さぬき市地方は気圧の谷や湿った空気の影響で曇っていたが、雨の降ることはなかった。気温は12.0度から14.3度、湿度は76%から58%、風は4mから7mの西の風が一時は強かった。明日の8日は、冬型の気圧配置となるため、概ね曇る見込みらしい。
119/70-87 36.2c-97% 63.4Kg 1016hPa,16c,67% 体調は良好、気分もいい。今日はさぬき市内某中学生25名を引率してのおへんろ体験学習の日。わが大窪寺班の4名は前山地区活性化センターに8時半に集合した。
9時過ぎに、コミュニティバスから中学生25名と引率の先生1名が降りてきた。
早速に、前田チーフ・ガイドから「お遍路学概論」の講義が始まった。四国札所はなぜ八十八カ所なのか、なぜ、人はお遍路に出るのか・・。なぜ、お遍路は白衣を着るのか、誰が八十八か所を作ったのか、弘法大師とはいかなる人なのか・・・。
講義が終わると、寒川大先達の指導で準備運動と準備体操。
10時半過ぎに前山を出発して、花折れ峠コースのへんろ道に入っていく。
こうして遍路道を歩いていくと、小学生からインタビューを受けるというサプライズが・・・。市内ケーブルネットのカメラマンも同行している。この少し前に、昨年と同じ場所で生徒三人が行方不明になって、捜索に出て、私たちが救援に行くというハプニングも発生。
前山ダムから、赤いへんろ道を歩いて多和地区に入り、旧多和小学校跡でトイレ休憩。私は寒いせいかその時までに6回もトイレに走っている。
多和地区の竹屋敷温泉手前の「二本松」というところで、大窪寺班のまどんな、舛本女史が「地蔵和讃」を使って、「親より先には絶対に死なないこと」の指切りげんまんの誓いをする。いじめや成績苦などでの自殺防止や事故やけんかなどの指導でもある。
今日は前田先生の講義に熱が入ったせいか、大窪寺に着いたのは13時過ぎ。みんな、おなかぺこぺこだ。そこで。門前の「野田屋」さんに入っての昼食になる。
ここでは、かけうどんのお昼である。生徒達にはおはぎがおかみさんからお接待があった。私たちのおうどんは担任の先生からのおせったいである。みんな、おなかぺこぺこだから、おいしいを連発して食べた。
その後は大窪寺におまいりだが、今日は特別に本堂内陣に入れていただき、寒川大先達の指導でおつとめをし、光容副住職からの法話をきかせていただいた。足のしびれと戦い、苦労しているこどもたちが可愛かった。
そのあと、簡単に境内の案内と仏教概論の講義などもあった。
今日の内容とは全く関係ないが、今日の掲示板はこれ。「他人の不幸は小さく見えて 自分の不幸は大きく見える」というもの。誰の言葉だったか忘れたけれど、「人間って、双眼鏡みたいなのを持っていて、他人の幸せは、大きく見えるけれど、他人の不幸は、小さく見えるんです。逆に自分の幸せは、小さく見えて、自分の不幸は、大きく見える。そこが解ってないと、一生、幸せになれない」という言葉があった。また、「いつだって、自分に足りないモノばかり数えてしまう。そんなことより自分が持っているモノを数えるべき。」という言葉も、思い出した。「本当の幸せって、それを感じ取れるチカラかも知れないな~」と思ってしまった。
じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。