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Channel: まほろば自然博物館
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やまつつじ 弥陀の救いの そのままに

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 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていたが、我が家の上空は薄曇りのまんまだった。気温は8度から20度、湿度は82%から38%。風は2mから5mの北北西の風が少し。明日の7日は、引き続き高気圧に覆われて、概ね晴れる見込らしい。

 

 昨日、午後にみんなお客さんが帰ってしまうと、けいこばぁも引き籠もって洋裁を始めたし、迷犬ごんも拍子抜けしたようで犬小屋にこもって寝てしまった。私も猛烈な眠気に襲われて、食事もせずに風呂にも入らずに寝てしまった。それでも朝の6時半までぐっすりと寝てしまっていた。飲み過ぎだと奥方は云うが、気疲れしたのかもしれなかった・・・。

 

 さて、奥方は恒例の「火曜日勤務」に出掛けて行った。9時から翌日の9時までのお泊まり勤務。やれやれ・・・と云うことで私もお出かけ・・・。ホームセンター屋島店と志度店をのぞいてきた。メダカの餌や睡蓮の肥料、夜の二次会用のおつまみに焼酎・・・。

 

 その間に見掛けたお寺によって「伝道掲示板」がないかチェックして回る。最近は「荒了寛さん」ばかりになっているので、新鮮なものがないかなぁ・・・と探すのだけれど、案外と掲示板があるお寺さんは少ない。

 

 午後からは四国霊場88番札所の「大窪寺」前に行ってきた。この時期、この門前の山には「しゃくなげ」が咲いている。今年は少し開花が遅れた様子。

 

 このように15ヘクタールの山の中に2000本のシャクナゲが植わっているらしい。管理をしているのは「八十八庵:やそばあん」というお土産屋さん兼うどん屋さん。ここを見学するには「入園券」が必要。ここを見学するのは無料なんだが、お店で買い物をするかおうどんを食べてから。

 

 で、こういう看板がある。

 

 というのも、傍若無人にお店にも立ち寄らずに、しゃくなげやあじさいだけを眺めてさわいで立ち去るこころない人がいるため。お抹茶席は500円。

 

 このシャクナゲが終わったら誰も山には近づかないが、やがて6月になってあじさいが開花するようになると、また、山はにぎやかになる。6月の中旬から下旬頃かな。

 

 山の野藤、山藤が元気だった。

 

 私も午後になったら元気になった。元気にはなったが、オツムの回転はまだまだ回りが遅い。目のかすみのせいか寝過ぎたためか頭がぼんやりとしたまんま。連休の後遺症かもしれない。

 

 山の新緑がきれいになった。朝方は肌寒いなぁとセーターを羽織ったが、午後からは気温が上昇してきて暖かく(?)なってきたが、まだまだ「暑い」という気温にまではならなかった。

 

 今日の掲示板はこれ。東かがわ市にある「正行寺」さんの門前にあったもの。「人のわろきことはよくよくみゆるなり わが身のわろきことはおぼえざるものなり」という本願寺第八世蓮如上人のお言葉である。ともすれば、私たちは他の人に打ち勝ってはよろこび、人には良く見て欲しいと願い、私欲を好むもの。そんな私の姿を鏡のように写してくださるのが仏法であり、その私をその身そのまま救いとってくださるのが、「南無阿弥陀仏」のご本願のおすくいなのであると云うている。

  

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。 


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