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Channel: まほろば自然博物館
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山桜 散りゆく時を 見逃して

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 丸亀市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていたが、寒気の影響で雲の広がっている所があったし、気温が9度から14度と上がらずに肌寒い一日になった。湿度は68%から46%。風は3mから5mの西北西の風。

 

 この島には久しぶりで、昨年秋の「咸臨丸子孫の会」「開洋丸子孫の会」合同の「塩飽訪問2012」だったから、10月の初旬だった。ほぼ半年ぶりになるのか・・・。

 

 その時に修理で預けていたタイヤを、今日、ようやくに受け取った。ついでに、軽トラに燃料補給もしたりして・・・。

 

 今日の「英国士官レキの墓」。時期的にお花が少ない時期なんだろうか、お世話役の方がお忙しいのだろうか・・・。風もきついしねぇ・・・。

 

 昨日の会議でのこと。これは、シルビア号のジョン艦長から贈られたという手紙の最初の部分。今までは、これを・・「1896年11月29日 セルビア艦にて」と読んできたが、これは、「1876年3月29日 シルビア艦にて」と読むのだと整理できた。この日付の違いは大きい。ちなみに、「H.M.S」というのは、「国王陛下の軍艦」、(His Majesty's Ship)・・という意味である。

 

 つまり、1876年は明治9年。香川県が愛媛県に合併されたりと慌ただしいころ。神仏分離もこの頃だったか・・。

 

 ところが、1896年というと、明治29年。シルビア号もジョン艦長も日本にはいなかったことになる。では・・・、あの、「英国士官」は誰なのか・・・ということになる。

 

 で、「英国」のトーマスさんからはメールが届いているらしいのだが、島の端末では概略しか読めないし、さらに更に・・・私は英語が読めないし・・・。この端末からは返信もできないし、さらに、私は英語が書けないのである。明日には自宅に帰れば本文は受信できるのだろうが、はてさて、どんなお返事を書けばいいのだろうかという・・・一抹の不安・・・。

 

 とにかく・・・謎の英国士官「レキ」さんの本名とか、家族とか、詳細はわかったようなメールらしいが、「レキ墓研究会」の岩崎担当に読んでもらいたいのだが、あいにくと、今日明日は週休でお休み。来週にでも、メール転送しておかねば・・・。

 

 私たちは、あの「レキの墓」を建てた人たちについての調査をやっておかねば。岡良伯さんは有名だが、村長(むらおさ)の寺脇嘉右衛門さん、お寺の住職の粟根等観さんについて。さらに、日本名とされた「長谷川三郎兵衛」についてなど・・・。

 

 今夜も怪しい雲が空一杯に広がって、風もなかなか強そうだ・・・。でも、明日は暖かくなりそうだというので、お墓巡りでもやっておくことにしようか・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。「ごめんなさいのない世界を地獄という ありがたいのない世界を餓鬼という」もの。これも、どこのお寺にあったものか、誰の言葉かも不詳だが・・・確かにそうなのかもしれないなぁと思ったりする今日このごろ。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


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