さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていた。気温は4.7度から11.7度、湿度は84%から48%、風は1mから3mの西北西の風が少しばかり。明日の13日は、気圧の谷や湿った空気の影響で雲が広がり、夜は雨の降る所がある見込みなのだとか。
さて、2月の25日から3月の8日までの検査入院のことなのだが、ドクターは、私の胸に水が溜まるので、利尿剤を調整したいということで入院を勧めた。で、本音は「カテーテル検査」で、心臓を確かめたいということだった。一方、私は腹水が内臓を圧迫して「ご飯が食べられない」ので、なんとかして欲しい・・・ということだった。双方の考え方には大きなズレがあったわけだ。
息切れや動悸がないのに、そういう検査をしたり、リハビリと称して呼吸法を教えたりもした。途中で私が申し出て、胃や内臓のエコー検査をしたが、異常がないということで、胃カメラ検査もやったけれど、内臓にも異常はない。最終段階で、「じゃぁ、私のこのおなかのふくらみは何ですか」ということで、ドクターが解析してくれたのがこれ。
よく目にする「BMI」である。これだと、23.1だから標準領域にある。ところが・・、「内臓脂肪面積の「195平方Cm」というのは、大幅超過になってしまう・・・。
で、これが内臓CT画面で、この赤い部分が内臓脂肪だと仰るのである。この内臓脂肪が胃や腸などの臓器を圧迫し、心臓を圧迫していたのだというのである。つまり、伏兵が見つかったということになる。「これは退治できませんか」と言うと、「ダイエットか運動か・・・」と言われたが、「ダイエットするほどのものを食べている訳じゃない」。食べていないということになると・・・運動しかなくなるわけだ。
ということで、歩いてみた。およそ2時間コースの7-8Kmの散歩である。9時過ぎごろは空気が冷たくて指先が痛いほどであったが、次第に気温が上がってきたので歩くのには楽になった。
歩いてみると、車からは見えなかったものが見えてくる。気付かなかったものにも気付くようになる。
はやくもツクシが伸び出しているし・・・
たんぽぽだって咲いている。しかしのかかし、心臓が悪いの、血圧が高いの・・カテーテルだ、電気ショックだとあれだけわぁわぁと大騒ぎしたのが、「内臓脂肪」が原因だとは・・・。ドクターの思い込みだったのか、ドクターの目線の置き違いだったのか・・・。これまた、見方を変えたら、別のものが見えたってお話になる。
これも桜の花らしいが、ソメイヨシノではないと誰も相手にはしない。この花が咲いても「開花だ」「満開だ」「花見だ」などと言う人はいない。同じサクラでもこうも違うものなのか。
これも歩きながら気が付いたのだけれど、このあたりの農家には、どこも、こういう重機を持っている。各家庭に、パワーショベルやブルドーザがあるということだ。ま、あれば便利だなぁと思うのだけれど、この私の住んでいる地域では重機を持っている農家などは全く知らない。
わが家近くまで戻って来たら、早くもこんなに山を削っている。わが家からはどんなことをしているのかわからないのだけれど、見方を変えると、視点を変えると、まるきり違った風景が見えるというもの。重機の力もすごいなぁと思ったことだった。
わが家では久しぶりに土曜日がお休みになったけいこばぁが、ジャガイモを植えるんだと畑を耕していた。
わが家の「サンシュユ」の花も満開状態になっていた。ところで、大きな声では言えないが、小さな声では聞こえない。久しぶりに、こんな長距離を歩いたものだから、右足が痛くなって、引きずりながら歩くようになってしまった。明日は「地神さんの例祭」ということで、ウォーキングはお休みになる。
今日の掲示板はこれ。「自信とは自分を信じることじゃない。自分のしてきた事を信じることだ。」というもの。
自信とは自分を信じることじゃない
自信とは『自分のしてきたことを信じる』ことだ
自分のしてきた唯一無二の、成り行きを持ち
人生を迎え撃て
ーー
人間、志を立てるのに
遅すぎるということはない。
負けたら終わりなのではない。
やめたら終わりなのである。
この道より、われを生かす道なし。
この道を歩く。
いつかできることは、今日もできる。
笑って暮らすも一生、泣いて暮らすも一生。
人生の節目となる瞬間は、
自分でそれとはわからない。
自分が立っている所を深く掘れ。
そこからきっと泉が湧いてくる。
何もかも失われた時にも、
未来はまだ残っている。
人生の半分はトラブルで、
あとの半分はそれを乗り越えるためにある。
退屈すれば長く、充実すれば短い。
昨日から学び、今日を生き、明日へ繋いでいこう。
幸福になりたいのだったら、 人を喜ばすこと。
寝床につく時、翌朝起きることを
楽しみにしている人は幸福である。
じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。