さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れていた。気温は17.0度から26.8度、湿度は90%から62%、風は1mから3mの東の風が少しばかり。明日の3日のさぬき市地方は、高気圧に覆われて晴れるが、湿った空気の影響で昼過ぎから次第に曇る見込みらしい。
114/69/80 36.2c-97% 61.8Kg 20.5c-69%-1014hPa 今日も6時前まで寝ていて、出勤する奥方に「大丈夫なの?」と起こされた。3時にトイレに起きて、そのまま寝入ってしまったらしい。「秋眠暁光を覚えず」。
来る11月には、「フルムーン旅行」に行くのだと奥方は張り切っているが、「フルムーン」の意味を調べてみたらば、「JRの熟年夫婦向け得用切符」。二人合わせて88歳以上の年齢の夫婦であれば、JR全線のグリーン車が一部を除き利用できる・・・というもので、JRが作った言葉なのだとか。「ハネムーン」=新婚旅行にあやかったネーミングなのか。
それはさておき、私たちは結婚してどのくらいになるのかなぁと計算してみたら、昭和46(1971)11月に結婚したから、今年が49年(2020-1971)になる勘定。来年秋が金婚式か。ふ~~ん、飽きっぽい私がよくぞ我慢をしてきたものだ。
奥方も歯科衛生士からミニコンのプログラマーをやったり、介護福祉士やら介護支援専門員をやったりと働きずくめ。そういう人生らしい。
さても、今日も赤い羽根共同募金のお願いに行ってきたが、なかなかに「ハイ」は言ってはくれない。
顔なじみのお寺さんでは世間話や感染症のことなどで話し込んでしまった。
そうそう、昨夜の十五夜の話でも盛り上がった。今夜が満月だということだが、完成されたものより、その一歩手前が美しいですねぇと話したことだった。完成された美もまた美しいのだけれど、その一歩手前とか、満ち足りて欠け始めた姿がいいですよねと話したことだった。
さてさて、話は二転三転するのだけれど、私は小学校時代から模型作りが好きで、プラモデルも早い時期から始めていた記憶がある。
若い頃のものは台風で流されてしまったのだが、最近のものはこんなもの。
そう、ガンプラと呼ばれた、ガンダムシリーズを黙々と作っていた時代がある。親戚の法事にお招きを受けても、別室でプラモデル作りをやっていて叱られたことも。「大人買い」できた頃だっただろうか。
で、その頃から使っていたプラモデル用の塗料である。久々に使おうとすると固まってしまって蓋が外れない。
そこで、塗料を買いに行ったのはいいが、レジでこんなことをする。一点一点にシールを貼り付けるのだ。「ここでは大根やネギにもこんなことをするのか」と言うと、「それは下のレジで聞いてください」と愛想もクソもない。最近は、マイバッグ万引きが多いからだろうと思うが、これを張られた方は気分が悪い。思わず、全品を突き返そうかと思ったが、大人げないのでやめておいた。
なんでもかんでも、感染症のせいにしたり、プラスチック減量を名目に手抜きをするのが我慢ならない。
今日もプンプンと機嫌悪く帰ってきたら、我が家の入り口に、こんなものがいる。車が近づいても知らん顔をしている。「ここはオイラの縄張りだぞ」と言うようににらみつけてくる。
ドラレコ画面だと鮮明なんだろうけれど、それを取り出すのも面倒なのでこのままだ。これは「やまどり:山鳥」らしい。クラクションをならすと、ゆっくりと山の中へ戻って行った。
今日の掲示板はこれ。「人は 幸運の時には偉大に見えるかもしれないが 真に向上するのは不運の時だけである」という、フリードリッヒ・フォン・シラーの言葉から。フリードリヒ・フォン・シラーは「シルレル」とも読まれている。18世紀ドイツの詩人・戯曲家・思想家で、1759~1805。シラーさんは劇作家として有名だが、ベートーヴェンの交響曲第9番「合唱付き」の原詞で最もよく知られるように詩人としても有名。彼の書く詩は「ドイツ詩の手本」として、今なおドイツの教育機関で教科書に掲載され、生徒らによって暗誦されている。人は、幸福期の絶頂にあるときには偉人にも見えるけれど、人が成長するのは不運の時期にどう生きるかであると言うているのである。今、日本ではノーベル賞受賞に沸き立っているが、吉野彰さんは今、絶頂期にあるけれど、彼が苦しく悩ましい時代を懸命に生きてきたことには余り目を向けない。苦しいけれど、ゴールは必ずあるのだと、懸命に歯を食いしばって耐えてきたからこその喜びなのであろう。
じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。