さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れていた。気温は5.5度から16.9度、湿度は70%から46%、風は1mから4mの東の風が少しばかり。明日の16日のさぬき市地方は、気圧の谷や湿った空気の影響で概ね曇り、昼前から雨の降る所がある見込み。
117/66/79 36.2c-97% 63.4Kg 13.9c-47%-1020hPa 体調に変化はない。足は依然としてふらふらとして歩けない。足が悪いわけでもないだろうに栄養不足なのか運動不足なのか。
そろそろと藤の花の季節だなぁと、藤尾神社に行って来た。高松市南部の西植田町にある藤尾山。標高163.8mの山頂に藤尾八幡神社が鎮座するこの山は、古くから山全体が社叢(しやそう)であると同時にご神体とされ、地域住民の信仰を集めている。昔は社殿がなく、住民は山そのものを崇敬してきたという。
藤棚があるのは駐車場で、そこにL型に藤棚が作られていて、白やピンク、赤、紫というような何色かの藤が植えられている。
ここの藤は房が短くてこんもりとした藤棚になっている。まだ、時期が早いのか、見物の人も車も少なかった。
ついでにお邪魔したのが、「カフェ・ジャルダン」という、これまた高松市西植田町にあるお店。お店なのだが、そのお店に入ったことは一度もない。この芝桜のお庭だけにお邪魔している。今年は入園料が300円だった。
今日は平日だからか、まだ、時期が早いからか、ぽつりぽつりとしか見学者はいなかった。いつもは五月の連休頃がにぎわう頃だろうか。
こういう芝桜ガーデンで、オーナーのご夫婦が芝桜の管理をやっているそうだが、高松空港に着陸する飛行機からでも見えるし、シーズには機内アナウンスもされるそう。
ここが、毎年テーマを決めて植え付けされるゾーンだが、今年の鳥は何だろうか。遠くに「勝名寺さん」のお寺が見える。
私はアートや芸術はわからんもので、今日の300円は高かったかなぁと思った程度。毎年、見慣れているせいかもしれない。かと言って高級なコーヒーやランチには手が出ない。
気分を取り直して大窪寺さんに行ってみた。時候がよくなったからか、ぽつりぽつりとお遍路さんも姿を見せるようにはなったけれど、まだまだ静かな山寺さんである。
で、ああだこうだと話している一団があったが、徳島からの吟行(和歌や俳句の題材を求めて、名所・旧跡などに出かけること)のご婦人たちだった。今の時期の「御衣黄桜」を俳句に詠んでいるらしかった。
黄緑色の花びらから、ようやくに赤みがさしてピンクが見えるようになってきた。本来は、この黄緑色が「御衣」の色らしいのだが。
なかなかに「映(ば)える」画像にはならないものだ。
今日の掲示板はこれ。「生きると言うことは恥にまみれるということだ」というもので、町内の善楽寺さんの掲示板にあったもの。これまた、どこの誰の言葉かはわからなかった。ここの住職さんがにんまりとしているのが見えるようだ。似たような言葉に、「私はすべての人間を、毎日々々、恥をかくために生まれてきたものだとさえ感じることもある」という夏目漱石の言葉がある。つまりは、「恥をかくことを恐れるな」という忠告と同じ事だろう。世の中は自分の知らないこと、わからないこと、できないことで満ち満ちている。それを学び取り身につけていこうとすると、自然に恥を掻くこともある。それはそれでもいいではないかと背中を押してくれている。ひととき嗤われてもいい、その悔しさをバネに飛躍することもできる。世界の「イチロー」だって、「子どもの頃から人に嗤われてきた」と語ったことがある。生きると言うことは、恥にまみれるということなのだ。
じゃぁ、また、明日、逢えたら、いいね。