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Channel: まほろば自然博物館
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うすごおり(薄氷) 踏む毎日の 愛おしく

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 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていた。気温は1.5度から10.5度、湿度は86%から62%、風は1mから3mの東の風が少しばかり。明日の19日は、低気圧や前線の影響で、明け方から夜のはじめ頃にかけて雨が降るらしい。

 

 134/65-60 36.3c-96% 61.8Kg 1022hPa,6c,64% 体調は安定している。

 

 今日は母の七回忌ということで自宅待機。奥方の定休日なこともあって外出禁止日。

 

 これがその頃のメモ日記。2013年の2月11日に、「あとはご自宅で」と退院し、弟たちに母を看てもらい、私は本山での布教使研修に出かけ、帰宅すると危篤状態の母。すぐに弟を空港へ迎えに行き、我が家の片付けをし、今日がお通夜だった。夜中に雪が降り始め、葬儀の当日は雪。一周忌の前もそんな慌ただしいことだった。

 

 肩こりも落ち着いてきたからと、道標のデータの修正や追加をやってみたり、

 

 今週からの「丁石」調査のデータ整理をやっていた。

 

 すると、案の定「入力時間がながくなっています。しばらくお休みください」というメッセージが。入力ミスが何回だとか、指の動いた距離が何キロだとか、そういうことまで管理してくれなくてもいいのだけれど。

 

 休め・・と言われても、パソコンしかやることはない。外に出ればハシカだインフルエンザだ肺炎だと危ないし、家にいても奥方がリビングを占領しているから何もできない。掃除や片付けも奥方に当てつけになるのでできないし・・・。

 

 とりあえず、「丁石」のデータ整理をやっておく。丁石というのは、大窪寺までの距離を刻んだ石像で、七十丁からは一丁(109m)ごとに、69,68,67と減っていく。一丁まで歩いたら大窪寺はすぐそこ。だが、昔のことだから距離は正確ではない。

 

 お遍路さんは、この丁石を目標に、「あ、あと何丁だ」と歩いたことだろう。

 

 今日は三回ほど、このメッセージが出た。ちゃんと、お休みした時間帯まで管理してくれている。

 

 今日の掲示板はこれ。「老病死は自然である その老病死する事実に向き合わず逃げ回っている我々の姿を無明という」という、赤松先生のお寺にあったことばから。生まれたいのちは、その瞬間から「老病死」を抱いて生まれている。それが全てのいのちに共通する自然である。その事実に向き合わずに、自分だけは死にたくない、老いたくない、病になりたくない・・と、逃げ回っている姿を「無明」というのである。無明とは仏教語で、邪見・俗念に妨げられて真理を悟ることができない無知のことを言う。最も根本的な煩悩で、十二因縁の第一、三惑の一とされている。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


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