さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れていた。気温は1.5度から9.2度、湿度は70%から56%、風は2mから4mの西の風が冷たかった。明日の13日は、高気圧に覆われて概ね晴れる見込みらしい。
126/60-62 36.2c-97% 61.6Kg 1028hPa,4c,64% 今日も体調に変化はない。体重にも大きな変化はない。
こんないい天気の日に、部屋に引きこもってはいられないと、いつものように出かけてみた。今日は火曜日だからと、前山のおへんろ交流サロンにも寄ろうかと思ったが、特段の用事もないので素通りした。
今日は、この六十三丁石の隣にあった石仏が気になって再調査だった。
前にお飾りしてあるお花を取りよけてみると、これは「牛の墓」だった。明治三十六年六月日 細川井造 と刻んであった。写真を撮り終わると、お花を元に戻しておいた。
そこから先に進んで、多和槇川に入ったところにある国道脇。向こうに見えるのはおへんろ休憩所。その手前右側の山中に遍路墓が数基並んでいる。
その中の一基に、「大乗妙典六十六部廻国塔」というものがある。ここには奥州だの肥前だの讃州だのというたくさんの行者の名前が刻まれている。これも明治二年だから、先生は一切、説明も案内もなく素通りしてしまう。
その後は一応確認できているので、大窪寺に向かった。昨日の今朝だから雪が残っているのかと思ったけれど、少しも雪は残っていなかった。
境内にある道標である。こういうものもチェックしておく。
これは大師堂前にある「日本廻国六十六部廻国供養塔」である。願主は阿波郡伊沢村の源右衛門で、安永四年に建てられたもの。これも道ばたにあったものを、大師堂建設時に移転されたものだろう。
天気はいいのだが、空気が冷たいので早々に引き上げてきた。肺炎にでもなったら大変なことになる。退職前あたりには、よく風邪をひいたり肺炎になって入院したものだが、退職してからは風邪もひかなくなったし、肺炎にもなっていない。
で、調べたものを記録しておく。情報は新鮮なうちに料理しておくのがいい。
大窪寺が近づくと、こうした遍路墓が多くなる。中には院号のついたものやお坊さんらしい名前のお墓もあるが、立派なお墓が残されている。ここも夏になってから再調査が必要だ。
今日の掲示板はこれ。「毎日があたり前だと思っていた。でも、あたり前じゃないことに気がついた 笑顔 優しさ 思いやり あたり前じゃないあなたに感謝 あたり前じゃない今日に感謝」というもの。いつもの生活をしていると、当たり前があたり前になってしまって、その当たり前に慣れっこになってしまうもの。眼が見えない、足が動かない、おなかが空いても食べられない・・・。そんな、あたり前じゃないことに直面したとき、あたり前のありがたさをしみじみと感じるもの。
じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。