4月13日(金曜日) 112-78-84 36.3 98% 64.2Kg
今日のオーダーは採血と胸部X線検査だった。採血は渡邊担当看護師が何度も差し直して、ようやくに採血ができた。ベテランのわりに悩んでいたみたい。
これは朝食。塩分は2.0%が目安のために食パンも一枚だし、味噌汁も食材の風味だけ。お酢のものは塩分に関係ないので、それなりにおいしい。
検査も終わったので、外泊を申し出た。検査の結果いかんでは、「退院」もあるかなぁとかすかに期待していたのだけれど・・。「かなしいお知らせです・・」と、担当看護師さんのお言葉・・・。
「残念ながら・・・外泊は許可されません・・。今日は外出ならばokだそうです・・」という渡邊担当看護師さん。
乗りかかった船だ。ええいと、外出で家に戻ってきた。これは、途中に見える「芝桜富士」であるが、今年はここに行けるほどの余裕はない。遠くから眺める程度。
パソコンで打ち込んだ論文の第二版を印刷してみた。ま、それなりの体裁にはなった。これを、担当ドクターと、担当ナースにみて頂くことにした。
夕方、帰院した時、担当ドクターが、「まだ、胸水が見えますね。もっと、水分を減らしましょうか・・」という。今、管理している水分量は、お茶やコーヒーで700CC程度である。これをまだ減らすのか・・・。
そうそう、病室を変わることになった。今までの部屋には、同じ地区の顔なじみが三人いて、世間話や昔話に花が咲くし、三人ともがポータブル・トイレを使っているし、ま、いろいろとあって、たまたま、空き室があるというので、奥方も協力して、この部屋に移動したのだそうな。
奥方は、「お手洗い」が近いからと、窓際の日当たりのいい場所を選んだそうだが、私は、「お手洗いが近い」という理由から廊下側を希望して、チェンジしてもらった。奥方は「手洗い場」が近いほうがいいと考えたのだろうが、私は「便所」に近い方がありがたいのだ。「でもねぇ、いつまでいるかわからんから、使い勝手がいい方を選んでね」という、担当看護師さんの言葉はずきりと胸に立ち込んだ。
私も、いつまでもここにいる訳にはいかんのだけれど・・。はてさて。
今日の掲示板はこれ。「してもらったことは忘れない してやったことは忘れよう」という城たいがさんの言葉から。そうは云いつつ、そうは云いつつ、ついつい、「して貰ったことは忘れてしまい してやったことだけはしっかりと忘れない」のが私たち。こころして、こころして、この言葉を忘れないようにしておきたいものである。
じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。