さぬき市地方は気圧の谷の影響で概ね曇り、瀬戸内側を中心に雨の降っている所があった。気温は4.0度から11.9度、湿度は96%から78%、風は1mから3mの東北東の風が少しばかり。明日の30日は、気圧の谷や寒気の影響で曇り、朝から昼前にかけて雨が降る見込みらしい。
昨夜は、引っ越しの打ち上げということで宴会になり、カラオケまでやって賑やかだったが、今朝は一転して、荷物の片付けから始まった。まずは、当面必要でない品物、古着とか書類とかを山の旧宅に運んで収納した。
2トン車一杯の荷物を片付けた。
山の旧宅は無人で、何度も盗難にあっているもので、金目の物は我が家に仮保管しておく。このエアコンは、島の家に流用することになっている。この作業には、娘と孫の「なぎちゃん」も加わった。代わりに「はやてくん」がプレゼンをやるために出かけていった。
お昼前に、奥方の「けいこばぁ」が戻ってきたので、昼食に出かけた。で、木田郡三木町にある「和楽」という割烹ランチ屋さんに入った。予約もしていなかったのだが、運良く和室に入ることができた。
ここは、都知事になる前の「小池さん」もおいでになったお店だとかで、隠れた名所、穴場的なところだという。で、7名全員が、「C定食」というものを頼んだ。左下のどんぶりは、おうどんではなくて、おそばだというのだが、まるで感触は糸こんにゃくみたいなものだった。これで1,400円はお安いなぁということだった。これも、お施主さんのおごりとのこと。
そうめんと言うても、ここにあるような、「黒米酢素麺」というものらしい。変わった素麺であったことには間違いない。
ご馳走になったあとは、施設の見学に出かけた。隣町にある「香東園」で、ここは、県下唯一の、「盲養護老人ホーム」(写真左側の建物)。右側が「特別養護老人ホーム」で、後日、お兄ちゃんの奥様が、ここに入所し、この渡り廊下でお互いを訪問することができる。
こういう中庭があるし、
こういう明るい廊下もあって、落ち着いた静かなところ。ドアのあいている部屋が「お兄ちゃん」の部屋である。
お食事は、こういうところで食べるらしい。
室内には、トイレと洗面台がついている個室。お風呂や洗濯場も近くにしつらえてある。見学が終わると、お手伝いのメンバーはそれぞれに帰って行った。
残った私たち二人は、当面の衣類や日用品などを準備して運び込んだ。一人で生活するにはいい所だなぁと思った。で、正式入所は明日から。
今日の掲示板はこれ。相も変わらずの「鬼」シリーズ。「心中にひそめる鬼はいかに追う」という富安風生さんの言葉。富安 風生(とみやす ふうせい)は、明治18年(1885) -昭和54年(1979)は、日本の官僚でもあり俳人でもあった。本名は謙次。高浜虚子に師事したこともある。節分の豆まきなどで、「鬼は外、福は内」と豆をまいて鬼を追い払う行事があるが、いくら大声で怒鳴っても、いくらたくさんの豆をまいてみたところで、この私の心のなかに巣くう鬼をどうやって追い払えばいいのだろうか・・・」という句であろう。
じゃぁ、また、明日、会えるといいね。