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Channel: まほろば自然博物館
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降る雨に 命生み出す 布袋草

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 さぬき市地方は、気圧の谷や日本海から南下してくる前線の影響で雨や雷雨となり、昼過ぎから夜のはじめ頃にかけて激しく降る所があるらしい。気温は26.5度から32.1度、湿度は84%から72%、風は1mから3mの西の風が少しばかり。明日の17日は、気圧の谷や湿った空気の影響で昼前まで曇り、明け方まで雨の降る所があるらしい。昼過ぎからは高気圧に覆われてくるため次第に晴れる見込みだそうだ。

 

 今日も蒸し暑くて呼吸困難な一日だった。朝のポチの散歩も半分ほどの距離も歩けなかった。いつものように、血圧は、102/42 少し低いのかしらん。(70歳代正常値:146/80)。プレスは59、体温は36.5度、オキシメータ(酸素)は97、体重は65.2Kg。いつもと変わらない数字で異常なものは何もない。だのに歩けない。

 

 気分転換に、県知事選挙の期日前投票に行ってみた。その前に銀行に寄って通帳記載してみた。わずかばかりの年金が入っていた。今月も緊縮財政だな。

 

 投票立会人が暇そうにしていた。それでも、一人、二人、三人と、パラパラと投票に来る人がいた。

 

 投票は一分そこそこで終わってしまい、気分転換にはならなかった。

 

 で、懸案のタブレット問題である。アイパッドをやめるか、アンドロイドに戻すのか、違約金を支払ってタブレットをあきらめるのか・・・。10時開店を待ちわびて飛び込んだ。

 

 で、ドコモ・レディに、アップルサポートからの報告書とか一式をお願いして、まずはトイレに駆け込んだ。今日はおしっこの出る日らしい。出した後は水分補給ということで、サービスの煎茶の冷やを飲んで戻ったら・・・。

 

 「はい、これでどうぞ・・・」と、アイパッドが生き返っていた。「なんで、なんで・・・」。パスコードが入力できずに、サポートセンターに連絡すると、初期化プログラムを教えてくれて、初期化をしたら、「パスコードが入力されませんでしたので作業は中止します」というエラーメッセージ。で、アップルケアサービスに送ったら、「担当者は修理の処理を行えませんでした」と返送されてきた。それが、生き返っているのだ。おじさんにはわからん・・・。

 

 この時期、早くも稲刈りが盛んに行われている。早いのはお盆前の収穫だとお値段が相当高くなるらしい。ま、よそさまのふところを心配してもしようがないのだが。

 

 お昼前には体調がよくなるのだが、昼食を食べると、おなかが張って呼吸困難になる。かと言って何も食べないではいられない。いつもの半分ほどしか食べないのにおなかが痛くなる。来月の初めに、おなかのCT検査をやってもらうことになっているが、ドクターは「脂肪ばかりでしょうね」と言うのだけれど。

 

 で、この薬を飲むと楽になる。ドクターは、「あ、胃腸薬も朝のお薬に入っていますよ」とは言うのだけれど、おなかは少しも楽にはならない。私のおなかには何が住んでいるのだろうか。「胸水」は消滅している。

 

 で、24時間中、冷房の中にいるものだから、喉が痛い・・・。いがらっぽいので喉のお薬も選んでもらった。やさしい薬剤師のおねえさんがいるお店。

 

 今日の掲示板はこれ。「死に向かって進んでいるのではない 今をもらって生きているのだ」という、鈴木章子さんのことばから。町内の善楽寺さんの掲示板から。鈴木章子(あやこ)さんは、北海道の真宗大谷派西念寺の坊守(奥様)だった。42歳の時に乳癌が見つかり、その後肺などに転移し、5年間の闘病生活の後、昭和63年に47歳で亡くなられた。章子さんは闘病中に4人の子供達へ詩を残されている。その中から、『変換』と題する詩を紹介致する。

死にむかって進んでいるのではない
今をもらって生きているのだ
今ゼロであって当然な私が
今生きている
ひき算から足し算の変換
誰が教えてくれたのでしょう
新しい生命
嬉しくて 踊っています
“いのち 日々あらたなり”
うーん 分かります

  ここに松尾芭蕉の一句がある。「春雨や蓬(よもぎ)を伸ばす草の路」少しうすら寒い春先、目の前に広がる田園の全てに春雨がゆったりと降っている。この雨は天地のぬくもり、いのちのぬくもりであり、私のいのちのぬくもりだと降って来るのである。芭蕉の句には、詠まれる対象と、それを見ている芭蕉とが別々でなく、一人称の世界が表現されている。天地いっぱいのいのちの声を聞くような自然の調べが、そのまま私のいのちのぬくもりとなってくるような安らぎが心のすみずみにまで行き渡っていく。それこそ、見えないもの、聞こえないものが、実は見えるもの、聞こえるものを支えていることを、私たちは心して観察していかないと・・・と、考えたことだった。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


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