さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れていたが、昼前からは気圧の谷の影響で雲が広がってきた。気温は4.8度から16度少し。湿度は96%から55%、風は1mから2mの南風が少しばかり。明日の30日は高気圧に覆われて概ね晴れる見込みらしい。
昨年からの冷え込みが足りなかったものか桜の開花がゆったりとしている感じ。ま、桜が咲こうが咲くまいが、私の暮らしにはいささかの影響はない。
またしても火曜日の朝になった。注文していた荷物が届きそうで届かないので、出かけるのは控えたいのだが、「今日も出てきて欲しい・・・」と言われていたので、さぬき市前山にある「おへんろ交流サロン」にやってきた。今日はお天気がいいもので、数人の歩き遍路の方が休憩をしていた。
で、またしても並べ替えをやったり、並びを修正したり・・・
こちらでは納め札の解読で、訳文の修正作業をやっている。
で、ようやくに展示パネルが出来上がってきた。「俵札とは・・・」という説明パネルやら「お接待とは・・」という説明やら・・・。県立ミュージアムの学芸員さんからのアドバイスを受けながら、展示方法や、納め札原本の保護方法とかを勉強したり、展示をやりかえたり・・・。
これ、気になっているのだが、「塩飽生ノ浦 信原やく」と書いてあるのだが、「生ノ濱」だと思うのだけれど、いつになっても修正されていない。
早速にお遍路さんがやってきて、「写真を撮ってもいいですか・・」と、熱心に展示を見てくれている。そういうお遍路さんもいるんだ・・・。多くはちらりと横目で眺めて出ていってしまうのだけれど。歴史とか地理とかに興味がないと、汚いミミズの歩いたような紙切れには興味がないと言うもんだ。
このパネルで、それらしくはなってきたが、なんだかまだまだ空白が多いようで、あっさりとし過ぎかも。ま、ミュージアムの学芸員さんのお仕事だから、合理性があるのだろうけれど。
で、「うちのおじいさんのお札があるんじゃ・・・」とやってきたのが、田淵さんというお方。私の担当した「田淵家」のご子孫らしい・・。そこでしばらく話し込んでしまった。
で、会長から、こんなものを預かったし、インクのカートリッジ6色セットも頂いたのだが、
結局の薬局で、壁面や展示ケースに並べる写真を印刷してきて欲しい・・・ということらしい。会長のプリンターはモノクロ専用機で、「黒色」一色印刷らしい・・・。
こうして、高級印刷用紙も、インク・カートリッジも消費してしまった・・・。
渡邊会長は、さぬき市歴史民俗資料館のお仕事もしているようで、こんなチラシを頂いた。この真ん中の武さんという方は、東大合格香川県人第一号で、博士号取得も香川県人第一号なのだと・・・。明日は水曜で休館日かな。あさってにでも見てこなくては・・・。
今日の掲示板はこれ。「夫婦は一致するわけがない むしろ不一致こそがうまくいく『秘訣』」という、吉永小百合さんの言葉から。「ふーん、そんなものなのか・・」と、妙に納得したり、そんなもんなんだろうかと思ってみたり・・・。ま、全くの赤の他人同士が一緒にいるのだから、一致するはずがないのも道理。我が家の場合も、お互いがそこそこ妥協しながらやっているようなところはあるなぁと思ってみたり・・・。
じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。