さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れていた。気温は15.9度から27.8度、湿度は86%から61%、風は1mから2mの東南東の風が少しばかり。明日の21日は、引き続き、高気圧に覆われて概ね晴れる見込みらしい。
今日は講演依頼のあった、「RNC総合住宅展示場セトラ高松」での「歴史講座」の日。午前10時過ぎに着いた。本当は30分ほど前に着く予定だったのだが、いつものコンビニでボタン乾電池を買うはずが閉店されていて、違うお店を探し回って、時間ぎりぎりに着いてしまった。
昨日は、フィンガープレゼンターの電池切れを治したばかりだったのだが、
この、ストップウォッチの電池も切れていたのだった。それを探し回って、電池を入れ替えていて、時間ぎりぎりになったと言うわけ。
そしたらば、ここの事務員さんは転勤してきたばかりで事情が分からないという。つまり、パソコンに接続する大型ディスプレーも、スクリーンもどこにあるか分からないという。それじゃダメじゃん、春風亭昇太。じゃぁ、このホワイトボードをスクリーン代わりにしようとしたが、少しばかり小さい。
それじゃぁ・・ということで、予備として積んでいた私のスクリーンを運び込んで展帆した。もちろん、プロジェクターも私の物。
講演会は10時半からだが、ぎりぎりでセットアップ。汗まみれになってしまったが、タオルもハンカチも家のバッグに入れたまんま・・。ティッシュペーパーで汗を拭きながらの講演になった。
ということで、定刻に始まり、定刻の11時半にはお話を終えた。
ところがである。講演が始まってすぐに、このレーザーポインターが動かなくなった。赤いポイントマークが画面に出ない・・。なんたるこっちゃ、サンタルチア・・・。あとは、身振り手振りでお話するしかない。
昨年暮れの講演会で使ってから、そのまんま・・・。電池もなくなってしまう筈だ。予備の電池までは考えが及ばなかった。
その後、たいした質問も出ず、早々に機材を撤収し、マイカーに積み込んで講演会場を後にした。真夏のような陽気になっていた。
平成16年秋に我が家が台風で流された後、17年のお正月あたりから三月あたりまで、お昼休みになると、ここに来て、あれこれと調べたことがあった。そのときには、もっと、たくさんの建物があったように思うのだが、空き地ばかりが目立つように思う。マンションとかに入る人が多くなったんだろうか。
で、「来月の講師が決まっていないので、来月もお願いします」と言われたので、このお話を焼き直してお話することにした。今度は「民話」から「歴史小説」風に焼き直したいものだ。
今日の掲示板はこれ。「晴れた日と 雨の日があって ひとつの花が咲くように 悲しみも苦しみもあって 私の人生が深くなる」というもの。
「悲しみの意味」
冬があり夏があり
昼と夜があり
晴れた日と雨の日があって
ひとつの花が咲くように
悲しみも苦しみもあって
私が私になっていく
星野富弘
「雨はイヤだ。」と言う人もいれば「恵みの雨」と喜ぶ農家の方もいる。病気をしたからこそ健康のありがたさがわかったり、空腹だからこそ、一つのおにぎり が最高のご馳走だと感じたり、辛く悲しい思いをしたからこそ、人のここころの痛みに寄り添えたりするように、悲しみも苦しみもあって私が私になっていく。
じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。