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Channel: まほろば自然博物館
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一つずつ 成果の見える 朝の霜

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 さぬき市地方は、高気圧に覆われて概ね晴れてはいたが、気圧の谷の影響でときおり雲が広がっていてはまた晴れるという繰り返しだった。気温は―1度から5度、湿度は81%から60%。風は1mから2mの北北東の風が少し。明日の15日は、気圧の谷や寒気の影響で雲が広がりやすい見込みらしい。

 

 南国四国にしては冷たい朝になった。迷犬ごん様の水桶はすっかりと凍ってしまって逆さにしても水滴も垂れなかったし、ロータス・ポンドの蓮池もガラス板のようになっていた。東日本や北海道の人からみれば、ちゃんちゃらおかしいのだろうけれども・・・。讃岐にしてみれば、これは「事件」なんだ・・・。

 

 で、今日も昨日に引き続いて、四国遍路の資料のスキャニング。本や資料をスキャナーというソフトで読み込んで、ワープロソフトの「ワード文書」に変換してしまう。スキャナーという、大げさな機械があるわけではなくて、単なるプリンターを使って文字情報として読み取って保管するもの。ソフトは、「読んでココ」というけったいな名前のソフト。アプリケーションだ。

 

 先日の七日の日に、さぬき市光化工事の業者さんが来たのだが、「家が大きすぎて時間切れになった」ということで、工事途中で帰ってしまったのだが、「ともかく配線工事だけでも・・・」ということで、宅内工事にやってきた。先日は、軒先だけの工事とか、配線ルートを決めるだけで終わったのだが、今日は配線工事を済ませた。

 

 白いほうが、光からメタルに変換する変換装置。黒い方がターミナル・アダプタ。これから、電話機やパソコンに配線される。これは電話系。テレビ系はテレビ系で接続されて、邸宅内の三カ所のテレビに接続された。リビングの壁掛けテレビのは、「BSアダプタ」が接続されて、BS放送チャンネルも増加した。

 

 云うてはなんだが、雨が降ると電話に雑音が入る。ネット接続が切れる・・・、ネットにつながらない・・・という田舎特有の電話障害に悩まされてきたが、ようやくに、それらから救済されるみたい。元社員だから・・という遠慮もあって、イライラするような電話を使ってきたのだが、別会社の光回線に切り替わって(個人的に変えたのではなくて、さぬき市の施策として変更された)、ようやくに「ほっ!」としたことだった。これで、完全に「元職場」とはお別れだな・・・と思った。

 

 ということで、奥方もお仕事に出かけたので、少し足を伸ばして、高松市三谷町にある、この「根っ子」というプチ・セルフ」のお店に入った。高松市仏生山街にある「仏生山法然寺」の二天門が焼けた・・・というのを、ここで見た新聞のニュースで知った。もったいない遺産が消えたなぁと思った。

 

 おお、久しぶりのしっぽくうどん。この盛り上がったような具材の多さはどうだ・・・。食べきれるのかなぁと思うほどだった。肝心のおうどんが見えないではないか・・・。

 

 ここは珍しく「おそば」があるらしい・・・。でも、私はおそばを食べる習慣がないし、あまり、おそばに馴染みがないので・・・・全く、おそばには興味がない。

 

 さて、今日は集落内にある「山の神さん」のおまつりだという。この「山の神さん」と、「地神(ぢじん)さん」は、年に二回ずつ、計四回の例祭がある。今年、第一回目の例祭であるが、昔のように「お太夫さん(神職さん)」も呼ばないし、祝詞もない。

 

 昔にはここに拝殿があったらしく、礎石も残っているが、今は集会場での「直会(なおらい)」だけになっている。

 

 で、ここに集まる人たちも年々歳々、少なくなってきて、今日はわずかに八人だけになってしまった。男性が四人に女性が四人。過疎と高齢化がひしひしと感じられるようになってきた。直会も、菓子パン二個とペットボトルのお茶一本。山の神に感謝するような事柄もなくなってきて、単なる座談会に終始する。

 

 少し前までは、山で薪(たきぎ)を採り、木を伐採して炭を焼いたり、マキを作ったり、山でワラビを取ったり、まつたけも採った。でも、すっかりと山には入ることもしなくなって、山は荒れ放題になって自然に戻ってしまっている。やがてには、この集落も自然の中に埋もれていってしまうのかもしれないなぁと思ったことだった・・・。

 

 ということで、今日も慌ただしく一日を終えたことだった。

 

 今日の掲示板はこれ。「けさ 目ざめたら まっさらの命 今日もキラキラ」というもの。誰の言葉かはわからない。私のブログの最後の言葉、「また、明日、会えるといいね」の続きのようなことば。「朝、眼が冷めたらガッツだね!」みたいなことば。明日の朝には、こんな気分になれたらいいね。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


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