さぬき市地方は概ね晴れていたが、瀬戸内側では北よりの湿った空気の影響で雲が広がっている。明日の六日は高気圧に覆われて概ね晴れる見込みらしい。気温は20度から28度、湿度は88%から56%。風は1mから3mの北北西の風。
今日は山の家に戻る日なので、5時半から片付けモードに入る。洗濯物、風呂場、台所の生ゴミ、燃えるゴミ、空き缶などをそれぞれの場所にへ・・・。で、ご近所の人に居そうなところにお邪魔して、前のおうちの葬儀の場所や時間帯などを聞きに行った。
その後、江の浦港へ。8時半発の「しわく丸」に乗って帰宅する。
ここは今でも「硬券」。丸亀港は電子化されて軟券になっているが、島はこうした硬券が残っている。
ちょうど、そこへ通りかかったのが「海底ケーブル敷設船」の「すばる」である。昔は尾道海底線事務所というのがあったが、今は長崎港に「NTT WE(ワールドエンジニアリング・マリン」とかいう子会社になっているらしい。
ということで、8時35分に江の浦港を出港。丸亀港に向かう。
これは「太助灯籠」とよばれる「江戸講中」が寄進したこんぴら灯籠の一つ。多くが先の大戦で金属供出されて戦車や弾丸になったらしい・・・。
我が家の前のおうちのご主人の葬儀場に行ってご挨拶をして香典をお渡しして戻ってきた。今夜がお通夜、明日のお昼が葬儀だというのだが、今回はこれで勘弁していただく。
その後、あちらこちらの町を経由して?松空港脇をすりぬけて・・・香川町へ。
今日のお昼はここになった。「讃岐うどん空海房」というセルフのお店。ここは電話工事や電気工事の職人さんたちが多く集まっている。ということはおいしくて安いんだろうと思う。
で、数あるメニューの中から、「肉ぶっかけうどん小の冷や」を注文した。470円だった。少しばかり高いかなぁと思った。
山の家の我が家に戻ったのは12時ちょうどだった。それからはたまりに貯まっているメール処理やら郵便物の整理に追われた。メールもわずか四日間で600通を超えていた。削除する物、返信するもの、転送するもの・・・それぞれの処理を終わらせたら2時を過ぎている。あっという間の秋の日は暮れる。
今日の掲示板はこれ。「苦をまぬがれるには その苦を生かしていく道を学ぶことです」という蓬茨祖運師のことばである。生老病死の現実を前に、私たちはまさに無力と云うほか無い事柄にしばしば直面する。ところが現実を引き受ける機縁を得て、「闇の底が抜けた」。蓬茨祖運師は「苦しみをまぬがれるには、その苦しみを生かしていく道を学ぶこと」とも云われる。心の闇が照らされて、闇を闇と知らされる。苦は消せるものではなく、照らされ開かれるものだ。というのである。
じゃぁ、また、明日、逢えるといいね。