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Channel: まほろば自然博物館
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凧の舞う 姿も消えて 青い空

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 さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れていた。気温は4.6度から12.7度、湿度は94%から66%、風は2mから3mの西の風が少しばかり。明日の2日は、引き続き高気圧に覆われて晴れるけれど、夕方からは気圧の谷の影響で曇る見込みらしい。

 

 今日も暖かくて気分の良い朝になった。起きたのは6時半だった。そんなに早く起きなくてもいいのだが、悪い夢ばかりを見るので起きることにした。迷路に入って、同じ所をぐるぐると回る夢だった。

 

 今日の予定は全くない。子どもの頃から、「お正月の元日には出歩かないこと」と、きつく戒められていた。そうは言っても祖母も祖父も両親もいなくなった今では、誰に叱られることもなくなったのだ。

 

 まずはお仏壇に新年のご挨拶。

 

 夫婦二人の朝食。取り立てての会話も感慨も意見もない。

 

 その後、恒例の集落内一巡の散歩。まるきり昨日と同じ自然の営みが続いている。

 

 見慣れない自動車が停まっているばかりで、人の声も人影もない。あたりまえの風景が見えるばかり。

 

 今日は「和尚が2(ツー)=おしょうがつ」だが、若い頃のようなわくわく感は全くない。あれをやりたし、ここにも行きたい・・ということもなくなった。

 

 お昼はわが家でも「年明けうどん」。

 

 数年前までは、しわく廣島の江の浦で「百々手(ももて)」という行事があって、毎年、参加していたのだが、射手が少なくなってやまってしまった。

 

 今となっては懐かしいショットになった。

 

 それだから、右に見えるような笹竹で作る「捨て矢」を作るわくわく感もなくなってしまった。

 

 今日の掲示板はこれ。「今日は私に残された人生の最初の日である」というアメリカの映画、「アメリカン・ビューティー」の中のセリフで使われた言葉らしい。私の人生はいつ終わるのか。それが分からないから呑気に暮らしていられるというもの。同時にそれは今日という日を大切にしないまま過ごすことでもある。限りある人生ということを悲観的に考えない方法として、この格言はまさに的を得ているのではないだろうか。さて明日という最初の日がやって来る。あなたは、今日をどう、生きて、明日をどう、歩み出すなのだろうか。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


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