22日のさぬき市地方は、朝方はすっきりと晴れていたが、湿った空気の影響で概ね曇り、雨や雷雨となってきた。気温は23.7度から30度、湿度は78%から92%と蒸し暑い。風は1mの南西の風が少しばかり。まるで梅雨時に戻ったみたいだ。明日の23日のさぬき市地方は、前線や湿った空気の影響で概ね曇り、雨や雷雨となる所がある見込み。
102/54/78 36.1c-98%-62.6Kg 25.3c-84%-1013hPa 体調に変化はない。
今日は集落の「おっぞさん=お地蔵さん」の日である。これが本当にお地蔵さんなのかは誰も知らないし、何のためにやっているのかも知っている人はいなくなった。「前からやっている」とか「親がそうしていた」とかだけで、お掃除をして、お参りをしておひらきになる。
この集落の「出事(でごと)」は、この「おっぞさん」と、春秋の山の神さんの例祭と地神さんの例祭だが、そのいずれもを何のためにやるのかを知らないでやっている。「昔からやっている」「みんながそうしてやっていたから」とかで、意味もいわれも知らないでやっている。さも当たり前のことのようにしてやっている。
これが「お地蔵さん」なのかも知らないし、何のいわれがあるのかも知らないし、なんでやっているのかも疑問も持たずにやっている。「地蔵盆」と関係があるのかどうかも知っている人はいなくなった。
戦後は(戦前からやっていたのかも知れないが、今はもう、わからない)、ここにムシロを10枚も20枚も敷いて、大勢の子どもも集まってきてお菓子をもらって騒いでいたらしい。ということは、「地蔵盆」の流れを受けているのかも知れない。
10年ほど前までは、長老が「般若心経」なんぞをあげていたが、今の人は般若心経を知らない。というのも、この集落は全員が「浄土真宗」のご門徒ばかりだからである。私は一応、観光ガイドだから般若心経はすらすらと読めるが、しゃしゃり出て偉そうにするのもシャクだから黙って後ろで手を合わせるばかりである。で、掃除が終わり、合掌礼拝が終わればお開きになる。これはいったい、何のためにやってるんだろうか・・・と私はいつも意味を考えてしまうが、それさえもが意味がないということらしい。
「ねぇ~ねぇ~、ビデオちゃん、10時になったら「うしおじさん」ところへ連れて行ってよ~」と奥方が言う。通称"うしおじさん"で親しまれている「大山(おおやま)牧場」は、香川県さぬき市でジャージー牛を飼育している小さな牧場。乳製品をはじめ、無添加ソフトクリームやスイーツ、パンなどを販売しており、バーベキューやピザ・バター作り体験も可能!牧場ではジャージー牛の見学や、ヤギ・ロバなどの動物とふれあう事もできるので、小さなお子さま連れファミリードライブ旅のスポットとしても人気らしい。私の中学時代の親友で、毎日、牛小屋で遊んだものだったが、中学を出ると会うこともなくなって久しい。
あの大山くんが、こういうお店をやって繁盛していると聞いて、「彼ならやるなぁ・・」と納得したものだった。私は牛や馬などの「生き物」は苦手だったから落語家になろうとしたけれど、親父にこっぴどく叱られてサラリーマンになってしまった。
明日の23日、奥方と会社の仲間とでお食事会を計画していたらしい。だが、奥方のケガでお食事会は無理になったので中止になった。すると、会社の仲間が「お見舞い」に来てくれて、「スイーツ・ティーパーティ」になったらしい。そこで、ご飯の代わりとお土産用などにパンだのをどっさりと買い込むためだった。
「じゃあ~、お昼は味噌ラーメンが食べたいわ」と言うので、このラーメン屋さんにやってきた。私は脂っこいものやお肉はダメだから、こういうお店は得意ではないが、奥方の言うことには逆らえない。ここも入り口に横付けにして奥方をお店に入れる。
奥方がお勧めの「味噌ネギラーメン」790円である。「そのおネギはラーメンの下に入れないと硬くて食べにくいわよ」とかと奥方が「シャシャコを焼く=いらぬ世話をする」。麺も半茹でかなぁと思うほど硬く感じたけど、スープになじんだのかやわらかくなって食べやすくなった。
奥方は何でも「おいしい、おいしい」と食べる。ま、生野菜が載っていたから良しとしようか。
奥方は食べてさえいれば幸せらしい。で、相方がお金を支払ってくれたら、最高にしあわせだと仰る。ずいぶんと簡単な幸せではないか・・・。
今年の病歴年表を更新しておいた。今年は入院はしなかったし、大きな手術もなっかたので良しとしようではないか。
今日の掲示板はこれ。「きょうほめて あす悪く言う人の口 泣くも笑うも人の世の中」というもの。「今日ほめて 明日悪く言う人の口 泣くも笑うもうその世の中」という場合もあるが、一休さんのことばだとされている。今日は私のことを、「いい人、大好き。」とほめていても、明日になると、「あんた、そんな人だったの?大嫌い!」と悪く言う。人とはそういうものだ、ということである。あなた自身は昨日と今日で何が変わったわけではなくても、人の口はコロコロと変わるもの、あてにはならない。そんなあてにならない人の口にふりまわされて、「悪口を言われた。」とか、「こんなひどいこと言われるくらいなら死んだほうがましだ。」と言って自殺しようとする人があるが実におろかなことではないか。逆にほめられたからといって、有頂天になって舞い上がっているのも馬鹿なことだよ・・・と一休さんは言うているのである。
じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。