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Channel: まほろば自然博物館
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鬼百合を 供えて通る 牛の墓

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 さぬき市地方は、台風第12号の影響で雨が降っていたが、10時過ぎには雨も上がって晴れてきた。気温は25.8度から30.6度、湿度は90%から77%、風は7mから3mの南南西の風が一時は強かった。明日の30日は、南よりの暖かく湿った空気が流れ込む影響で曇り、雨の降る所があるらしい。

 

 これまでに経験したことのないような台風だとか、何が起きるかわからない台風だとかと言われていたが、単なる梅雨のような、ごく普通の雨が降っただけ・・・。

 

 すぐ横を流れる川も、水量が増えたり、轟音が響いたりもせずに、普通の川の流れで変化はなかったし、樹木が倒れるとか枝が飛んできた・・・とかの被害も全くない。

 

 せっかく、すべての雨戸も堅く閉じて、風で飛ばされるようなものはすべて屋内に取り込んだし、濡れてはいけないものもすべて片付けておいたが、全くの拍子抜けで、午前十時過ぎには晴れ間がのぞきだした。

 

 後には、蒸し暑さだけが取り残されたような感じ・・・。気温が下がったせいか、蝉の声が戻ってきた。ま、拍子抜けというのも反面、ありがたいことかも知れない・・・。

 

 例年ならば、そろそろと、「夏休みの自由研究」を始めている頃なんだが、今年は全く、何の企画も思いつきもない。2月下旬から5月中旬までの90日近い入院のおかげで、研究の意欲がそがれてしまった感じ。意識が医学の、しかも心臓内科とかに吸収され、消耗してしまった感じ。

 

 普段には聞き慣れない「術後増悪」とか「コード・ブルー」とか、「スタット・コール」とか「左心不全」とか・・・、

 

 僧帽弁とか三尖弁とか、左心耳とかの用語の濁流の流れの中での生活だった。

 

 そして、この、「胸水」との戦いの90日。すっかりと仏教用語もお経の言葉も消去されてしまった。しかしのかかし、いつまでも、心臓病の事ばかりも考えていられない。今年も半分が終わって済んで、まもなく八月に入ろうとしている。

 

 とは言え、もうすぐ、8月2日の予約診察日。自己管理の書類を提出しなければいけない。毎月の「宿題」みたいなものだ。

 

 毎日の血圧、脈拍、体温、酸素計、体重、水分摂取量、歩行歩数などの記録である。

 

 このグラフにヤマがあるが、薬を飲み忘れた一日と、干してあった梅干しを食べた後のパルス(脈拍数)が乱れている。こういうものを、「心不全ナース」に報告しないといけない。原因がないと数値の乱れはない。下のオレンジのグラフが体重だが、そんなに大きな変化はない。

 

 こちらは、過去10年間の毎日日記。三年前の何月何日には何をした・・というのが一目でわかるもの。「ボーっと生きている」訳ではないのである。

 

 というつもりで、今日はのんびりとしていたのであった。

 

 今日の掲示板はこれ。「これでいいのだ」とは 赤塚不二夫原作の漫画・アニメ『天才バカボン』の登場人物・バカボンのパパの口癖。 上記のセリフをタイトルにした赤塚不二夫のエッセイ本「これでいいのだ」。 上記のエッセイをもとにしたNHKのテレビドラマ。 TBSの情報バラエティ番組『人間!これでいいのだ』。有名なバカボンのパパの言葉「これでいいのだ」は“あるがまま” “ありのままを受け入れる”という悟りの境地なのである。インドの哲学書「バガヴァッド・ギーター」は“神の歌”と言う意味の「行いのヨーガ(カルマヨガ)」について書かれたヨガの経典。これは、期待や見返りを手放して、自分のすべき行いにのみ心を集中することや、苦しみや悲しみの根源を知り、その束縛から心を解放して、本当の意味で自由になり、いつでも満ち足りている生き方の教えや、ヴェーダ(聖典)のエッセンスでもある「Tat Tvan Asi(タット トヴァン アシ)」=“You are That.(あなたが全体であり、真実である)”といった内容をバカボンのパパは一言で表しているのだという。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


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