さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れていた。気温は8度から12度、湿度は61%から48%。今日も暖かなお正月になっている。風は3m程度の西北西の風が少し・・・。明日の3日は、はじめのうちは高気圧に覆われて晴れるけれど、気圧の谷が接近するため次第に雲が広がり、夕方からは雨の降る所がある見込みらしい。
我が家は「喪中」という訳でもないのだが、今年は誰も来ない。毎年の2日は「正月礼」ということで、親戚一同が集まって、飲み食いして世間話に興じたり、情報交換をする場だったのだが、今年は親戚筋も「気を遣って・・」からなのか、誰も来ない・・。
ま、母がいなくなったことで、親戚筋も大幅に減ったし、正月にはこれとこれとこれ・・・みたいな台本が用意されていたのだが、司令官の母がいなくなってからは大幅に手抜き工事になって、松飾りもなければおせち料理もおとそもない。普通の毎日と同じようなこと。
ま、お味噌汁はあって、お正月バージョン。これにあんパンと野菜ジュース・・・という、アンバランスな朝食になった。
それではあまりにもつまらない・・・ということで、初詣に行ってきた。ここは東かがわ市小砂(こざれ)にある「正眞講(しょうまこう)本部」、いわゆる「旧小砂説教所跡」。庄松(しょうま)同行の墓所である。
これが、「釈正眞:庄松さんの法名」のお墓とされているもの。ま、いわゆる「祈念碑」である。庄松さんは「石の下にはおらぬ」と云うたのだから、ここにいる筈はない。
これが、小砂説教所跡の内部。ご本尊は阿弥陀如来立像である。向かって左の余間に、庄松さんの言動を絵にしたお軸やら人形やらが安置してある。
これは妙好人庄松さんの肖像画。香川からはこの一人が選ばれている。
お昼は「木村食堂:けいこばぁいわく」での特製うどん正月版。テーブル上にあるものを適当に投げ込んだ 並べただけのもの・・。
「一年の計は元旦にあり」と、昔の人は云うたのだけれど、昨日は少しもそんなことを考えなかった。今年の計画としては、京都本山での研修や安居、住職僧侶研修会などに参加することがまずもって決まっている。それと「イギリス士官レキ研究会のまとめと研究成果報告会の開催」が第二テーマ。「夏休みの自由研究」のテーマはまだ未定。とりあえず、できることからコツコツと・・・。
さて、「初夢」だが、元日から2日にかけて、つまり昨夜に見たのが「初夢」だという説が多い。大晦日から元日という説もあるらしいが、そうとも限らないとか。昨夜の夢は、法要に呼ばれたのに経典を忘れてうろおぼえでお経を称えたら叱られた・・・という奇妙な夢。富士山もタカもナスビも出て来なかった。また、今夜の2日から3日に見ても初夢という説もあるので、今夜に期待してみてもいいか。
それにしても、最近は変な夢ばかりをみるようにはなった・・・。
今日の掲示板はこれ。「歩くから道になる 歩かなければ草が生える」という、相田みつをさんの言葉。昔はみんな野山を踏みしめて歩いたもの。人が歩くから道ができた。今でも田舎の登山道はそんなもの。人が歩かなくなれば、道は本の山にもどってしまう。それと同じように、歩かなければ、自分の前にある道に草が生えて、行き先が見えなくなってしまう。一歩一歩ずつでも足を前に進めなければ目的地は到達しない。
じゃぁ、また、明日、会えるといいね。