さぬき市地方は気圧の谷や湿った空気の影響で雲が広がっている一日になった。雨が降ることはなかった。気温は20度から27度、湿度は90%から48%。風は1mから2mの南南西の風が少し。明日の24日も気圧の谷や上空の寒気の影響で雲が広がりやすい見込みらしい。
今日は月曜日ということで、事務処理を何件か。県立病院の予約診察日の変更とか国民保険の限度額適用申請とかもろもろ・・。最近の役所は「クールビズ」のせいかカジュアルな服装で、これまでの役所とは打って変わってフリーな服装になっている。
その途中で聞いていたラジオから「アリの通販業者」という話があった。日本ではここだけらしいが、アリの家族を売っているらしい。女王アリと働きアリ五匹前後で一万数千円もするんだそうで、これで生活ができているんだと・・・。高いものだと数万円もする。アリがペットになっているらしい・・・が、アリえない話でない。
アリならばどこにでもいると思うが、女王アリを見つけるのがなぁ・・。ま、私は睡蓮とメダカで充分。アリを飼ってみたいとは思わない。
それにアリのエサやりも大変らしい。同じ物ばかりだと飽きてきて食べなくなって死んでしまうそうで、野菜や果物や小昆虫などと雑食性なんだそうだ。角砂糖だけではダメだそうだ。
我が家の緑のカーテンのゴーヤーの背も伸びて、黄色い花が数輪咲いている。
さて、先週、ドクターに「糖尿病の値が上がっている」と云われたので、清酒や米飯を減らして、昼はそうめんやラーメンやうどんにしているが、効果があるもんだろうか。
夏はあっさりさっぱりがいいとは思うが、それだけではパワーが出そうにない。
午後からはまたもデスク・ワーク。四国遍路の電子化作業。相変わらず、「四国遍路の思想」という項目の中でも、「職業遍路」と「病気遍路」に眼が向いてしまう。今日は、それプラス「御利益」というお話。
「目からウロコが落ちる」というのはイエスの奇跡の一つであるのは有名。イエスがその弟子アナニアを遣わして、かつてユダヤ人を迫害した盲目のサウロの目を開かせたという奇跡を起こした。「するとたちどころに、サウロの目から、うろこのようなものが落ちて、元どおり見えるようになった」(「使徒行伝」第九草)。サウロとはパウロのことである。合理的な宗教と考えられがちなキリスト教ですら奇跡は山ほどある。いわばご利益や奇跡は宗教にはつきものらしい。
そういえば、法然上人も舟を動かす「櫂:かい」で砂浜を掘ったら清水が湧いたとか、杖で岩をどかすと清水が吹き出たとか言うし、親鸞聖人も「国府の片葉の葦あし」・「田上の繋ぎ榧がや」・「小島の八房梅と珠数掛け桜」・「保田の三度栗」・「鳥屋野の逆さ竹」・「川越波切の名号」など多くの不思議な話が残されている。
我が家でも今朝、梅を塩漬けにした。青いものもあったが、熟してきたものが多くなったので漬けることにした。あれだけの量で20Kgというのは意外だった。もっと、あるかなぁと思ったのだけれど。
今日の掲示板はこれ。「またひとつしくじった しくじるたびに目があいて 世の中少し広くなる」という榎本栄一さんの言葉から。仕事で失敗したことは、とり返しのつかない嫌な気分に陥るもの。しかし、そのことによって自分というものが照らされ、気づかされて、自分中心の狭い世界が破られてゆくならば、この失敗でこんなことが教えられ、学ぶことができ、却って人生の味わいが深まり、世界が広くなったと気づかされて、そこに少しだけ広がった世界が見えてくる。
じゃぁ、また、明日、会えるといいね。