さぬき市地方は高気圧に覆われて、概ね晴れていたが、午後は大気の状態が不安定となるため、雨や雷雨の所があるらしい。気温は25.7度から33.4度、湿度は86%から68%、風は1mから2mの北東の風が少しばかりで、高温が予想され、熱中症の危険が特に高くなる見込みらしい。暑さを避け、水分をこまめに補給するなど、充分な対策をとるように呼びかけている。明日の23日は、引き続き高気圧に覆われて概ね晴れるらしい。
朝の間、涼しいうちに旧宅周辺の現況写真の撮影をやっておこうと出かけてみた。
すると、いるいるいる・・・。バイクなんぞの「走り屋」のお兄ちゃんたち。昨年の秋に死亡事故があってからしばらくはやまっていたのだが、またぞろ、若者が集まり始めているらしかった。
そのすぐ先のカーブでは乗用車による自損事故。このあたりは事故多発地点。
こういう、ヘアピン・カーブが多いために、バイクや乗用車なんぞの走り屋が集まってくる。若い頃には追い回していたのだが、めっきりと歳を寄せると、そういうパワーもなくなった。
さて、お昼からは、高校野球香川県大会の決勝戦をテレビ観戦する。試合が始まっても、球場に入れなくて大渋滞になっているとかと聞いた。なにせ、高松高校と丸亀城西高校(旧丸亀商業)との決勝戦だから、高松対丸亀みたいなもんだ。
ゲームは12:30に始まった。ここまで来れば、どちらが勝ってもよろしいと・・・みたいな気持ちになる。勝負事には勝ち負けがある。あるのだが、高校野球には敗者にもお立ち台がある。勝ったチームの監督にも、負けたチームの監督にもインタビューがある。
そして、決勝戦では、勝者は「優勝校」で優勝旗や優勝盾が授与されるが、敗者にも準優勝旗や準優勝盾が授与される。
35度を超える球場に、多くの観客が応援に集まっていた。日陰の席など、今日はない。
結局の薬局で、今日の高松高校にミラクルはなかった。
丸亀城西は、昨年の夏にも三本松高校と対戦して、昨年は涙をのんだ。そのリベンジの大会になった。
高校野球大会は、みんなが通ってきた青春という時間。応援に、声援に、汗と涙に、それぞれの時間がかぶさって熱くなる。
私は一人でスイカを食べながらの観戦だった。
今日の掲示板はこれ。「本当のものがわからないと 本当でないものを本当にする」という仏教学者の安田理深さんの言葉から。自分がどこまで知ってるかを識別していないと、自分では知ってる範囲が全てで本当と思うと自認してしまうもの。大切なことは知っていることと、知らない事を分別する力、つまり知識だと思うのだ。本当のこと、これは「真実」とか「真理」ということを指すのではないだろうか。それが探索できないと、当然、自らが下す判断は誤りとなることが多くなり、自ずと良い結果は出ないくなる。問題とすべきことは、「本当でないものを本当にする」ということではないだろうか。私たちは、仕事や生活の中で、常に真実とは何か、真理とは何かということをしっかり学ぶ必要があると言うことだ。今回の高校野球大会とかサヨナラゲームとか、戦いの流れの不思議さと秘密を垣間見て、そんなことを考えたことであった。
じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。