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Channel: まほろば自然博物館
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秋一つ 暮れて明日が まだ見えぬ

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 さぬき市地方は、前線や湿った空気の影響で曇り、断続的に雨の降っている所があった。気温は18.0度から21.1度、湿度は78%から88%、風は2mから4mの東北東の風が少しばかり。明日の5日は、前線や湿った空気の影響で昼前まで断続的に雨が降る見込みらしい。

 

 今日は月に一度の「予約診察日」。薬の処方をしてもらう日でもある。

 

 で、恒例のパターンで、胸部レントゲン検査。肺に水が溜まっていないかの確認である。「はい、OKですよ」と、数分で検査は終わる。

 

 ついで、「検体検査」つまり、「採血」と「採尿検査」これも毎月の恒例行事。その後、血液検査に1時間を要するため、院内で待機。

 

 その間に、三階の心臓病センターに上がると、「あら・・元気そうじゃない」と、出迎えてくれたのが、入院時の担当看護師だった「ショーボブやち姐さん」。正確には、「ショートボブヘアカットの八千代姐さん」。

 

 「はい、その節はお世話になりました。入院中に無理を言って、取材に出してくれたので、その本が届きましたのでお持ちしました。」と、掲載誌を差し出した。入院中に「外出」ということで、インタビューに応じたので、「本が出たら見せてね~」というのは「お世辞」だっただろうし、「社交辞令」だったのだろう。でも、届けてきた。けなげで律儀な私であった。

 

 ほぼ、1時間ほど待って、10時過ぎに担当ドクターの診察になった。懸案の「胸水」は見えなかった。つまり、肺に水は溜まっていないのだ。ではなぜ、少し動くと呼吸困難になるのか・・。おなかにも水は溜まっていない。数字的にも問題はない。ドクターの眼には何の不審もないのである。では、なぜ、私は歩けないのか・・・。

 

 「もう、お薬の量は限界です。次回は11月1日です。様子を見るしかありません・・・」と、いつものお言葉で診察終了。肺結核も気管支炎の兆候もなし。内臓系のガンの予兆もない。手術した心臓は正常に動いているとのこと。

 

 いつもと同じお薬で28日分。やはり、運動不足か水分・塩分の取りすぎか・・・。

 

 医療費負担が二割になってからか、薬代が1万円ほどお安くなった。医療費には、「酸素圧縮機」のレンタル料金の1万円弱が含まれている。

 

 お昼からは、赤い羽根共同募金で法人格の数社を回って、無事、ノルマ達成。

 

 小さなことからコツコツと・・。

 

 早速に集まった公金を、社会福祉協議会へ納めてきた。他人様のおカネをいつまでも預かっていてはどうなるかわからぬもの。これでお荷物一つが片付いた。これが終わると、今度は、その赤い羽根共同募金の配分を受けるお年寄りを調べて、配分金をお渡しするお仕事が待っている。

 

 今日の掲示板はこれ。「晴れた日と 雨の日があって ひとつの花が咲くように 悲しみも苦しみもあって 私の人生が深くなる」というもの。

  「悲しみの意味」

   冬があり夏があり
   昼と夜があり
   晴れた日と雨の日があって
   ひとつの花が咲くように

   悲しみも苦しみもあって
   私が私になっていく
                   星野富弘

 「雨はイヤだ。」と言う人もいれば「恵みの雨」と喜ぶ農家の方もいる。病気をしたからこそ健康のありがたさがわかったり、空腹だからこそ、一つのおにぎり が最高のご馳走だと感じたり、辛く悲しい思いをしたからこそ、人のここころの痛みに寄り添えたりするように、悲しみも苦しみもあって私が私になっていく。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


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