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Channel: まほろば自然博物館
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初詣 肩幅が狭く なってきた

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 さぬき市地方は、はじめは高気圧に覆われて概ね晴れていたが、気圧の谷や寒気の影響で午後は次第に雲が広がり、夕方からは雨や雪の降るみこみ。気温は4度から12度、湿度は80%から62%。風は1mから3mの北北西の風が少し。明日の5日は、気圧の谷や寒気の影響で、雲が広がりやすい見込みらしい。

 

 昨夜、大騒ぎした連中のみんなは朝食を食べ終わると早々に帰ってしまった。そこで、三男のたっくんと二人で、東讃岐の初詣で有名なお寺を回ってみることにした。単なる物見遊山で初詣ではない。

 

 まず最初に行ったのが与田寺。ここは厄除けで有名で、このあたりではかなり有名なお寺。山門前にあった「与水小学校」が廃校になって、広い駐車場になっていたのには驚いた。ここは初詣でもかなり有名なお寺だったが、今日は四日目ということでか、かなり人出は少なかった。

 

 昨年の今頃はもっと、車の数も人出の数も多かったように思うのだけれど・・・。

 

 少しアングルを変えると人影はぐんと少なくなる。ここも徳島県からの参拝客が多い。少し前までは、香川の人たちは徳島の薬王寺に厄除け祈願に行ったものだが、最近はそんな話も聞かなくなった。

 

 厄除けのために、自分の年の数だけの一円硬貨を投げ入れて、木のキネで、年の数だけ搗くといいのだそうだ。ちなみに厄除けの祈願料は、二千円・・・お札のみ。五千円・・・お札と一ヶ月間の祈祷。一万円・・・お札と三ヶ月間の祈祷。二万円・・・お札と一年間の祈祷。一ヶ月だけの厄除け祈願・・・と云われたら・・・二万円出すと思うかな・・・。

 

 この石段も、自分の役の数だけ、一円玉を一個ずつ置いて昇るらしい。だから、寺務所で、一円硬貨を販売しているとか・・・。50円分とか100円分だろうかな。33円分とか42円分というのはないような気がするけど。

 

 次に行ったのは、ここも厄除けで有名な「田の口薬師」と呼ばれる東照寺。ここも広い駐車場があって、比較的多い数の車が。

 

 ここは、本堂でお参りしてから住所氏名などを記帳して祈祷料5000円をお支払いしてお札を頂いて、地下の真っ暗な回廊を回ってくるというもの。ここも石臼に一円硬貨を年齢の数だけ入れてキネで年の数だけ搗く。中央あたりがその石臼の場所。

 

 毎年恒例の誕生日によるおみくじが100円。当然、毎年、同じような内容。誕生日ごとだから、そんなに性格が変わるわけでも運命が変化するわけでもない。ここは露店が二軒と少ないのが印象的だった。でも、人出はぐんと減ったなぁと感じた。

 

 私が現役時代、一月いっぱいは、このあたりは渋滞で車が動かなかったもの。露店だって数十店が軒を連ねていたのだが・・・。それだけ信仰心が薄れてきたのだし、遊びに行く方向性が多様化しているのだと思う。子供らだって、こんな場所に行くよか、ゲームで遊んでいた方が楽だし楽しいんだと思う・・・。時代の流れだなぁと思うことだった。

 

 東讃岐の初詣ポイントといえば、「白鳥(しろとり)神社」があるのだが、そこは今年はパスした。たぶん、四日ともなると、参詣人はぱらぱらなんだろうなぁと思って・・・。何かイベントがあれば人は集まるけれど、お正月も四日になれば・・・。

 

 午後からは、台所やリビングなどの大片付け・・・。宴会の後の大掃除みたいなことだった。お昼は・・・残飯整理・・・というと語弊があるが、残り物処理・・・。おそらく、夕食も、明日も明後日もそのようなものだと思う・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。「たとえどんなに辛くても 春を迎えぬ冬はない」というもの。同じような言葉に、「止まぬ風はない」、「あがらぬ雨はない」、「山よりでっかい獅子は出ぬ」、「明けない夜はない」、「来ない朝はない」などが思い出される。「秋が来ない夏はない」、「春が来ない冬はない」シリーズみたいなことだ。けれど、時計は逆回りはしないのだ。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


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