さぬき地方は、冬型の気圧配置となっているため、午前中は晴れていたが、寒気の影響で雲が広がってきた。まだ、雨が降るような天気ではなさそう・・・。
昨日は四件ともうまく探し出せたことに気をよくして、最後の二件に期待を込めて、今日はまんのう町に向かった。午前8時過ぎに我が家を出たので、10時前には満濃池に着くことができた。
で、見当をつけておいた、ミニ四国八十八カ所の石仏の中に二十四輩が混じっていないかと歩いてみたが・・・どこにもない。
満濃池周辺・・・というても限度がある。ここにあるお寺や神社周辺を歩いてみたが、それらしき石仏はない。池の堤防や近くの公園、裏道、脇道にも入ってみたが見つからない。
仕方がないから応援を頼もうと・・・このお店に入った。「手打ちうどん・かりん亭」。ここにいる「まんでがんかあちゃん」に教えてもらえばすぐに分かると考えたのだが、今日は「うどん打ち体験講座」の先生をやっているのだという。
それじゃダメじゃん、春風亭昇太。ま、「腹が減っては戦はできぬ」・・・ということで、わかめうどん300円を注文した。ここは一般店で営業は11時からということらしいが、特別に作っていただいた。麺は野菜の「ヤーコン」入りの「ヤーコンうどん」。少し黄色いかなぁという麺だった。
開店前だから、まだ、誰も居ない。で、ほかのおばさまたちにあちらこちらを教えていただいたのだが、お大師さんであったり、お地蔵さんであったりして、結局の薬局・・・「空振り三振 ワンナウト!」。
お次は善通寺市に移って・・・「ぜんじょうじ」を探すが、そういうお寺は善通寺市にはないとおっしゃる。「善浄寺」・「禅定寺」・・・それに似た名前のお寺もないと仰る。あちこちのお寺さんで尋ねても「聞いたことがございません・・」の一言でおしまい。
ここで、こんな話もいかんのだが、お寺さんは自分ちの檀家さんだけのいうことを聞くのであって、「いちげんさん」とか突然の来訪者には冷たい。「個人情報の保護」という金看板があって、「ああだ」、「こうだ」と気軽には言えないし、言いたくないらしい。
ここで、「白衣・道服・略袈裟」でも身につけていれば、少しは親身になって話を聞いてくれるのかも知れないが、うさんくさい年寄りがやってきたらば、門前払いもやむを得ないのかも知れない。ここでも「キャッチャーフライでツーアウト!」
お次の丸亀市の双子山周辺の二十四輩さん探しも・・・全くの手がかりなしで、ここも「見逃し三振・スリーアウト!」 仕方ないのぉぉ・・・。
そこへ携帯電話の「帰れコール」。「まごのなぎちゃんが来ているので、急いで帰って!」
そんなこんなで・・・日が暮れてしまったことである。
今日の掲示板はこれ。「おかげさまと 言える人生に孤独はない」。「おかげさま」と言える人のまわりには人がいる。今の私があるのはご先祖様のおかげ、妻のおかげ、家族のおかげ、ひとさまのおかげ、ほとけさまのおかげ・・・。忘れてならないのは「おかげさま」のひと言・・・。
じゃぁ、また、明日、会えるといいね。