東かがわ市四国地方は、気圧の変動で曇から雨になった。明日の30日の香川県は、引き続き高気圧に覆われて晴れる見込みらしい。
128/82/66 36.3c-96% 67.2Kg 1004hPa,24c,77% 体調はすぐれぬまんまだが、病院にいるのだから心配はいらない。
昨夜の20時に下剤を飲んで便は排出しておいたのに、今朝は6時から浣腸だという。ドクターの言うまんま、看護師に言われるまんま。
病室からは歩いて手術室へ向かう。で、なんだのかんだのと注意やら説明があって、
で、ここが重要ポイント。頸椎麻酔です。これがしっかりと痛いと聞かされていて、エビのように体を伸ばすとまずいらしい。でも、思ったほどでもなく難なく針が通り麻酔が入っていくと、足先からぽかぽかとしてくる。半身麻酔である。
9時半過ぎからオペが始まった。私の耳はよく聞こえて、「松山千春」のCDを流してもらって聞いていた。上の膀胱からの尿道が、前立腺中身が増えすぎて尿道を圧迫しているというのだ。
で、おちんちんの先っぽから管を通して電磁メスで削り取るのだそうだ。確かにそういう感覚はある。で、削り取った跡が右側である。水彩絵の具のガラス瓶ほどの中に、かまぼこを彫刻刀で削ったようなくずを見せてくれた。さすがに1時間も同じ体制でいるとつらかった。で、11時過ぎにはオペが終わり、今度は私のベッドでお迎えが来て、集中治療室みたいな個室に閉じ込められて、身動きできず。
両手には点滴と血圧計と酸素計、太い尿管がつながれ、紙おむつをさせられている。夕食までは水も食べ物もなし。
体にまったく自由はない。これで朝まで辛抱しろというのだから拷問みたいなものだ。お負けに三台の点滴ポンプからエラーメッセージが鳴り響く。奥方は、私に夕食を食べさせてからかえっていった。
今日の掲示板はこれ。「金をつかむ者は人を見ず 鹿をおう者は山を見ず」。石仏をおう者は寺を見ず・・・かも知れない。眼の先のことばかりにこころを奪われて、周囲のことなんぞ気にもかけていないことを言うておるのだと思う。「木を見て森を見ず」というのもこのたぐいであろう・・・。
じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。