さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れていた。気温は17.2度から24.3度、湿度は88%から70%、風は2mから3mの西の風が少しばかり。すっかりと初夏の陽気になった。明日の23日は、高気圧に覆われて晴れるけれど、気圧の谷の影響で昼過ぎから雲が広がり、夜遅くには雨の降る所があるらしい。
今朝、奥方が「お鍋、空いたからね・・・」と言うではないか。「ほう、良かったね」と言うと、「お鍋、空いたから・・・」と言う。「それで・・・」と言うと、「お鍋、空いているの・・」と言う。「へ?、まだ、タケノコ掘るの?」と言うと、「お野菜、高いのよ」と言う。毎日、たけのこばかりもねぇ・・・。
春先は、「上根(うわね)」と行って、竹の根の上から新芽が出てタケノコになるが、最近は、「底根(そこね)」と言って、竹の根の下側からタケノコが生えるので深く掘らないといけない。それが面倒だから、いい加減にクワを打ち込んで切ってしまう。それでも、こんなに生えていた。
皮をむいても、これだけになった。これを湯がくのも大変だ・・・。最近は、イノシシもサルも飽きたのか、たけのこがぐんぐんと伸びてきている。
大きな鍋でもいっぱいになった。そんな最中に、「さぬき市役所の商工観光課ですが、明日、講演なさってくださるとお聞きしたのですが・・・」という電話が・・・。
講演会の資料のページ順がわからなくなったらしい。ページ番号を打つのを忘れていたらしい。「明日ですか・・・」と聞くと、「ハイ,明日ですが・・・」と言う。早くも明日になったのか。先だ、先だとのんびりとしていたが、早くも明日になったのか。
そこで、軽くリハーサルしてみたが、やはり70分を越えてしまう。少しくらいなら大丈夫かな。60分でも70分でも似たようなものじゃないか。やはり、親鸞聖人二十四輩さんは無理だったかも・・・。でも、これもお話はしておきたいし・・・。
もう、これ以上はシートを減らすわけにもいかないし・・・。はて、さて・・・。
昨日は雨が降っていて肌寒い一日になったが、今日はまたまた一転して夏のような陽気になった。竹の子を掘っていると汗がにじむようだった。ま、こうして夏になっていくのだろうけれど。
午後からもリハーサルをやってみたが、どうにも70分の壁は崩れない。明日は休憩時間を短くしてもらって、このまま行くしかない。会員さんは、今年も70名ほどが参加されるらしい。
リハーサルをやって喉が渇いたからと、モナカを食べてみたが、さほどおいしいとも感じなかったし、涼しくもならない。もう少し、暑くならないとおいしいと感じないのかな。
70分ものリハーサルは何度もはできない。それにやればやるほど時間が延びる。慣れてくると、ついつい、余分なお話も追加されてしまう。明日のために喉をお休みさせておかなければ。
今日の掲示板はこれ。「他人とくらべるのやめると 人生はぐっとらくになるよ」という、いつもの荒了寛さんの言葉から。私ら団塊の世代は「比べられっこ」で子供の頃から育って きたが、それはいつの世でもそうなんだなぁと思うようになった。今はお仕事もやめて、自由気ままに暮らしているから、自分では誰かと「比べっこ」はしてい ないつもりだけれど、誰かからは「比べられっこ」されているのかもしれない。でも、その分、楽にはなったけれど、さみしくもなった。背比べの相手がいな い・・・というのは、鬼のいない鬼ごっこみたいだなと思った。
じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。