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Channel: まほろば自然博物館
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落ち葉踏む けだるさだけの 旅の後

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 丸亀地方は高気圧に覆われて晴れていたが、気圧の谷の影響で昼過ぎから曇ってきた。気温は9.9度から18.0度、湿度は84%から58%、風は1mから2mの北西の風が少しばかり。明日の17日は、気圧の谷や湿った空気の影響で概ね曇る見込みらしい。

 

 昨夜は弟と二人で、日本酒だ焼酎だウィスキーだのと、食べて飲んで大いに盛り上がった。話題は趣味のこと、新たな研究資材のことなどとたわいもないことで、政治経済の話は全く出ない。

 

 で、ひとしきり飲んで、おなかが一杯になればカラオケで歌いどおし・・・。20時前から22時過ぎまで、ほとんど一人で歌っているのだからたまらない。

 

 おかげで、こんなになっていた梅の木も、

 

 これだけになったし、

 

 こんなだったプラムも、

 

 これだけになった。

 

 家の表もさっぱりと切り込んでしまった。でも、来春になれば元通りになるからかなわない。

 

 で、切り取った枝や葉は、その日のうちに燃やしてしまった。生木だから燃えるかしらんと思っていたのだが、きれいさっぱり燃えてしまった。秋になって水分が少なくなっていたせいもあるのだろうけれど。

 

 岩陰では、まだ、つわぶきの花が残っていた。

 

 午後からは天候が悪くなるからという天気予報だったので、朝の8時35分のフェリーボート、しわく丸で帰ることにした。今回のオペレーションは完了している。

 

 今度の帰島は、12月20日の、海上保安庁による「英国士官レキの墓」慰霊祭である。「もう、終わった」「これで終わった」「これが最後だ」「もう、これが最終だ」と言いつつ、「英国士官研究会」の尻尾は離れてはくれない。今度こそ、これが最後になりますように。

 

 今日の掲示板はこれ。「この一年 悔いなしと散る 落ち葉かな」というもの。花には花の役割があり、葉っぱには葉っぱの役目がある。冬が近くなると、広葉樹などは広い葉っぱでは水分を発散させるので木が弱るために葉っぱを切り落とす。また、光合成能力の落ちてきた葉っぱでも植物は弱る。そこで葉っぱを捨ててしまう。紅葉はその前段階で変色するものらしい・・・。紅葉も落葉もお仕事を終えた葉っぱを切り離すことでおきる自然現象。これを悲しいと見るか、寂しいと見るかは人間様のこころのありようだけ・・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えると、いいね。


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