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Channel: まほろば自然博物館
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秋晴れに歴史を知らぬ曼珠沙華

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 18日のさぬき市地方は、湿った空気の影響で概ね曇り、昼前からは晴れてきたが、一部では雨の降る所があったらしい。気温は23.9度から29度、湿度は88%から70%、風は1mから4mの西南西の風が少しばかり。明日の19日のさぬき市地方は、高気圧に覆われて概ね晴れる見込み。

 

 105/62/79 36.1c-97%-62.8Kg 25.9c-77%-1015hPa 体調に変化はない。

 

 台風直撃だというので全部の雨戸を閉めて厳戒態勢で寝たが、なんともないままに朝になった。

 

 「さぁ、行くわよ」という奥方の声。「台風で船が出ないかも・・・」というのに、「ごちゃごちゃ言わないで逝くわよ」と言うので島の家に行くことになった。なんでも、8月分だかの電気代が2,000円台が倍の4,000台になっているので、電灯の消し忘れか、冷蔵庫があけっぱなしになっていないか確認に行くという。

 

 台風一過・・・というのか、さぬき市地方はすっかりと秋晴れ。だから、仕方なく出掛けることにした。それも午前9時過ぎの話である。お昼の高速艇は11:10分発。二時間しかないではないか。

 

 ぎりぎりセーフで、11時の高速艇に乗ることが出来た。今度、帰るのは12:50分のフェリーである。時間はそう多くはない。奥方はこわれたガラス戸の様子も確認したい様子。

 

 海上20分で丸亀港からしわく広島の江の浦港に着く。乗客はそれでも30人ほどが乗っている。島に停めてある軽トラも始動一発で動いてくれた。

 

 島の家ははやくも草まみれ。弟が除草剤を撒いたところは草がない。あれは七月に草刈りに来たのだったか。

 

 業者さんが割れたガラスなどをきれいに掃除してくれて、窓枠も外して片付けてあった。これから材料を調達して、工事はしばらくのちになるらしい。急遽、臨時に出たものだから、保存してあったラーメンを湯がいて食べることにした。そんなものしか島の家には置いてない。

 

 私は、お世話になった自治会長さんに、割れたガラスの処理や雨戸を閉めてくれた御礼に行って、来週の地神宮用の注連縄用の稲わらをお願いしたら、「そこのイノシシが荒らした田んぼのをあげるから・・・」と、まだ生えている生の稲を刈り取ってくれた。

 

 「あの~、去年の稲わらでいいんですが・・・」と言うても聞く耳をもたない。神様にお供えする注連縄は青刈りしたものがいいのだという昔からの信仰心らしい。でも、稲の穂がついたまんまの稲は困るのだけれど・・・。

 

 「そんなにたくさんは・・・」と言うても、「乾いたらどんだけにもならん」と言うてきかない。だから、生で、しかも台風の雨でじっとりと濡れたまんまの稲束をかついでフェリーに乗ったものだった。

 

 お昼のフェリーは、この12:50分。次は15時になる。それまでは待てない。あわただしく島に帰って、慌ただしく戻ってきたのである。

 

 今日は、私のブログ開設から6000日の記念すべき日だから、それなりの特集記事を用意していたのだけれど、今度の7000日までお預けである。ちなみに、6000日というのは、16年と6ヶ月になるらしい。よくまぁ、ここまで続いたものである。

 

 今日の掲示板はこれ。「与えられた場所に生きる意味を見つけない人は、どこに行っても満足はない」というもの。「やりたい仕事が見つからない」とか、「こんな仕事をやるためにこの会社に入ったんじゃない」とか、そういう声をよく聞くのだが、目の前にあるものをまず はきちんとやるべきで、「生きる意味」とか、「仕事の意味」とかは人に教えてもらうものではなく、自分で見つけるしかないのである。自分の置かれている環 境に対して文句ばっかり言っていたって、何も解決はしないし、自分の人格を下げるばかり。だから、今自分にやれることをやる。自分で居場所を作って、自分 で生きる意味を見つけるしかない。シンプルだけど、生きてくってそういうことの繰り返しなのだと思うばかりである。

 

じゃぁ、また、明日、逢えたら、いいね。

 


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