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Channel: まほろば自然博物館
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秋風が 吹いて山辺の 忘れ物

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 さぬき市地方は、気圧の谷の影響で曇り、湿った空気の入る夜は雨の降る所があるらしい。気温は16.3度から21.4度、湿度は74%から54%、風は3mから4mの東北東の風が少しばかり。明日の6日は、前線や湿った空気の影響で雨が降る見込みなのだとか。

 

 2017年の中秋の名月は10月4日であった。十五夜とも言われ、月見をするにはもっともよいと言われている。月見の習慣は古く、9世紀ごろに中国から伝来して以来、月を見て詩歌を詠んだり、祈りを捧げたり、月を愛でる風習が続いてきた。当然、中秋の名月=満月と思いがちだが、満月であることはまれで、たいてい1日か2日ずれている。一体、なぜ満月ではないのか。

 

 満月のようにも見えたけれど、暦によれば、「望」は6日の金曜日、3時40分であるとのこと。旧暦では、月の満ち欠けを基に暦をつくった。旧暦の1カ月は、月が地球の周りを1周する日数と同じで、つまり、新月が次第にふくらみ満月となり、やがて欠けてまた新月となっていく──。そのサイクルが約29.5日であることから、旧暦の1カ月は29日か30日と決められていた。月のサイクルは30日ぴったりで地球を一周するわけでないことや、月の軌道が楕円であることなどにより、実際の満月は1日か2日ずれることが多いのだという。今年の場合、実際の満月は10月6日。中秋の名月は満月一歩手前の月ということになる。

 

 ちなみに、似たような言葉に、「仲秋」という言葉があるが、仲秋の候というのは「なかのあき」と読み、「季節の挨拶」の1つである。昔から使用されている言葉であり、仲秋の候ということで、「時候」や「季節」を示している。俳句にもよく使われることばで、秋は初秋・仲秋・晩秋と3つに分けることができる。仲秋は秋の丁度真ん中なので、秋の中頃という意味になる。また、「仲夏」や「仲冬」などとも使われている。

 

 さて、恒例の担当地区内パトロールをやっておいてから・・・。

 

 ホームセンターにやってきた。ここならば、交通整理用の赤白小旗がある筈だと踏んできた。

 

 案の定、ここにはたくさんの赤白小旗があったのだが、少しばかりお安い化繊のものだった。アイロンの熱で溶けたりはしないのだろうかと、赤白1本ずつ買ってきた。試験用である。

 

 ここでは、熱転写ではなくて、熱接着型のものを選んできた。このほうがきれいにできると思ったのだ。

 

 こちらは手間はかかるが、きれいなものができるような気がする。

 

 で、しっかりとできてきた。化繊でも溶けることもなくきれいにできた。

 

 次に、教育用のお話として、「地蔵和讃」をやっているのだが、こういうものを見つけてきた。これを、スキャナーで一個一個ごとにファイルに落として、それをパワポに取り込んでみた。それを、カラー印刷すると、A4サイズの紙芝居ができる。

 

 これをクリアーファイルに取り込むと、こうなった。これで、小学生や中学生に、いじめ帽子や自殺防止のお話をする。

 

 先輩の前田さんは、スケッチブックにこうした絵を描いてお話するが、私はとても、こんな絵は無理だ。

 

  今日の掲示板はこれ。「ゆっくりだからこそ見えるもの えられるものも たっくさんあるよ」というもの。車で走ってしまえば何も見つけることはできないけれど、自分の足で、ゆっくりゆっくり歩いてみれば、思わぬものが見えて来る。あけびの実や落ちたクリの実や、思わぬものが見えてくることだってある。そんなものを、じっくりと見つめ続けてゆきたいものだ。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


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