の白内障がやや進んできている。左目に眼底出血がみられるが、ここは様子を見る段階。
ということで、無罪放免になるが、私的には、「なんで、腹水がたまるのか」という疑問点が残るが、手渡された薬剤師からのパンフレットには、「あなたの心臓の働きが弱くなることによって余分な水分がたまっています。サムスカを服用することで余分な水分を取り除きます云々」とある。でも、一日に3㍑から4㍑の水分を排出しないといけないなんて、尋常ではないように思うのだけれど。
しかしのかかし、病院は退屈な所だと、難しい本やタブレット端末にノートPCも持って来たが、「病院は 喰って計って 寝て出して 食べたか飲んだか 数字の羅列」
今日の掲示板はこれ。「善し悪しの 写る姿の影法師 よくよく見れば 我が姿なり」というもの。自分の鏡に写る姿というのは、よくよく考えてみれば、自分の心の善悪を映しだしているようなものだということだと思う。影は実際の姿が地上に映ったもの だが、それは、かならずしも本当の姿ではないし、自分の心の姿が投影されたものとし、その影を、よくよく反省の材料として、見つめるべきであると教えてく れているのかも知れない。
じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。