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Channel: まほろば自然博物館
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蝋梅が さまよう路を 指し示す

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 さぬき市地方は、次第に冬型の気圧配置となるため概ね曇り、夜遅くは雪の降る所があるらしい。気温は5.7度から8.4度、湿度は82%から51%、風は3mから10mの西の風が強かった。明日の24日は、冬型の気圧配置が強まるため曇り、雪の降る所がある見込みらしい。

 

 今朝は曇っていたせいか、夜が明けるのが遅かった。うちの時計がおかしいんじゃないかと思うような朝方の暗闇だった。

 

 今日は、香川大学医学部付属病院での予約診察の日。いつもの担当の日浦ドクターは、「心臓はきれいですし、血管もきれいですね~」と言うていたので、それなのに、なぜ、香川医大なんぞに紹介するんだろうか・・と、半信半疑でやってきた。

 

 まず、初診受付窓口で紹介状やCDなどの資材の確認をして、二階の外科受付窓口に行って、紹介状やCDを渡してお願いをする。一階の診察窓口には大勢の患者さんが並んで待っているが、二階はさほどでもない。

 

 この診察室の前で待つこと30分。その間にトイレに行くこと4回。予約時間は11時だった。

 

 時間つぶしに、英国士官レキの論文を開くが、こんな場所では熟読もできない。

 

 心臓外科の堀井教授である。「あなたは元気だと思ってるでしょうが、あなたの心臓は限界ですよ。だから、日浦ドクターが私を紹介したんです。奥さんを大至急連れて来て下さい」との悪魔のようなお言葉・・・。

 

 「もう、薬で元気になる状態は終わっています」「早急に手術が必要なんです」顔はやさしいのだが、言葉は重たい・・・。

 

 診察が終わったのが11時半。それからは、オペに向けての検査である。採血による血液検査、血圧検査、心電図検査、心臓超音波検査。

 

 最後に胸部X線検査。ま、時間帯が12時を過ぎていたから、順調に検査は進んだ。

 

 会計へ書類を出して・・・待つこと30分。会計が終わった。9,420円だった。

 

 病院を出たのが13時半。ものはついでだ・・と、郵便局によって、切手シートを頂いてきた。できることからこつこつと・・・。

 

 先週の入院したときの「入院見舞金」だの、共済金だのの給付手続きもやっておく。できることから、こつこつと・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。「過去のどうにもならないことを悩むより 現在、自分が置かれているところから 将来に向かって人生を切り拓いていこう」という新井正明さんのことばから。住友生命の社長・会長を務められた新井正明氏のはなしである。兵役にあった新井さんはノモンハン事変に参戦して被弾、右足を付け根から切断した。二十六歳だった。 帰還した新井さんを会社はあたたかく迎えてくれたが、若くして隻脚(せっきゃく)の身となった苦悩は限りなく深かった。その最中(さなか)、新井氏は安岡 正篤師の『経世瑣言(けいせいさげん)』で一つの言葉…「いかに忘れるか、何を忘れるかの修養は非常に好ましいものだ」に出会い、翻然(ほんぜん)とす る。「自分の身体はもう元には戻らない。ならば過去のどうにもならないことを悩むより、現在、自分が置かれているところから将来に向って人生を切り拓いて いこう」この瞬間から新井氏は真の人生を歩み始めた。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


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