さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れていた。気温は2.3度から13.2度、湿度は89%から48%、風は2mから3mの北西の風が少しばかり冷たかった。明日の12日は、引き続き高気圧に覆われて晴れるけれど、気圧の谷や湿った空気の影響で、夕方からは曇る見込みらしい。
今日もすっかりと春の気分。風は少々冷たいが、風がやめば暖かくなった。山ではウグイスがあちらこちらで歌い出している。
天気がいいからと、お布団を干して、二階部分には掃除機を掛けておいた。こう言うと、簡単そうに思うだろうが、お布団を持ち上げようとすると心臓や肺を圧迫するために苦しくなる。だから、重い物は持ち上げられない。
二階の掃除が終われば、地区内一周のウォーキングをしてから、さぬき市立図書館に向かった。先週に借りた「岡田牛養」などの本を返却するためである。さらりと読めば、それでおしまい。
ま、ここにも読みたい本はたくさんあるのだが、なかなかに読めそうな本は少ない。「闘う海上保安庁」とか「世界の潜水艦」とかいう勇ましい本を手に取ったが、「今、これを読むかなぁ・・」と考えると、元に戻してしまう。
で、結局の薬局で、こういう本になってしまった。
この本は実に興味ある本である。サルは「死」を認識しているかどうか。「死」とは「概念」であるとか、「墓(はか)」は「ほかす」から生まれた言葉だとか・・・。民俗学者から見た「死生観」や葬儀の歴史や今後の姿などなど。
我が家の梅は満開状態だが、その隣の「サンシュユ」の花も咲き出した。ハクモクレンやミモザはまだまだ・・・。
今日のお昼はこれ。案外とおいしいと思う。
今日、娘婿の「トオル君」がエアコンの移設準備のために来る・・というので、出歩けない。
1月の28日に、神戸の義兄の家にあったエアコン2台ほかを我が家に運んできた。義兄たちは養護老人ホームに入ったので、このエアコンは不要になった。これを島の家に運んで交換することになった。
で、このエアコンを今日、車に積み込んでおいて、来週の18、19、20日で、移設するという段取りだったのだが、この週には別の用事が入ったというので、下見と、機体番号などの確認だけになった。
ま、私も18日には「俵札調査報告会」があるし、19日には集落内にある「地神宮」の掃除と例祭が入っている。私的には「やれやれ・・」だが、奥方は何年ぶりかの広島訪問だっただけにがっくりするだろう。
ということは、明日、明後日の、日・月と、島に行って来られるのか。15日から京都の周平君たちが島の家に行くので、確認やら掃除やら、冷蔵庫の整理やらをやっておきたいのだ。それに、軽トラのパンク修理も・・・。
今日の掲示板はこれ。「あなたを待つ時間の長いこと あなたといる時間の短いこと 計れば同じ時間なのに」というもの。相田みつをさんの言葉らしい。「時間が過ぎ去っていくのではない。われわれが過ぎ去って行くのだ」これは西洋のことわざである。「時は流れない。それは積み重なる・・・・」と、これはウィスキーのテレビコマーシャルの一節。これもなかなかうまい。しかしのかかし、耳に心地良く響き、なるほどと思わせるがよく考えてみるとこの二つの言葉の意味は正直言って、あまりよく分からない。が、このような言葉に惹かれるのは「時」という不思議さのせいなのかもしれない。もう少し「時」について考えてみよう。「時の歩みは三重である。未来はためらいつつ近づき、現在は矢のように早く飛び去り、過去は永久に静かに立っている」ードイツの詩人シラー。これぞ、名言中の名言ではあるまいか。
じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。