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本来ならば、今日は白鳥病院での予約診察日だったが、こんな状況ではお出かけなんてできる訳がない。
そこで、先日の3/6にキャンセルをお願いした。ここを退院するまでは、ここのお薬を飲ませていただいて、退院後にはまた、白鳥病院の日浦ドクターにお願いしたいもの。
さて、10時半になると車いすのお迎えが来た。車いすだから人力車ではない。どういうわけだか、ここのフロアの人はみな、車いすに乗せられて移動する。自分で歩いていけそうなのに、まるで強制連行みたいだ。
事前入院の際、歯の検査があったが、その後、夕食の豆腐を食べて前上の犬歯が折れた。その折れた歯にはブリッジが架かっていたためにかみ合わせがうまくいかず、そのままになっているのを、簡易的に補修してくれて、入れ歯で食事ができるようになった。
お昼過ぎに、中川Drが、新しい小型のペースメーカーを用意してくれて、あの大きな弁当箱みたいなものと交換してくれた。
これで移動やらトイレに行くのも楽になった。科学の進歩ってすごいものだ、と感激したものだった。
こちらは「心電図計」。これで私たちは監視されているみたいなもので、このフロアから自動ドアを一歩でも超えたら、すぐに電波が途絶えて看護師さんが飛んでくる。これらを、袋に入れて、肩から首からかけて歩き回っているってことだ。
夕方からは「心臓エコー」の検査があった。
エコー検査から戻ると、2月分の入院診療明細が届いていた。手術代も含めて総額47万円余。三割負担で6,500円くらいにはなったのかな。
今日の掲示板はこれ。「たとえどんなに辛くても 春を迎えぬ冬はない」というもの。同じような言葉に、「止まぬ風はない」、「あがらぬ雨はない」、「山よりでっかい獅子は出ぬ」、「明けない夜はない」、「来ない朝はない」などが思い出される。「秋が来ない夏はない」、「春が来ない冬はない」シリーズみたいなことだ。けれど、時計は逆回りはしないのだ。今夜もまた眠れない夜、辛い夜が来るのだろうけれど、退院を迎えぬ 患者はいない・・・と、信じていよう。
じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。