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Channel: まほろば自然博物館
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開く夢 閉じる夢あり 花菖蒲 

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 さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れている。気温は14.7度から25.3度、湿度は92%から54%、風は1mから3mの東南東の風が少しばかり。明日の4日は、気圧の谷や湿った空気の影響で雲が広がり、夕方から雨が降るらしい。(tenki.jpより)

 

 朝の涼しい間に、わが家の東側の土手の草刈りをやった。その後、作業服を洗濯して物干しに干してからお出かけをした。

 

 今月の12日に、「讃岐一国逆打ちまいり」というウォーキングを予定している。今回はJR木太町駅から歩き出して83番札所の一宮寺を打ち、そこから80番の国分寺までを歩いて、JR国分駅からさぬき市へ戻る計画らしい。

 

 先日の5月31日には、JR木太町駅から一宮寺までの道筋を確認したので、今日は一宮寺から国分寺までの道筋を車で走ってみた。カメラを構えられる場所、車を停められるスペースのある場所などの確認である。つまり、「絵になる場所取り」である。

 

 今回はこのような旧道部分で比較的広い道路がほとんど。

 

 こういう道標などのある場所も確認しておく。

 

 アジサイがきれいだなぁと思って居たら、あじさいの季節の6月になっている。アジサイが咲いていても不思議ではない時期である。生き物は季節には敏感である。ぼんやりしているのは私だけなのか。

 

 国分寺の手前でなつかしいお店が目に入った。現役の頃によくおうどんを食べた「手打ちうどん三嶋」というお店だった。お世辞にもきれいなお店ではないし、スマートなお店でもない。昭和の後半、39年の創業だという。

 

 メニューはそう多くはない。そこで「かけ小」というものを頼んだ。お出汁は自分でかける。この大きなアゲが90円で、かけ小は230円。合計で320円だった。思わず「うまいなぁ・・」と思った。久々のうどんの味だった。

 

 すぐ近くに80番札所の国分寺があった。讃岐国分寺は、香川県高松市国分寺町国分にある真言宗御室派の寺院。四国八十八ヶ所霊場の第80番札所。札所寺院としては単に「国分寺」と称するのが通例である。 奈良時代に聖武天皇の詔により日本各地に建立された国分寺のうち、讃岐国国分寺の後継寺院にあたる。

 

 境内をちらり見して先を急ぐ。

 

 ここが目的地のJR国分駅。でも、JR木太町駅から一宮寺を打って、さらにここまで歩くというのは相当きついと思うのだが、みなさん、平気なのかなぁ。私はとてもじゃないけど歩けない。

 

 ものはついでだからと、少しばかり足を伸ばして、坂出市川津町にやってきた。ここに「川津浄水場」という坂出市の浄水施設がある。その使わなくなった浄水池に花ショウブが植えられていて、「かわつ花菖蒲園」になっている。

 

 今日は平日だというのに多くの車が押し寄せていて、近くの池の周辺にも路上駐車がいっぱい・・・。

 

 やはり中高年のおじさん、おばさんが圧倒的に多い。それと介護施設の利用者さんとその介護士さんたち。車いすの方も何人か見かけた。

 

 一般開放は9~16時。期間中、6月5日(日)には、かわつ花菖蒲祭、6月12日(日)には、かわつ花菖蒲茶会が開催されるそうだ。ここには72種類、6万6000本の花菖蒲が植えられているとのこと。駐車場(約30台)が狭いのと道が狭いのが難点。

 

 今日の掲示板はこれ。「どう もがいてもダメなときがある 手を合わせるしかないときがある 本当の目が開くのは そのときである」という相田みつをさんの言葉からである。相田みつをさん(1924~1991・栃木県) 詩人。書家。若いころは陽の目を見なかったが、60歳の時に出版した詩集「にんげんだもの」で世間に知られるようになる。その後、同詩集はミリオンセラー になり、1996年には相田みつお美術館が開館したが、本人はすでに亡くなった後のことであった。シンプルな詩を、独特の書体で書きとめた作品が人々の心を掴んだ。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


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