さぬき市地方は気圧の谷の影響で雲が広がっていて、時たま、みぞれや雨になることもあった。気温は8度から10度、湿度は87%から66%。風は2mから5mの北北西の風がすこしばかり。明日の27日は、高気圧に覆われて概ね晴れる見込みらしい。
朝方は大雨だったようで、あたりはずぶ濡れ状態だったが、九時を過ぎると明るくなって来たので、散歩がてらのドライブに行ってきた。連日、パソコンばかりいじっていたのでは、オツムもメダマも指先も精神的にも・・・おかしくなってしまいそう・・・。どうにか、ガンダム号は動き出したのでお出かけをしてみたという訳。
ところが・・こんなお天気ではいい写真にはならない・・。太陽が出なければ画像はくすんだものになってしまう・・・。
あちらこちらと走り回ってみたけれど、これという植物や動物にも出会えない時期。文具店を見て回ったり、ホームセンターを覗いて見ても、これというものには出会えない・・・。電機屋さんに寄って、新型のパソコンとかテレビとか、プリンターを見ても・・いまいち、こころが動かない。
ものはついでだからと・・・少し早いお昼を食べる事にした。いつもの「笠堂や」というプチ・セルフのお店。さぬき市長尾という町にある。
で、例によって例の如くの「しっぽくうどん」で380円(だったような・・・)。ほっこりとしたところでカエルことにした。なんとなく、曇った日には気分も乗らないというものだ。
昼からはみぞれや雨になってきた。あたりが薄暗くなってきて・・・真冬だなぁと思うような天候に・・・。小学生の頃に、こんなくらい山道を通って帰ったことを思い出していた・・・。
雨は降る降る まほろばの丘(おか)に
凡夫休め(ぼんぶやすめ)の 雨がふる
雨は仏陀(ぶっだ)か 夜明けの光(ひかり)
それとも阿弥陀の お掬(すく)か
風はゆくゆく 苦悩を超えて
漏(も)れて救わぬ ぬしの舟
ええ 舟は大船(おおぶね) 櫓はお念仏(ねんぶつ)
声は住持の 心意気
雨は降る降る 気はうす曇る
僧はゆくゆく 苦がかすむ
あ、先日に教えて頂いた「冬来たりなば春遠からじ」の言葉。その意味は、「厳しい冬がくれば、春はすぐその隣、人生の厳しい冬もいつまでも続くわけではなく、希望に満ちた未来がすぐ後ろに控えている。」ということらしい。
イギリスの詩人シェリーの『西風の賦 (西風に寄せる歌) Ode to the west wind』の末句「If winter comes, can spring be far behind 」が語源由来だとか。「朝の来ない夜はない」の意味のことわざで、イギリスの17世紀のことわざ「夜明け前が一番暗い」や日本のことわざの「夜まさに明けなんとして益々暗し」にも通ずる所があるらしい。
「夜明け前が一番暗い」というのは、よく体感的に観じること。同じように「夜明け前が一番寒い」というのも、時期的には感じられること。
さて、云うと云わんと、明日からは一月の最終週。あっという間の一月だった。ま、あああああ・・・くらいは云うたかも知れない。さぬき市の「ピカラ・光化工事」で「光1ギガプラン」ということで、インターネットは高速化されたし、ノートPCは無線化された。さぬき市の「おへんろつかさ養成講座」も終了証書も頂いた。しわく広島での「英国士官レキ研究会」の活動方針も決まった。宿題もたくさんいただいた。53年ぶりの小学校の同窓会もあった。光化工事の後処理で、デスクトップPCのリカバリ処理で一週間が費やされたのも最近のこと・・・。
町のスーパーあたりでは、このようなものが見受けられる。来月三日が「節分」なのか・・。ということは、来月四日は「立春」ではないか・・・。まさに、「冬来たりなば、春遠からじ・・」だな。ま、そうは言うても、三月下旬の「お彼岸」までは寒いのだけれど・・・。
節分には少し早いのだけれど、今日の掲示板はこれ。お友達のお寺にあったもので、「福願う 心の裏に 鬼の顔」というもの。本夛恵『いのちのことば ―南御堂掲示板から。いろんなことばを並べては消し、並べては消ししたこのことば。いまさら、あれこれ云わなくともいいと思った。この言葉通りなのだから・・・。
じゃぁ、また、明日、会えるといいね