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Channel: まほろば自然博物館
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山茱萸 (さんしゅゆ)浮かぬ顔する 郵便夫

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 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていたが、気圧の谷の接近で夜は曇るらしい。気温は6度から12度、湿度は56%から46%、風は5mから2mの西の風が少しばかり。明日の15日は高気圧に覆われて晴れるが、気圧の谷や寒気の影響で夕方から雲が広がり、夜遅くは雨や雷雨となる所がある見込みらしい。

 

 116/77/77 36.4c-96% 61.4Kg 1020hPa,10c,50% 体調は安定しているが、体重は減らない。

 

 昨日の会議の宿題である。自分の担当区域のことはよく知っていると思ったけれど、案外と数字になるとわからない。

 

 だから、市のホームページなんぞを開いて人口や世帯数を調べてみた。戸数はわかっても、内部の世帯数になるとわからない。65歳以上の高齢者はわかるが、それ以下の人のことは見えてこない。会社やお店なんぞに勤めている人は昼間はいないからわからない。

 

 だから、集落ごとの名簿を作り直してみたり、年齢順に並べ替えてみたり、午前中は名簿作りに励んでいた。

 

 で、ようやく、担当区域内の人数や世帯数、高齢化率などが見えてきた。

 

 それを基にして、マップも作り直してみた。ここに、「空き家」とか「入所中」とか、「要支援者」とかを色分けしてわかりやすくする。

 

 午後からは、担当区域内をパトロールしてみたが、犬やサルには出会ったが、人には誰も出会わないし、車も通らない。

 

 家を訪ねても誰も出てこないし、いるのかいないのかもわからない。私もだんだんと「ことば」を忘れてしまいそうになる。

 

 でも、自然だけはまじめだ。時期が来れば芽を出し、葉を出し、花を咲かせてくれる。タンポポは古くはフヂナ、タナと呼ばれたという。タンポポは鼓を意味する小児語であったともいうし、江戸時代にはタンポポはツヅミグサ(鼓草)と呼ばれていたことから、転じて植物もタンポポと呼ばれるようになったとするのが通説であるが、その他にも諸説あるらしい。

 

 アセビは、ツツジ科アセビ属の常緑低木。日本に自生し、観賞用に植栽もされる。別名あしび、あせぼ。 馬酔木の名は、「馬」が葉を食べれば毒に当たり、「酔」うが如くにふらつくようになる「木」という所から付いた名前であるとされている。

 

 今日の掲示板はこれ。「思い通りにしようとする心が苦しみを生む」というもので、町内の善楽寺さんにあったものから。私たちは自我があるので皆、思い通りにしたいという心を抱いている。この思いが強ければ強いほど、思い通りにいかなかったとき、腹が立ち、怒りがわき起こる。苦しみもわき起こる。苦しみの原因は、自分の思い通りにならない自我が起こしているのである。そのことに気づいていたら、苦しみの原因がわかれば対応できるのである。自分が正しい、お前は間違っていると強 く言えば、相手は傷つく。そういうときは控えめに話した方がいい。少しでも相手を思いやる心があった方がいい。「正しいことをいうときは少しひかえめにするほうがいい、正しいことをいうときは相手を傷つけやすいものだと気づいているほうがいい。」吉野弘「祝婚歌」より

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


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