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Channel: まほろば自然博物館
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藤棚に 永い老後を 満たされる

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 さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れていた。気温は13度から26.7度。湿度は84%から46%。風は東北東の風が1mほどで。昨日は栗林公園でハルゼミが初鳴きしたし、今日は高松市西ハゼ町でシオカラトンボが観測されたという。平年より12日早く、昨年よりも11日早いのだという。今日のさぬき路は雲一つない「五月晴れ」。明日の3日は、引き続き高気圧に覆われて、概ね晴れる見込みらしい。

 

 朝の1時間コースの散歩が終わったら、ふと、思いついてホームセンターへ出掛けてみた。水道工事用のシーリング・テープが少なくなったので補充をしておこうと思ったし、メダカ用の水草も補充したかったし・・・。

 

 そのついでに、ボールペンも補充しておこうと思ったので、ここに寄った。

 

 歯医者さんに寄った訳ではなくて、「ミツワ」という文具屋さん。最近はパソコンで字を書いたり、論文やレポートを書くモノだから、あんまり文房具は使わないのだが、書きやすいボールペンがあれば・・・ということで寄ってみた。

 

 で、今日、買ったボールペンがこれ。PILOTの「アクロボール」と云う「なめらかボールペン」だ。上の丸いモノは水道工事用のシール・テープ。

 

 で、次に行ったのが高松市西植田町にある藤尾八幡神社。藤尾八幡神社は,古くは山田郡(高松市の東部および庵治町)の親神として崇敬されていた神社で,今も西植田地域の鎮守として厚い信仰を受けている。

 

 社伝によれば,僧行基(668〜749)によって養老年中(717〜724)に創建された。保元2年(1157)には神内城主・神内右近政成が再建し,神鏡を奉納した。 神社には,鎌倉時代と室町時代の和鏡2面(ともに市指定有形文化財/現在高松市歴史資料館に寄託のうえ展示)が伝えられており,社伝と少しばかり相違があるものの,神社の歴史の古さを物語っている。

 

 この藤棚は10年ほど前に造られたように思うが、すっかりと枝を伸ばして、幹も太くなってきた。花の色は薄紫と白色があるが、ここの藤は色が濃いようで桃色に見えている。このあたりはよく咲いている部分。

 

 今年はどことも藤の花の咲きようが遅いように思う。ここも多くがまだ咲き始めたばかり。山にある自然の藤はどことも大きく成長しているのだけれど。

 

 これは神社の脇にあった山藤(野藤)。

 

 そそ、今日は暦の上では「八十八夜」。立春から数えて88日目の、5月1日〜3日頃を八十八夜と云う。「夏も近づく八十八夜〜♪」の歌にもあるように、春から夏に移る節目の日とされている。霜もなく安定した気候で、農作物の種まきに最良の時期である。

 

 八十八夜は、立春から数えて88日目を云う。"八十八"という字を組み合わせると「米」という字になることから、この日は農業に従事する人にとっては特別重要な日とされてきた。また、昔から「夏も近づく八十八夜」や「八十八夜の別れ霜」などと言われ、八十八夜は霜のなくなる安定した気候の訪れる時期とされ、春から夏へ移る境目の日として重要視されてきた。八十八夜からは新茶の摘み取りが行われるらしい。

 

 一方、お遍路さんが回る「四国八十八ヶ所霊場」の八十八にも定説はないが、「三十五仏名札懺文」などの35仏と「観薬王薬上二菩薩」などの53仏とを合わせたものといわれ、また、88の煩悩を表したものともいう。それに、大師が唐から持ち帰った釈迦の八大霊塔の土で、その11倍の寺を建てたとか、色々な諸説があるが、これという定説はないらしい。

 

 今日の掲示板はこれ。「よく解っている人は 難しいことを易しく話す」という「荒了寛」さんの言葉から。会社の会議でも、お坊さんのご法話でも感じることだけれど、簡単なことをことらさ難しい言い回しや難解なカタカナ語やたとえ話で説明する人がいるが、どうにもこうにもならない場合が多い。反面、管理職や勉強している先輩は、難しいことを短時間にさらりと云ってのけて、それで私らのこころを揺り動かせてくる。新しいことや難しいことを相手に理解して欲しい時は、とくに簡単に説明して、何度も確認して時間をかけて…大切なことほどやさしく話したいものである。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


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