さぬき市地方は、高気圧に覆われて概ね晴れていた。気温は27.6度から33.9度、湿度は82%から72%、風は3mから7mの西風が一時は強かった。明日の9日は、気圧の谷や湿った空気の影響で曇る見込みらしい。
台風一過、朝方は肌寒いと感じたがやがてには猛暑がやってきた。
我が家のすぐ横を流れる津田川の水もすっかりと少なくなっている。流れる音も静かになった。
朝ドラが終わると、香川県立図書館に出掛けた。今月は毎週火曜日の「前山出勤」はお休みになっている。ここのアキニレの林のクマゼミの大合唱はすごい。このあたりに、こうした林や緑が少ないことも関係しているのだろうと思う。
開館と同時に大勢の人が吸い込まれた筈なのに、図書館のほうには人影はまばら。自習室とか社会人席とか、研修室とかに向かったのだろうか。
今回もまた、五冊の本を返却して、またしても五冊の本を借りた。
来年が明治維新から150年。つまり、幕末の頃の日本の姿がここにある。明治の「御一新」では神仏分離が行われたし廃仏棄却も行われたし・・・。
立秋のせいでもないのだろうが、今日は、こんな、黄色いトンボが乱舞している。いったい、どこからやってきたものだろうか。
日曜日に、弟たちが草刈りをしたという、山の旧宅に行ってみた。弟たちにしてみれば、生まれ育った懐かしい思いでの場所なんだろう。私にすれば、やや重たい大きなお荷物なのだ。
昨日の雨の量のすごさが見てとれる。
お昼から、ホームセンターに行って来た。ここは、主に農業資材を販売しているお店らしいが、最近はなんでも置いてあるように思う。
で、電線を保護する「モール」というものを買ってきた。私が現役のころには、「ワイヤープロテクター」とか「ワイプロ」と呼んでいた。
弟が取り付けてくれたスピーカーのスピーカーコードが、そのままになっている。これをどうしようかと考えて・・・。
この、モールで挟んで、両面テープで貼り付けた。これですっきりとした。
大工さんがやってきて、この小口塗りをやって、ウッドデッキの工事は完了した。ここには、やっぱり、テーブルとイスが欲しいところだ。
今日の掲示板はこれ。「あるがままに生きる ないがままに生きる」という荒了寛さんのカレンダーの中のことばから。全てのものは、ああしよう、こうしようという主体性をもって生まれて来たわけではなく、「自然に」生まれて来たのである。全ての対象は自分も含めて観察するべき対象というよりも観察されるべき対象と言えるかもしれない。観察できる主体はどこにもない。あると思っているだけである。日本人は自然にまかせて、 あるいは自然と同化してあるがままに生きるということを脈々と実行してきたのではないだろうか。また日本文化に大きな影響を与えた仏教の縁起説では(物事の発生と展開)において、全てのモノに「自性がない」ということがある。そんな難しいことを言わなくても、あるだけの食材で生きる。なければないで、なんとか食べて生きるのである。今の現代に於いては、なかなかに、こういう生き方は難しいのだが、要するに「財布の中身と生き方」とは関係するように思う。財布の中に余裕があれば、「あるがままに生きられる」し、財布の中身がさみしくなれば、「ないがままに生きる」しかない。わが家の今月もまた、「ないがままに生きて行くしかない」のである。
じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。