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Channel: まほろば自然博物館
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お役目を 一つ終えたり 秋の雲

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 さぬき市地方は、高気圧に覆われて概ね晴れていたが、お昼前あたりからは、湿った空気の影響で概ね曇って雲が広がってきた。大気の状態が不安定なため、雨や雷雨となる所があるらしい。気温は26.1度から34.0度、湿度は90%から68%、風は1mから2mの北東の風が少しばかり。明日の27日は、湿った空気の影響で概ね曇る見込みで、大気の状態が不安定となるため、明け方まで雨の降る所があるらしい。

 

 今朝も花おくらが満開状態。でも、もう、あげる相手もいなくなった。こういうものは、毎食毎食は食べられない。たまに食べるからおいしいのだ。

 

 でも、一日花だからもったいない。今度はわが家用に収穫した。

 

 花が大きいから、これだけになった。これを冷蔵庫で保管しておく。今夜は、どんな料理になるのやら。

 

 朝方、散歩に出たらばこんなものが・・・。サルの軍団かしらん・・と思ったら、うり坊の家族だった。お母さんイノシシはいち早く山の中に隠れたが、うり坊たちはまだ人間を知らないらしい。きょとんとしてこちらを眺めている。

 

 さて、今日は高松(興正寺)別院での定例法座の日。これも大事なお役目なので失敗のないように準備・点検・確認して早めに出かけることにした。要は会場の準備のためである。

 

 お昼は簡単に軽く食べておく。おなか満腹は胸がつかえて苦しくなってしまう。

 

 とにかく、相手のあるお約束は忘れないように、失敗しないようにミッションをクリヤーしないといけない。自分の個人的な研究やお話会は少々右に曲がろうが左にずれようが心配はないのだが・・・。

 

 ここでの法座も四年目か五年目かになるので手慣れたもの。スクリーンをどこに立てて、プロジェクターはどこに置いて・・ということもすっかりと身体にしみこんできた。

 

 こうして、準備万端・・・だと思えば・・・。またしてもマウスを忘れてきた。ノートPCだから、マウスがなくてもどうにかなるが、七面倒くさい。前回の歴史講演会では、マウスの無線アダブタを忘れてマウスが使えなかった。今回は、そのアダプタは確認してきたのに、肝心のマウスを忘れるのだから老化が進んできた証拠。

 

 で、お話を始めたら、画面が真っ黒になった。お話をしながら、あれこれ触っていたら、電源コードを刺すのを忘れて電源が落ちてしまっていた。まぁ、どんならんこっちゃな。

 

 輪番さんが遅れるというので、法話を先にして、前座30分、30分の休憩を挟んで後座30分、庄松同行のお話をしたが、皆さん、「庄松同行」を知らない・・という。庄松さんを知っているのはお坊さんだけになってしまったのか。

 

 確かに、勝覚寺にお参りに来られる方はお西さんであったり、お東さんであったりするが、それも、お寺の住職さんが多いということに気がついた。一般の方は、「妙好人」だの「庄松同行」ということは教わらないらしい。庄松さん、庄松さんというてるのは、私ら一部の坊さんだけなのか・・・。

 

 まもなく、「庄松同行150回忌法要」を盛大にやろう・・・というとるらしいのだが、はてさて・・・だな。

 

 今日の掲示板はこれ。「まどえる身にも信あらば 生死のままに涅槃あり」というもの。真宗教団連合のカレンダー8月分からである。そして今月の法語は、「正信偈」の「惑染凡夫信心発 証知生死即涅槃」〔惑染の凡夫、信心発すれば、生死すなはち涅槃なりと証知せしむ。〕(『註釈版聖典』206頁)のおこころを詠われたものである。これは、煩悩に染まり惑う凡夫であっても、ひとたび他力の信心をおこしたならば、迷いの身であるままで、やがて浄土に往生して「生死すなはち涅槃なり」という、仏のさとりを開くことができる、ということである。私たちは浄土に生まれ、どう変えられていくのか、言い換えれば浄土往生の相状として、私たちの側から他力のはたらきをどのように受け止められていくのかということが、ここに示されているのである。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


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