さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていた。気温は5.5度から11.2度、湿度は80%から64%、風は4mから1mの西北西の風が少しばかり。明日の4日は、引き続き高気圧に覆われて概ね晴れる見込みらしい。
こんなに暖かな冬は初めてのような気がする。なにせ、雪が降らなかったし、霜柱も見なかった。水たまりの氷だって薄いものを何回か見ただけ・・・。地球温暖化って本当なのかなぁと思うことだった。
天気もいいことだし・・ということで、香川県立図書館にやってきた。借りていた本の返却のためである。
アセビの花も開いてきた。これも昨年よりも少しばかり早い・・・。
昨年は、まだ、こんな状態だった。
いつもは郷土資料ばかりを探していたが、今日は少しばかり目先を変えて、専門書のコーナーを回ってみた。
今日も五冊の本を返却して、新たに五冊の本を借りた。例の「両墓制」についての研究資料である。両墓制というのは、瀬戸内海の塩飽諸島あたりのものかと思っていたのだが、ほぼ全国的にあるらしい。
昔は、人が亡くなると山や谷に捨てたらしい。姥捨て山のように生きたまま捨てた地方もあったらしい。やがて土葬するようになり、お墓を作るようになった。
今日は担当のドクターの講演会があるということだったが、その案内文書をなくしてしまっていた。私の場合は、「左心不全」の「猿型」。もう、開胸手術しかないと仰る。でも、まだ、その度胸と勇気がない。もう少し、症状が進むまで我慢することにした。
ついでに、東かがわ市の湊川沿いに植えられた「河津桜」をのぞいてみた。ほぼ、満開に近い状態。ここには、250本ほどの河津桜が植えられているとか。
あれ、少し、葉っぱが出てきているのだろうか。春は、すぐそこまで来ているような雰囲気。
最近、「うれしいひなまつり」の歌詞が間違っている・・という話を見聞きする。「お内裏さまとおひなさま」という部分である。「お内裏さま」というのは、「内裏におられる方」ということで、このお二人が「お内裏さま」で、正確には「男雛(おびな)」「女雛(めびな)」と呼ぶのだそうだ。
また、「お嫁にいらしたねえさまに よく似た官女の白い顔」という官女の中に「既婚者」がいるという話もよく聞く話。この場合だと、真ん中の方である。
我が家のチューリップもぐんぐんと葉っぱを伸ばしてきた。これも、昨年よりもずっと早い。雪も霜も知らないのだから早い筈だ。
今日の掲示板はこれ。「生きている この何でもないことに躓かねば 幸せなんてわからないんだ」という浅田正作さんの言葉から。いつもの赤松先生のお寺の掲示板にあったもの。私たちは、朝、目が覚めて、顔を洗って、食事をして、その体が消化してくれて、トイレに行けて、歩けて、笑って、生きている。このなんでもないことには感謝もしなければ喜びもしない。「当たり前じゃないか・・・」と平然としている。なんで、この幸せに気づかないのだろうか。その幸せを知っているのは、「生きていることに、つまづいた人」、「あたりまえでない」と知った人。「今がある」ということを自覚するのが下手な私たちだけれど、「今あるものの大切さ」に気づいて、これからを生きていきたいものである。
じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。