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Channel: まほろば自然博物館
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物忘れ 文字を忘れる 猛暑かな

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 今日も朝から蒸し暑い天気になって、あの梅雨が再びやってきたような息苦しさ・・・。立秋を過ぎてからのこんな天気もおかしいなぁと思ったりする。それが明日も明後日もなんだって。

 

 最近はお盆だってお正月だって似たようなもので、単なる「お休み」ということで、本来の意味なんぞわからなくなっているように思うし、それを考える必要もないような時代になったのかも・・・。

 

 お坊さんになるときに、教養課程だか教典解釈だかで勉強したと記憶をしているのだが、お盆のことを盂蘭盆(うらぼん)といい、正しくは梵語で「ウランバーナ」と訳し「倒懸」さかさまにつるされた苦しみという意味があり、このような苦しみを取りのぞく供養がお盆ということになるらしい。

 

 盆の由来は、お釈迦さまの十大弟子の一人である目蓮尊者(もくれんそんじゃ)が餓鬼道におちた亡母の苦しみを救った因縁によることが「盂蘭盆経」に示されている。

 

 ある時、目蓮尊者が亡き母の恩に報いたいと神通力をもってあの世を透視すると、こともあろうに愛する母は餓鬼道におちていた。生前の面影はなく、すっかりやせ衰えて骨と皮だけになって飢えに苦しんでいる。目蓮尊者は嘆き悲しみ、お釈迦さまに母を救う教えを願ったところ、「七月十五日には厳しい九十日間の修業をおえて清浄になった僧達が帰ってくる。そのお坊さんたちに百味の飲食(おんじき)を供えて供養しなさい。修行僧たちは、ご先祖様や餓鬼道で苦しんでいる者のために喜んで回向(供養)してくれるであろう。そうすれば、その功徳によって、お前の母や、餓鬼道で苦しむ者も含めて、きっと母を救うことが出来るだろう」と教えてくれた。目蓮はお釈迦さまの教えに従って行ってみると、不思議にもその功徳によって餓鬼道の苦しみから救われたと「盂蘭盆経」に示されている。その「ウランバーナ」に漢字を当てたのが、日本では盂蘭盆会になっている。

 

 で、今日のお昼はここになった。さぬき市志度にある「麺喰志度店」もセルフのお店であるが、プチセルフで、カウンターで注文して製品を受け取って会計を済ませて、食後には食器を返却口に返しておしまい。

 

 で、今日は珍しく「冷やしうどん小」で300円。黄色い物はミカン。時期的に缶詰か瓶詰めなんだろうね。ま、蒸し暑いときには冷たい物がおいしい・・・。

 

 次男は5時起きで帰って行ったし、三男は同窓会とかでお昼前に出かけて行った。入れ替わりに神戸からよしつぐさん家族三人がやってきたし、お昼からは娘家族もやってきた。

 

 で、今夜もこういう雰囲気の「盆礼宴会」となる。

 

 なぎちゃんが上手についでくれるので、みんなは飲んでばかりになってしまう。

 

 今回は20リットルを注文したが、今晩には空っぽになってしまいそう。また、明日には20リットルを注文しなければ・・・。でも生はマイルドだからついつい飲み過ぎてしまうようにも思う・・・。

 

  いよいよ、ロンドンオリンピックも閉会やね・・。みんな頑張って戦ったみたいやね。

 

 今日の掲示板はこれ。このことば通り。ご先祖様に感謝です。お盆に限らず、いつも感謝です。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


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