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Channel: まほろば自然博物館
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知ったフリしながら揺れる半化粧

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 さぬき市地方は、梅雨前線や湿った空気の影響で概ね曇り、雨の降っている所があった。気温は22.5度から26度、湿度は96%から82%、風は1mから2mの東北東の風が少しばかり。明日の3日のさぬき市地方は、引き続き梅雨前線や湿った空気の影響で断続的に雨が降り、雷を伴う所がある見込み。

 

 102/62/79 36.4c-97% 61.8kg 室温25.1度-湿度78%-気圧1008hPa 体調に変化はない。

  

 今朝も4時半に目が覚めた。明るくなると誰かに襲われるような気がして飛び起きてしまうことがある。夢の続きなのかも知れない。

 

 ということで、今日も5時前から8時20分までは、この、「大窪寺のトリセツ」という本の原稿を打っていた。大窪寺というお寺をいかにガイドするかという「トリセツ:取扱説明書」である。

 

 今は4台のデスクトップPCを使っているが、この右側のマシンで天気予報を、この左手のマシンで健康管理をしながら、中央の二台でマニュアル作りをやっている。

 

 これが、「トリセツ」の原稿になる。A4版縦型横書きでワードというアプリで原稿を仕上げている。

 

 そればっかりやっていると飽きてくるので、8時半からは、この「防災マニュアル」の原稿作りである。

 

 観光ガイドをやっている最中に、イノシシやサルに出会ったときはどうするのか。

 

 この大窪寺周辺は徳島県と香川県の県境近くの深い山の中にある。サルやイノシシは日常茶飯事。近年は都会にだってサルやシカが走り回ってニュースになったりする時代。ガイド中に出会っても不思議ではない。ただ、ゲストさんというかお客さんは、そういうことには慣れていない。お客さんが騒げば事態は急変する。そういう対処も大切なことだ。

 

 それにスズメバチや蚊やアブ、山ヒル、チャドクガ、マムシなどの有害生物もいる。そういう対処方法をまとめている。

 

 それに地震や山崩れ、土砂災害、ゲリラ豪雨にたつまきやら落雷の危険性もある。私らガイドは平気だけれど、お客さんに危険な目を合わせてはいけないから慎重な準備が必要だ。

 

 今日の体重計の画像を見て驚いた。「81.9Kg」とは異常な数値。そんなバナナ・・とよく見直して安心した。写真が逆になっていただけのこと。

 

 着衣で61.8kgと言うことで一安心。しかしのかかし、一週間で6Kgも体重が減るというのはどういうことなのか。今日の夕方には60Kg台になって、明日には59kg台になるのだろうか。別に食べ物が減った訳ではないし、飲み物が減った訳でもない。運動を始めた訳でもない。摩訶不思議・・・。

 

 今日、7月2日はうどんの日。まだ聞き慣れない方も多いと思われる「うどんの日」。てっきり制定されてまだ日が浅いのかと思いきや、40年以上の歴史が存在した。誕生したのは1980年。「讃岐うどんをもっとたくさんの人に食べてもらいたい」と、うどんの消費をさらに拡大するべく香川県生麺事業協同組合によって40年も前に制定されていた。7月2日である理由には、香川県讃岐地方の農家のうどんを食べて農作業の労をねぎらうという、古くからの風習が関係している。

 

 そういうことでもないが、今日も「野菜と天ぷらのぶっかけうどん小の冷や」である。レタス・キュウリ・ダイコン・ニンジン・わかめ・かき揚げ天にネギと大根おろしと刻みのりのトッピング。中身は普通のさぬきうどんだが、そのあたりにあるものを片っ端からトッピングしてみただけだ。これだけ食べても体重は減るばかり。

 

 そうそう、今日は「半夏生」でもある。「うどんの日」である7月2日は、「半夏生」と呼ばれる季節の節目、雑節の一つである。夏至から数えて11日目にあたる日で、正確には7月2日頃から5日間を半夏生と呼ぶ。この半夏生、特に日本で農業が盛んだった時代は、農家の人々にとって畑仕事や田植えを終える目安や区切りとなる日として大変重要視されていた。半夏生には天から毒が降ると信じられ、毒が入らないよう井戸に蓋をしたり、この日に収穫した野菜は食べてはいけないなどと言われる地域もあったという。

 

  考えてみれば、この時期は梅雨真っただ中。カビが生えやすい時期ということもあり、食あたりや水あたりなどの増加がこの半夏生の物忌みを生み出したのかもしれない。こうして、田植えは半夏生前までに終わらせなければ収穫が半減するという「半夏半作」という言い伝えまで生まれ、農家たちは毒が降るとされる半夏生の前までに何とか農作業を終えようと必死に働いた。そうしてたまった疲れを取り、暑くなる夏に備えなければならない。そこで、7月2日ごろのこの半夏生で農作業の労をねぎらう風習が誕生したというわけらしい。

 

 半夏生にまつわる風習は全国各地にさまざまに存在するが、とりわけ香川県では“皆で美味しいうどんを食べながら田植えの疲れを癒やす”という半夏生の風習が、風化することなく現在も受け継がれている。そのため毎年7月2日には、「うどんの日」にまつわるイベントが香川県では目白押しだ。地元の神社「中野天満神社」にうどんを奉納する“献麺式”という儀式をはじめ、さまざまなお店や団体が無料でうどんを提供する“うどん接待”、小学生や保護者向けの手打ちうどん教室などの体験学習が県内各地で催される。

 

 今日の掲示板はこれ。「君が自分の目で確かめたか。自分の足で歩いたか。自分の手で触ってみたか」という松下幸之助さんの言葉から。私が現役の頃、朝のミーティングで、「現地に行こう、現物にさわろう」というようなことを唱和したことがある。会議の席上ではいろんなことが言えるし、提案もできる。しかしのかかし、現地を知らず、現場を知らないでいくら議論を重ねても意味はない。自分の目で確認し、自分の足で現地を歩き回り、自分の手で現物に触ってこその発言は重すぎるほどに重い。最近のSNSなんぞでも不確かなニュースが氾濫しているし、ラジオのニュースや新聞・テレビなんかも不確かなことが多い。そういうのを鵜呑みにして拡散する人のなんと多いことか。そういうときこそ、この言葉をかみしめたいものである。

 

じゃぁ、また、明日、逢えたら、いいね。


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