さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていたが、ときおり雲の広がることもあった。気温は1度から9度、湿度は55%から76%、風速は1mから5mの西北西の風。やや冷たい・・・という一日になった。
今日はプラスチックゴミの回収日、併せて書籍や古布の日だったもので、山の旧宅の古本や侵入者の周りにあった衣料品なんぞをゴミとして出した。やはり、どことも年末年始のプラスチックゴミが大量に出て、古本や古新聞、衣料品なんぞは集積場からはみ出してしまっていた。
午前中は法話の資料集めや原稿の整理なんぞをやってから、さぬき市津田町に向かった。で、道の駅「津田の松原」構内にある「松原うどん」に入った。
ここもセルフとは書いてあるが、プチセルフ。注文してできたおうどんを引きずって・・・会計して、席について食べて、食器を返却口へ返しておしまい。店員さんがカウンターから出ない・・・というお店。
しっぽくばかりでもつまらないと思って、今日はおすすめの肉うどんに決めた。
お肉たっぷりの肉うどんは久しぶり・・・。おいしくいただいてほっこりとしたものだった。これで400円はお安いかな・・と思った。
で、すぐ横にある「津田八幡宮」に行ってみた。さすがに9日にもなると誰もいない・・・。人っ子一人もいない。いるのは私だけ・・・。
ここのこま犬はばか笑いする犬だった。こんなこま犬も珍しい。この犬、人間のような前歯をしているし、奥歯がない・・・。
参道をずんずんと進むと、さらにもう一対のこま犬がいて、拝殿前にいるのもう一対のこま犬は犬かなぁと思ったら・・・。
ご丁寧に張り紙がしてあった。「当社は日本狼です」とはっきりと・・・。神社にキツネがいるのは有名、伊勢神宮はニワトリ、石清水八幡宮はハト、稲荷神社はキツネ、春日大社はシカ、北野天満宮はウシ、熊野大社はカラス、調(つき)神社はウサギ、日枝神社はサル、松尾大社はカメ、三島大社はウナギ、大豊神社はネズミ、出雲大社はヘビ、愛宕神社はイノシシ、三峰神社はオオカミ・・・とさまざまなものが「眷属:けんぞく」としてまつられている。
社務所に電源のない、おみくじの自動販売機があったので、試しにやってみた。
確かに100円玉を入れると一個のおみくじが出てきた。間違って二枚とか三枚とか出ないんだろうか、たまにはつっかえて出てこない時もあるんじゃなかろうか・・・。
おみくじには、「雪に耐え 風をしのぎて うめの花 世にめでらるる その香りかな」という歌が書いてあって、今は辛いが耐えていればよくなります・・・」みたいなことだった。
今日の掲示板はこれ。「目で見え 手で触ることのできるものしか 信用できない人は 世界の半分も手にしていない」というもの。確かに、愛だの夢だの幸せだのという目にも見えず手でも触れないものはいくらもいくらもある。そんなものを信じない人は世界の半分以下も手にできないことだろう。天国も地獄も信じないのだろうし、お浄土という観念すら持ち得ていないことだろう。
じゃぁ、また、明日、会えるといいね。