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Channel: まほろば自然博物館
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やさしさを そのままにして 寒椿

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 さぬき市地方は強い冬型の気圧配置となっており、概ね曇りで、雪の降っている所があった。気温は今季最低の0.9度から5.8度、湿度は80%から56%、風は5mから7mの西北西の風が一時は強かった。明日の16日は冬型の気圧配置が続くため、曇りで朝は雪が降り、雷を伴う所があるらしい。

 

 空気が冷たいので、集落内パトロールはお休みにした。日曜日なんだからいいだろう。奥方は三日ほど神戸へ出張していたせいで、今日は日曜出勤になった。いうちゃいけないが「いのち」というなまものを預かっているだけに緊張感は半端ない。

 

 今朝はようやくにして、氷らしい氷を見ることができたが、とりたてて嬉しい訳ではない。

 

 私は暇つぶしということで図書館にやってきているもので、読みたい本とか調べたいことがあるわけではない。本当はそういう本があればいいのだが、なかなかに、そういう本には出合わない。

 

 最近は、ここで本当に欲しい本とか参考になる本はなくなった。だから、自分で調べて本を作っているのだろうと思う。本屋にはない本を作る。それが、「まほろば工房」なんだと思っている。

 

 よく、「一年の計は元旦にあり」と言い伝えられてきたけれど、今年の私の目標や計画はない。ただ、民生児童委員の会議や研修や動員をコツコツとこなしていきたいし、おへんろつかさの会の会長からのオーダーをコツコツとこなすだけだし、所属寺院からのお仕事もコツコツとこなしていくと、結構、カレンダーは真っ赤に染まってしまうはず。

 

 この本も何度も借りている本である。それなのに、なぜか手に取ってしまって後悔するのである。

 

 ページを開いてみて・・「あ・・・見たことがある・・」でおしまい。こういうことが最近はすごく多くなった。

 

 昨日、宅配便で届いた胃腸薬。奥方の父上が大好きで、ずっと愛用していた。これには、4,200粒が入っている。この薬は1回に20粒ずつ飲むのだが、それだと、210回分になる。ちなみに、お値段は1粒が1円という計算になるらしい。

 

 図書館の帰りにこれも買ってきた。だんだんと薬代が高くなるお年頃である。だんだんと涙の量が少なくなって眼球がカサカサする感じ。この前、眼科の前に行ってみたら、多くの人が並んで待っているので戻ってきた。待つのは大の苦手なのだ。白内障も進んできているのだけれど。

 

 つかさの会長からのオーダーの「ちらし作り」は全く進んでいない。アイディアさえ出てこないのだから仕方がない。明日、一日考えてみないと、明後日の火曜日が提出日。「急がなきゃ遅れるわ~お仕事しなくちゃ」

 

 午後からは晴れていい天気にはなったけれど、風が強くて厳しかったので、午後からは引きこもり状態。早めにブログを書いていたのだが、何かのはずみでデータが消えてしまった。普通は「バックアップ機能」があってすぐに復旧できるのに、今日は西風に吹き飛ばされたみたいにどこかに消えた・・。

 

 今日の掲示板はこれ。「庄松いわく また生えにゃよいがのう 角があるまんまと聞こえなんだか」という、小砂説教所跡にあったお皿の言葉から。京都から名僧と評判の御使僧が来られたので、庄松さんもお参りしていた。すると、お説教を聞いていた隣の人が、涙を流して「いやぁ、今日のお説教はありが たかった。おかげで日頃の邪見の角が折れたわいなぁ・・」とつぶやきながらお念仏するのを、そばで聞いていた庄松さんの一言。「また、生えにゃよいが のぉ。わしは角があるままのお助けと聞いたがのぁ」と・・。「煩悩を断ぜずして涅槃を得る」という他力の大悲におまかせしてみると、悪業煩悩の角があるま まお助けに預かっている悦びがある。凡夫のままに救われていく世界を庄松さんは感得されていたのである。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


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